1201−1250

俺の願いはひとつだけ。ただ、ずっと、貴女に――
ああ、苦しいくらいに。わたしはあなたが好きなのでした。
私はあの時、貴方に救われてからずっとずっと、恋をしていた。
あなたなんかいなくったって平気なんだから。本当なんだから。
わたしは帰るわ。あなたの元に、いつかきっと。だからその時は、

君を誰かに渡すくらいなら、そうだね、僕は世界を破綻させるよ。
そうじゃなくてね、少し休憩しませんかって、要するにそう云うことで。
ねぇねぇ、意味がないのなら理由がないのなら、全部わたしに頂戴な。
ひたに過ぎゆく時間が疎ましくてこの吐息さえも止まってしまえばいいと思った。
僕の原動力は総じて君に対する恋心です。

だって、だって、だって、怖いのよ! ひとりで、いくのは、厭なの!
気紛れは自分を害するものなのですよ、お気をつけて。
わたしはあなたの踊り子になりましょう。きれいに、かわいらしく、踊ります。
切り札はとっておかなくちゃ。だって大切なんだもの、誰にも渡せないわ。
歌い上げてゆく声は刃のようで。嗚呼、私はきっと刻まれてしまったのだ。

思考を忘却してしまえばそうすればきっときっと幸福に。
泥沼に嵌って歩けない、わけじゃない。のに。
ボクは。純粋にあなたに、狂う。
大丈夫。ずっとずっと、傍にいてあげるから、ね?
何で? どうして愛おしいと思ったらいけないの? 誰が決めたの?

大嘘つきと、詰る言葉こそが嘘だとしたら?
誰も彼もが喪失してゆく世界の中で、僕は、けたたましく笑い声を、立てた。
君たちの前から僕がいなくなったとして、誰がそんなことに気づいてくれるんだい?
引き留めてくれたのは、貴方のやさしすぎる声でした。まなざし、でした。
例えば狂える程に君が好きだとしても、君は僕を振り向かない。

今度は俺がアンタを守る番だろう?
鏡に映したワケじゃない。別々じゃないと生きられない。
あぁ、だって僕達は。こんなにも好きな人がいるってのに。
せめて僕が君を愛していたと云う事実だけでも、世界に滲みて遺せたら。
心からの言葉を紡ごう。君が、好きです。

ふわり。感じた、君の温度。
あなたばかりを見ていました。ただ、あなたを。
流れてゆく涙さえ、僕には愛おしすぎるから。
君は僕の傍を吹き抜けてゆく、優しすぎる風だから。
喰らいあって朽ちる、ウロボロスのように。

君の存在で、僕の全てに傷をつけて。君と僕との証にして。
君がいない。それだけで、僕の世界は崩れて意味を見失う。
僕らは今日から二人きり。ねぇ、どうぞ、なかよくしてね?
君がいる毎日の方が、たった一日の特別よりもずっと大切だ。
ゆるゆると飲み込まれるように、君は僕を侵してゆくね。

おはよう、愛し君。今日も目覚めてくれてありがとう。
僕は君のためならば、どれだけ愚かしくあっても構わない。
麗しき傀儡、素晴らしきビスクドール。ずっと飾っていてあげる。
だって、全部嘘じゃないと哀しくなるのは僕なんだもの。
幾重にも手繰り寄せて、けれどいつかは誰かに繋がってしまうのでしょう。

せめてお前だけは俺を必要としてくれるんだって、(例え駒でも。
お前なんてもう要らない。 ――あっさりと、呟けた。
それはまるで、偽贖罪。
むげんほうよう。抱きしめ方なんて、知らない。
崩心惨憺。カレイドスコープ。

bacK