01:58 (GMurai) ・プリプレイ 01:58 (GMurai)  行動値順に自己紹介どうぞ 01:58 (_16_mugi)   01:59 (_16_mugi)  名前:ムギ 01:59 (_16_mugi)  性別:女 年齢:16 01:59 (_16_mugi)  身長:80cm 体重:秘密 01:59 (_16_mugi) 【種族】:フィルボル 01:59 (_16_mugi)  黒髪ショートカットの少女。 01:59 (_16_mugi)  元気が取り柄で、どこまでも一直線に突っ走る性格をしている。 01:59 (_16_mugi)  しかしその性格ゆえか危険に合う事も多く、失敗も何度もしている。 01:59 (_16_mugi)  だがそれにヘコたれる事もなく彼女は自分の道を行く。 01:59 (_16_mugi) 「これが僕のやりたいことだから。だから僕は諦めないんだよ!」 01:59 (_16_mugi) 「見せてあげる。僕の魔法を! 僕の力ってやつをね!」 01:59 (_16_mugi) 「そ、そうかー。人助けのためだもんねー。人のためなら仕方ないよねー」(報酬額を見つつ) 01:59 (_16_mugi)  ただし、金には弱い。 01:59 (_16_mugi) http://www.usamimi.info/~mihailjp/cgi-bin/chars/list2.cgi?id=341&mode=show 01:59 (_16_mugi)  暇な時、お昼から夕方にまでかけて湖で泳ぐのが最近お気に入りの遊び 01:59 (_16_mugi) PLは可愛いもの好きのリズ 01:59 (_16_mugi) どうぞよろしくお願いしまーす 01:59 (_16_mugi) 以上 01:59 (_16_mugi)   01:59 (_15_Wind) ウィンド 02:00 (_15_Wind) 詳細は設定参照 02:00 (_15_Wind) 復讐の為に力を求めていたが、偶然が重なり続けて妖精郷にたどり着く 02:00 (_15_Wind) まるで運命に導かれるかのように 02:01 (_15_Wind) 復讐の為だけに生きているために、冷たそうな印象を持つが本当はただの生意気な子供 02:01 (_15_Wind) その子供…”少年”がした契約で彼は復讐を達成できるのだろうか? 02:02 (_15_Wind) http://www.usamimi.info/~mihailjp/cgi-bin/chars/list2.cgi?id=342&mode=show 02:02 (_15_Wind) PLはY.Kです。 RP好き好き症候群に発症中です。( 02:02 (_15_Wind) よろしくお願いします〜。 02:02 (_15_Wind)   02:02 (_15_Wind)   02:03 (_13_Feb) キサラギ・ナガト CL5 メイジ/サモナー 15歳くらい 02:03 (_13_Feb) 両親とともに東方からやってきた自称「絵描き」の兎族の少女で 02:03 (_13_Feb) いつも大きな山猫「ぴゅあー」を連れている 02:03 (_13_Feb) マントをキャンバスに、心に留まった風景を描くが 02:03 (_13_Feb) 技術がまったく追いついていないw 02:03 (_13_Feb) 「ムギさん、おひさしぶりです。素敵なお宝は見つかりました?」 02:03 (_13_Feb) http://www.usamimi.info/~mihailjp/cgi-bin/chars/list2.cgi?id=208&mode=show 02:03 (_13_Feb) PLは連投の蒼(cyan)ですw、よろしくお願いします。 02:03 (_13_Feb)   02:03 (_13_Feb)   02:03 (_07_Will) 名前:ウィル  種族:ヒューリン 性別:女  年齢:16歳 02:03 (_07_Will) CL8 アコライト/フォーキャスター 02:03 (_07_Will) ヒューリンの母親とエクスマキナの父親の間に生まれたハーフブラッドの少女。 02:03 (_07_Will) 色白で、青い髪に蒼い目、外見は美少女。そしてドラム缶に入ってる( 02:03 (_07_Will) 特注のドラム缶型の鎧を纏い日々生活中。 02:03 (_07_Will) ずっとドラム缶の中に居るせいか、素顔を見られると照れる。 02:04 (_07_Will) http://www.usamimi.info/~mihailjp/cgi-bin/chars/list2.cgi?id=364&mode=show 02:04 (_07_Will) PLはもふもふ大好きならいむらいとです。