ある終焉に捧ぐ 20title

01:知らされたのは絶望の通告
02:残余時間。
03:君に告げるべき真実は
04:例え君が泣いたとしても。
05:やがて来る別れ
06:嘘を吐いた君。そして泣いた君。
07:終りなき時を願い願いて
08:薬指に口づけて。君が消えてしまわぬように。
09:君を悲しませないために。
10:笑えばいいさ、本当は生きたかったんだもの。
11:余命幾許ならば願いましょう。君に会いたい。
12:最期アナタにと思い儚く。唇には死化粧。
13:ありがとう、ごめんなさい。
14:最期に君に会いたかった。
15:君のための一日
16:冷えていくの。内側から外側から。
17:そのまま手を繋いで離さないで。ずっと死ぬまで。
18:薄れ行く意識下で、最後に見たのは君のオト。
19:おやすみなさい。いい夢を
20:ねぇ、最後に何て云ったの――?

人はどうして終わるんだろう、何故終わってしまうんだろうと。
考えても答えの出ない問答が妙な形になりました。
bacK