春雨まめこ様からいただきました!
春雨まめこ様からのコメント>
ツナさんと吉宗を一緒にいさせてあげたい!
一緒に居て良かったっと思える時、をコンセプトにしています。
一緒に居て良かったっと思える時とはどんな時かなっと私なり考えた結果、出てきたのが、「会った時に今まであったことを話す吉宗」でした。家のこと、初代のこと、等など。
争奪戦も出てきましたが(笑)争奪戦は吉宗がもうちょっと大きくなった時ですかね。
噴出しに台詞がないのは、見た方が思ったことを当てはめて欲しいと思いまして。皆様のご想像にお任せしますということで(笑)
初代がいないのは・・・多分、セコーンドさん辺りか守護者の皆様辺りが捕まえたんだと思います(笑)「せっかく会えたんだから二人にしてあげろ」みたいな。
「え、俺も会ってないから一緒に居たいんですけど」と初代言ってそうです。
吉宗が初代のこと話している時はくしゃみしてそうですね。うん、微笑ましい(笑)
最終的には逃げ切って二人のもとに来ますがね。で、ちょっと不機嫌になる吉宗(笑)
ツナさんの格好は、初代と最初に会った時のものです。
柄が撫子にみえたら凄いです(笑)
今思うと、浴衣だった気が...(滝汗)ごめんね、ツナさん。
3からの御礼>
春雨まめこ様、すばらしいイラストをどうもありがとうございます。
うわあぁぁあぁぁぁつなくん本当可愛い吉宗可愛いはあはあ……と小一時間ほどファイルを開いたり閉じたりして悶えてました(可愛すぎて長時間直視はできませんでした)
舌っ足らずに一生懸命お話しする子供はすばらしくかわいらしいと思います。もえもえします。それで外見がちっちゃい初代だと思うともうだめです。そんな子がつなくんと喋っていると言うだけで内臓が出そうになります。
初代と周りのみんなが一生懸命育ててくれたので、吉宗はきっととっても良い子だと思うのですよ。その子が、みんなの話を、ずっと会いたかったつなママンにしてあげるんですね!再会はタイミング的に未来編あたりなので、基地突入前夜とかに「ママがんばって!」とかも言っちゃってるんでしょうかね!うわあやばいかわいい!
返礼にささやかですが駄文を書きました。いろいろとどうしようもないものになりましたが、よろしければお納めください。
*
膝にずっしりとかかる重さと、布越しに伝わる熱に、ツナは思わずにやけてしまった。胸を締め付けるのは申し訳なさとそれを上回る再会の喜び。もうどうにかなってしまいそうだ。
吉宗と自ら名付けたこの子供は、最後に会ったときよりもずいぶんと大きくなっていた。だがそれでも大人の姿ではない。すでにひと一人分の生涯を終えているはずなのに。そのことを問うと、ジョットはすまなそうに、吉宗は病で夭折したのだと言った。
「身体が弱く、天寿を全うすることはできなかった。これくらいの頃はまだそれなりに動き回れもしたが、成長するにつれて……だが、最期はそう苦しむことなく逝った」
それがせめてもの救いだ。ぽつりと付け足されたその一言を聞いて、ツナはずるずると座り込んでしまった。
吉宗の身体が弱かった理由なんて、奇妙な生まれ方をしたせい以外にない。しかし二人ともツナを責めたりはしなかった。それどころか、ジョットは膝をついてツナを抱き上げてくれたし、吉宗に至っては、豪奢な椅子に座らされたツナの膝の上を陣取って降りようとしない。
「貴女があまり気にすることではない」
「でも……こんなに小さいのに……」
「うん?ああ、この姿のことか。これは必ずしも死んだときの姿ではないんだ、好きな姿をとれる」
言いながらジョットがぱちりと指を鳴らすと、ツナの服装は、いつものジーンズにパーカーというものから、一瞬でいつか着ていた和服にかわっていた。驚きに目を丸くするツナに、床に伏せって闘病してばかりだった少年期よりも、まだ無邪気に動き回れていたこの頃の方が、吉宗にとってはいいのだろうと続けてジョットは笑った。
「ママンにも甘えられることだしな」
にやにや笑って金色の髪を撫でると、吉宗も頷いた。
「うん。ママだいすき!」
きゅう、と小さな手で布地を握りしめ、腹のあたりに顔を埋める幼子に、ツナはもうめろめろだ。もともと子供は嫌いではない。それがおとなしくて、賢くて、けなげで、可愛くて、一生懸命で、そして一緒にいたいとあれだけ願った子供なのだからなおさらだ。
「オレも大好きだよ。会えて、嬉しい……」
「吉宗だけか?」
「えー?あはは、ジョットさんにも会いたかったですよ。もちろん」
「ママ、あのね、あのね、」
父親へ向いた大好きな母の関心を取り戻そうと、ツナの夏着物の袖を引いて、吉宗はつたない言葉で懸命に語りかける。
「ぼくいいこにしてたよ!」
良い子にしていればいつかママに会えると、ママが願いを叶えてくれると、そうジョットが言ったからだという。だからどんなに遊びたくとも熱のあるときは我慢したし、やみくもにものをねだったりもしなかったし、ちゃんと父親の言うことも聞いたのだと。
いたいけな頬を真っ赤に紅潮させて、ほめてほめてとねだる子供に、ツナもジョットも相好を崩さずにはいられなかった。ツナは吉宗の小さな身体を、そしてジョットはそのツナごとぎゅうぎゅう抱きしめる。端から見ればどうしようもない体勢だったが、本人たちはいたって真剣だ。
ここはリングの力が作り出した世界だ、時代という障碍こそなくなったものの、そう頻繁には来られはしないだろう。それをわかっているから、なおさら皆はなれない。
「そっか、偉かったね。吉宗のお願いってなに?」
ツナの問いに、吉宗は驚くべきことを言った。
「えーっとね、パパはあっちに行ってて!」
「なっ……!」
「パパにはないしょ!」
天国と地獄。愛息の一言に愕然とした表情をしたジョットは、がっくり肩を落としいかにも未練たらたらといった風情で、それでも部屋を出て行こうとする。その姿はあんまり哀れで情けなくて、ツナはせめてもと、吉宗を反転させてジョットの方を向かせ、手首を握ってばいばいの動作をさせた。
音を立てて閉じたドアの向こうから「テメェ、プリーモ、どこいってやがった!」と、追い打ちをかけるかのようなセコーンドの声がする。これでジョットは当面帰ってこられないだろう。ツナは吉宗を抱く腕に力を込め、それで?と願い事の先を促した。
「吉宗のお願い、オレに教えて?」
「うん、あのね、 」
首を懸命にそらして、きらきらした目でツナを見上げながら、吉宗は言う。そのささやかでかわいらしい願いを叶えるために、ツナはそうっと目を閉じた。
それはどこからどう見ても、あれだけツナが望んだ、幸せな親子の姿そのものだった。