よろしくお願いします 02:04 (_07_Will)   02:04 (_07_Will)   02:04 (_05_Kuna) 名前:クナ 種族:エルダナーン 02:04 (_05_Kuna) メイジ/ウォーリア CL:4 02:04 (_05_Kuna) 性別:女性 年齢:17 02:04 (_05_Kuna) 身長:168cm 髪色:金 目の色:緑 02:04 (_05_Kuna) 魔術師の家系に育ち、魔術師として育てられた 02:04 (_05_Kuna) はずなんだが、何故か前線に立つメイジ。 02:04 (_05_Kuna) 目指せ魔法剣士とか言いながら茨の道を突き進む。 02:04 (_05_Kuna) あとベジタリアン、超野菜を食う。ピンチになってもとりあえず野菜を食う。 02:04 (_05_Kuna) ていうか食わないと手が震えて冒険できない。 02:04 (_05_Kuna) 冒険者としてどうなのだろうか… 02:04 (_05_Kuna) 妖精郷へは伝説の野菜を求めてやってきた。  02:04 (_05_Kuna) 「(パリポリパリポリパリポリ)」 02:04 (_05_Kuna) http://www.usamimi.info/~mihailjp/cgi-bin/chars/list2.cgi?id=390&mode=show 02:04 (_05_Kuna) PLは初心者ジョニーでおおくりします 02:05 (_05_Kuna) 02:05 (_05_Kuna) 02:05 (GMurai)   02:05 (GMurai) GMはネタ考えるのが楽しすぎるぜーなウライです 02:05 (GMurai)   02:06 (GMurai) ・スキル宣言、買い物など なければなし 02:06 (_07_Will) なしです。 02:06 (_16_mugi) レビテートローブで常時浮遊 02:06 (_05_Kuna) なしですー 02:07 (_16_mugi) そして肉のお弁当を買う!(前もって宣言だけ 02:07 (_13_Feb) ファファミリアーで達成値を上げる能力を【幸運】にします 02:08 (GMurai) おkですかね 02:09 (GMurai)   02:09 (GMurai) オープニング 02:09 (GMurai)  冒険者たちは妖精郷を目指していた。 02:09 (GMurai)  財宝を手に入れるため、謎を解き明かすため、もしくは行方不明の少女を探すために。 02:09 (GMurai)  それぞれ自分自身の目的を持ちつつも、共通の場所、妖精郷を目指して彼らは歩いていた。 02:10 (GMurai)  「おかえり。私の可愛い――」 02:10 (GMurai)   02:10 (GMurai) ミドル1 02:10 (GMurai)  さて、ウィルとムギの寝てる部屋にシーンを持ってこよう。 02:10 (_16_mugi) ウィルに抱きついてるよ! 02:11 (GMurai)  まあ、お昼寝中かな。 02:11 (GMurai)  さて、ムギ。君は夢を見ている。 02:11 (GMurai)  夢を見ているということに気付いている夢だ。 02:11 (GMurai)  それは、遠い昔の事だとムギは気づく。夢の中なのに意識はあるよ。 02:11 (GMurai)  遠い昔。ムギの視界はさまざまなイロだった。 02:12 (GMurai)  イロで覆われた世界、でもそれは、突如として破られる。 02:12 (GMurai)  幼い少女が走っている。 02:13 (GMurai)  幼い少女が、何かから逃げるように走っている。 02:13 (GMurai)  そして少女は、穴に落ちる――。 02:14 (GMurai) ムギ、目を覚ましていいよ。 02:14 (_16_mugi) 「――――っっ!!」 ばっと起き上がる 02:14 (GMurai) ウィルはまだ寝てるね。 02:14 (_16_mugi) ムギは全身汗塗れた 02:14 (_16_mugi) 汗まみれ 02:14 (GMurai) 外からは爽やかな風が吹いている。 02:14 (_16_mugi) はぁはぁと呼吸は荒い 02:15 (_16_mugi) 「……夢?」 02:15 (_16_mugi) 「……違う。あれは夢じゃない……」 02:15 (_16_mugi) 「あれは……」 02:15 (GMurai) 汗をかいているせいか、若干冷たい。けれどもその風に乗って、何かの声がする。 02:15 (GMurai) 謎の声「……――力を――」 02:15 (_16_mugi) 「……?」 声の方に興味を持つ 02:16 (GMurai) そして、ムギの周りの空間が歪む。歪みだす。まず足元が、沈み、ムギは深い穴の中に落ちていく。 