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愛しているよ、愛しているんだよ。だから、どうしようもなく君が憎い。
私を愛した男はね、皆狂って死んでいくのよ。
何かもうそう云った細かいことはどうでもいいからさぁ、抱きしめていい?
ねぇちょっと指さして笑ってもいいかな、何か馬鹿みたいなこと云ってる人がいるよ?
一度くらいはあったんだよ。人を、好きになったこと。愛したいって、思ったこと。

平和だっていいじゃない。それが一番幸せだって、気づいたときには遅いんだよ。
もう飽き飽きなんだよね、世の中って奴に。君はそう思わないの?
何度でも何度だって大丈夫助けてあげる愛してあげるそれが償いなんだからねぇだから、
私、まだ生きていてもいいの? ――愚かしいこと訊くんじゃねえよ。
アンタってどうしてそんな馬鹿なんだろうね? あたし、またひとりぼっちじゃない。

嘘でもいいや。君にほんの一時でも愛されたなら、僕は多分幸せだ。
本当は何もかもをかなぐり捨てて君を抱きしめてあげたかったんだ。
生まれながらに底辺だったら、何してでも這い上がるしかねえだろうがよ。
死にたくないなら奪うしかないでしょ? わたし、そうして生きてきたのよ?
私は私を貫く為に、私を殺して死んでいくの。えぇ、とっても、愚かしいわよ?

君は一度と云わず何度か死んでくれた方がいいよ、私の為に。
お願いだから何か云ってよ! ひとりにしないでよ! そう云うのって恩着せがましくって厭なの!
貴方が触れてくれた抱きしめてくれた愛してくれた。それだけが私の人生の幸福でした。
我が儘で構わない。俺は俺の大切なお前だけを大切にしていくから。
何気なくてもいいから笑わせたくなるの。貴方の笑顔が嬉しいんだもの。

届かなくてもいいから伝えておきたいなんて、エゴだってわかってたけど。
だって誰よりも憎んだのは自分自身。なのに俺一人が生きているなんて。
例えばこの至近距離で愛を投げつけたら、貴方はどれだけもんどり打ってくれる?
雪が溶け方を忘れてしまっても、僕は君のぬくもりで溶解するんだね。
だって俺はアンタに愛されたことがないんだぜ? なのにどうして愛さなきゃならない。

僕もいつかあなたのようにあなたのことを忘れ去ってみせましょう。
そこまで云うなら誓ってみろや。俺を一生愛し抜けるって。
答えは否。知っているわ、知っていたわ、知り尽くしていたの。でも諦められなかった。
まあまあなんていいご身分。わたしにこんなおもいをさせるだなんて!
だったら私を愛してよ。他の誰も愛さないでよ。

いつ弾けるかもわからないような関係性? いいじゃん楽しそう!
綿雪の世界にふたりきりで取り残されてしまいたいとさえ思ってしまって。
僕のことが可哀想だと嘆いてくれる、寧ろ貴方こそ悲劇に見舞われているだろうに。
出逢えることなどなかった君は、僕の夢の中で限りなく優しい笑みをして。
優しくて、儚いヴェールの向こうの壊れ夢。触れることなんて、叶わない。

触れたいと願ったからすり抜けた。傍にいたいと思ったから、だから、
いつもいつでもそうやって、逃げ口上ばかりが達者なのね。
僕の言葉は君に届かない。君の気持ちは僕には届けない。
もう君しかいないんだ君だけしかいらないんだ。愛してる、愛している。
誰のことも想ってなんていませんよ想っても意味なんてないもの、ほら強がり。

残念、時間切れ、もう我慢できません。そう云うわけで、イタダキマス。
この烙印は懺悔の証し。貴方の罪を深く深く、私の体に刻んだ記し。
あなたの存在があの人の重荷なんです。それくらい自覚してください。
君のことが欲しいので僕にください。何百何千、どれだけ云えばいいのかな。
だってわたしたち、こたえをしってしまったら、もどれないんだもの。

いざとなったらわたしのことを殺してね。あなたなら構わないの。
ああ、上手く聞こえないのだけれど。多分その言葉は、とても嬉しい。
直情的な口説き文句で堕ちてくれるなら、幾らでもぶつけましょうよ。
もしも手が届いてしまったのなら、引きずり下ろすの? 抱きしめるの?
ひかり、ひらり。 ひらりと、ひかり。

bacK