02:16 (_16_mugi) 「っ?!」 02:16 (_16_mugi) 「うぃ、ウィ――」 02:16 (GMurai) 深い深い穴へとムギは落ちていく。世界が流れていく。 02:17 (GMurai) シーンチェンジ 02:17 (GMurai)   02:17 (GMurai) ミドル2 02:17 (GMurai)  さて、気づくとムギは素足、そして何故か白いワンピースで、外の湖のほとりに立っている。 02:18 (GMurai)  空は暗く、どうやら夜のようだ。 02:18 (GMurai) 湖のほとりには、何故かウィンドが立っている。ウィンドは何者かと会話している。 02:18 (GMurai) RPOK ウィンド、ムギ 02:19 (_15_Wind) ウィンドはムギに気付いていいですか? 02:19 (GMurai) 具体的にはウィンドが剣を手に入れた夜だね 02:19 (GMurai) いや? あの時のままだよ、ウィンドはね。 02:19 (_16_mugi) 「……ここ、どこだろ。って、あれウィンド……?」 こそこそ 02:19 (_15_Wind) …内容、大体覚えてない( 02:19 (GMurai) うん、問題ない。先に許可出しただけだから。 02:20 (_16_mugi) しゃがんで隠れてみる 02:20 (GMurai) ウィンドは何かを話していて、そして、湖の中から女性が出てきて、ウィンドに何かを渡すよ。 02:20 (GMurai) 禍々しい色をした黒い剣。それを手にとってはいけない、ということがムギには分かる。 02:20 (_16_mugi) 「黒い、剣……」 02:20 (_15_Wind) 適当に何かを言った後に、その「何か」を躊躇いなく受け取ります。 02:21 (_15_Wind) あ「何か」=黒い剣です。( 02:21 (_16_mugi) 「だ、ダメ……っ。あれはダメ……っ!!」 02:21 (_16_mugi) 立ち上がって、ウィンドを止めようと走る 02:21 (GMurai) 何故か声は出ない。出そうとしても、声は空に消える。 02:21 (_16_mugi) 「――――っっ!!」 02:22 (GMurai) 懸命に走っても、距離は変わらないように思える。まるでそれは、過去の出来事のように。 02:22 (GMurai) ウィンドの元にたどりつくことはできるよ。でも――。 02:22 (_16_mugi) 「――! ――っっ!」 02:22 (GMurai) 触れようとしてもつかめない。 02:22 (GMurai) 空を切る。 02:22 (_16_mugi) 「――っ?!」 02:23 (GMurai) そう、それは既に過去の出来事。同じことを彼女は知っている。つかめなかった彼の手を、ムギは知っている。 02:23 (_16_mugi) 「(止められなかった……っっ!)」 02:24 (_16_mugi) 「(ウィンドを……止められなかったっっ!!)」 02:24 (_15_Wind) 女性が消えたのを確認した後、独り言のように言います。 02:25 (_15_Wind) 「癒しなんて必要ない。 …復讐が終わった後、僕はいる理由がなくなるから。」 02:25 (GMurai) 静かに響く声。ウィンドはそのままおもてなし亭へと戻っていく。 02:25 (_16_mugi) 「(ウィンド……)」 02:25 (_15_Wind) 「…あのとき、手放した以上。 僕には――…。」 まさかの台詞追加 02:26 (_15_Wind) そう言って、戻ります。( 02:26 (GMurai) ムギは同じ姿を見たことがある。その後ろ姿を見たことがある。 02:26 (GMurai) さて、ムギ、過去に戻ってみましょうか。 02:27 (GMurai) ムギは二度、ある人物から逃げた。彼女を欲する”夜”から。 02:28 (GMurai) この妖精郷から、ムギは逃げ出した。最初の時は訳も分からず穴に飛び込み、やがてエリンディルに落ちた。そんな彼女と出会ったのは、白い少年――ウィンド。 02:28 (GMurai) 過去RPやってもいいのヨ GM、無茶ブリをしてみた。 02:30 (_15_Wind) 「……誰かいるの?」  今と違い、少し怯えているけど優しい声 02:31 (GMurai) ウィンドが見つけたのは、黒髪の裸の少女。 02:31 (_16_mugi) 「だ、だれっ。ここ、どこ……っ」 しゃがんで、すっごい怯えてる 02:32 (_15_Wind) 「え、えっと……。」  怖がらせちゃマズイと思って、これ以上近づかない 02:33 (GMurai) 出会いは唐突。でもムギは行く当てもない。落ちた衝撃で、記憶を失っていたから、自分の名前さえ分からない。 02:33 (GMurai) GM的には別の名前希望してみるぜ 02:33 (_16_mugi) 「…………っ」 ずりずり引き下がる。しかしよく見ると足を怪我しているせいか、立ち上がれないようだ 02:34 (_15_Wind) 「……怪我しているよ。」 02:34 (_16_mugi) 「ほ、ほっといてっ! これぐらいなんとも――っ」 よほど痛いせいか顔をしかめる 02:35 (_15_Wind) 「…ちょっと待ってて。」  そう言って、その場から離れます。 02:35 (_15_Wind) …数分後( 02:35 (_15_Wind) 「…え、えっと。」 薬箱とパン一つだけ持ってくる。 02:36 (_15_Wind) あと、タオルも。( 02:36 (_16_mugi) 「……なんで、戻ってきたさ」 02:36 (_16_mugi) きたのさ 02:36 (_15_Wind) 「……え、えっと…。」 02:37 (_15_Wind) 「………その、同じだから?」 02:37 (GMurai) ちなみに外は夕暮れ。暗くなるとこの辺は危ないことをウィンドはしっている。 02:38 (_15_Wind) 「とりあえず、タオル…。」  そう言って、タオルを渡します 02:38 (_16_mugi) 「……」 疑わしい目を向けながらもバっと受け取る 02:38 (_16_mugi) 警戒を解いてはいないようだ 02:38 (GMurai) 実は、ムギにとってはイロ以外の世界を見るのは初めてだ。 02:39 (GMurai) 彼女の中で知っているヒトガタは、”彼”だけ。 02:39 (_16_mugi) 「……ねぇ。あなたニンゲン?」 02:39 (_15_Wind) 「……え、えっと…傷の手当てするけど…いいかな?」 02:39 (_16_mugi) 恐る恐る 02:39 (GMurai) その”彼”から逃げるムギが初めて会った他の人間。まあ信用はならないよなぁと 02:40 (_15_Wind) 「うん、人間だよ。」 02:40 (_16_mugi) 「――っ!」 02:41 (_15_Wind) 「ちょっと、ごめん…。」  そう言って、怪我した足を掴みます 02:41 (_16_mugi) 「か、勝手に触るな……っ」 02:41 (_15_Wind) 「でも…、痛そうだから……。」 02:42 (_15_Wind) 「………それに、此処は暗くなると危ないし。」 02:42 (_16_mugi) 「こ、これぐらい大丈夫……っ」 02:42 (_16_mugi) 「………」 02:42 (GMurai) 実をいうと、ムギは怪我をしたことすらない。 02:42 (GMurai) 具体的に言うと、血というものを見るのも初めてだったりする。 02:43 (_16_mugi) 「……ねぇ、聞いていい?」 02:43 (_15_Wind) 「…手当てするよ?」  そう言って、慣れない動作であぶなかっしいけど優しく手当てする。 02:43 (_15_Wind) 「……いいけど?」  >少女(ムギ) 02:43 (_16_mugi) 好きにすればっと、コクンと頷く 02:43 (_16_mugi) 「……痛いって、なに?」 02:44 (_15_Wind) 「……えっと。」 02:44 (_15_Wind) 「…………僕にも、よくわからないけど。」 02:44 (_15_Wind) 「…必要されていないって、事なのかな。」   ←赤子の頃から親に捨てられて孤児院に住んでいる 02:47 (_15_Wind) 「だから、怪我した時に我慢できなくて痛い…と思う…かな?」 02:47 (_16_mugi) 「よく、分かんない……」 02:47 (_15_Wind) 「え、えっと……これからわかればいいんだよ。」 02:48 (_16_mugi) 「そう……」 02:48 (_15_Wind) 「とにかく、此処は危ないから…行こう?」  と、手を伸ばします。 02:49 (_16_mugi) 「……私は偉いから、一人で立てる」 と、一人で立ち上がろうとするけど、立ち上がれない 02:50 (_15_Wind) 「えっと……えっと…。」 02:50 (GMurai) 「カァカァ」と木から急に鳥が飛び立つ。周りはすっかり暗いね。 02:51 (GMurai) 急いで帰れば大丈夫かもしれない。本当に危険なのは日が落ち切ってからだ。 02:51 (_15_Wind) 「……ごめん、ちょっと触れるね。」  そう言って肩を貸します。 02:52 (_15_Wind) なお、非力な少年なので腕は振るえていますが、表情に出さないようにしています。 02:54 (_16_mugi) 「王に、気安く触るなっっ!!」 02:55 (_16_mugi) ぱぁんと弾こうとするけど、力はすっごい弱々しい 02:55 (_16_mugi) いまにも倒れそうだ 02:56 (_15_Wind) 「う、ううわあぁっ!?」 弾かれた弾みで少年も倒れるが、少女の下敷きになるだけ。( 02:56 (_16_mugi) 四つん這いになって、ウィンドを見るムギ 02:57 (_15_Wind) そのムギの下敷きになっているウィンド。(背中側 02:57 (_16_mugi) その拍子に、ムギの黒い髪が垂れ下がりウィンドの頬を撫でる 02:58 (_15_Wind) 「だ、大丈夫…? 怪我は……?」  02:58 (_16_mugi) 「……触るな。気安く触られちゃいけない。触られちゃ、いけないんだ……」 ムギの呼吸は弱々しい 02:59 (_15_Wind) 「…ご、ごめん。 …でも、一人だと此処は危ないから…。」 03:00 (_16_mugi) 「…………」 03:00 (_15_Wind) 「早く、人のいる場所に……。」 03:00 (GMurai) そのまま少女の意識はさらわれる。かくん、と軽すぎる体重がウィンドの上にのるよ 03:00 (_16_mugi) フィルボルだから、さほど重くはない……はず 03:00 (_15_Wind) 「う、うわわわっ!?」  こっちは、まだ幼いころだよーw 03:01 (_16_mugi) 頑張れ男の子!( 03:01 (GMurai) まあ何にせよ、放置するわけにはいかないだろうね 03:01 (GMurai) 連れ帰る?(あえて聞く 03:01 (_15_Wind) 「え、えっと…。 とにかく運ばないと。」 03:01 (_15_Wind) …敢えて、秘密基地とかは?( 03:02 (_16_mugi) おぉ 03:02 (_15_Wind) 真面目に言うと、ウィンドは孤児院に居辛いと思っていますので…。 (とても良すぎる場所なので 03:02 (GMurai) おうけい、それでもいい。じゃあゆっくりと時間を経過させよう。 03:03 (GMurai) それから少女は、少年と共に過ごすようになる。 03:03 (GMurai) 少女は――なんて呼ばれてたことにしとこうか? 03:04 (GMurai) 裏で決まったようなんで・・・(’’ 03:05 (GMurai) 少女はフウと呼ばれ、ウィンドの居た町でもなかのいい二人としてちょっと知れるようになる。 03:05 (GMurai) フウはゆっくりと馴染んでいく。今のムギのように。 03:06 (GMurai) 全て懐かしい記憶。ムギの中でとても幸せだった時の記憶。 03:06 (GMurai) どうして忘れていたのだろう? それはすぐにわかる。 03:07 (GMurai) だって彼が許すはずないから 03:07 (GMurai) ”夜”「おお、私の”彼女”よ、愛しい”彼女”、君はどこに居るのだい? 私の分身を差し向けたけれども、愛しい”昼の彼女”はいつも手の平をすり抜けてしまうのだね。どうして私の手に入らないのだい? 私の愛しい”宝石”――。どうしてあんなやつの手を取るのか。そんなやつ、私が殺してあげよう」 03:08 (GMurai) 狂気的に”夜”を称する男は笑う。 03:08 (GMurai) ”彼女”を手に入れるために、”夜”はウィンドの住んでいた街を焼いた。 03:09 (GMurai) その日、ウィンドは町に居た。 03:09 (GMurai) フウももちろん、その場所に居た。 03:09 (GMurai) 町が燃える、燃えていく。 03:10 (_15_Wind) 「………逃げないと。」  そう言って、咄嗟にフウの手を掴みます。 03:10 (GMurai) 男は立っていた。町を焼きつくし、”彼女”を手に入れるために 03:10 (GMurai) 町は火に包まれ、阿鼻叫喚の状態だね。 03:10 (_16_mugi) 「……どこにっ?!」 手を掴まれる 03:11 (_15_Wind) 「とにかく逃げないと。 何処でもいい…、あの場所とか!」  あの場所=秘密基地 03:11 (GMurai) 逃げなければ。本能が告げている。フウは彼の手をとるしかなかった。 03:12 (GMurai) そう、あのときは確かに繋がっていたのに。 03:12 (_16_mugi) 「シャイン……。僕、怖いよぅ……っ」 03:12 (GMurai) 走っている二人の背後に、突如として黒い影がたつ。 03:12 (_15_Wind) 「大丈夫…、大丈夫だから…。 ……!」 03:12 (GMurai) 謎の男「やあ、やっとみつけた。私の愛しい”宝石”」 03:13 (_16_mugi) 「――っっ」 フウはそいつが記憶にある? 03:13 (_16_mugi) そいつに 03:13 (GMurai) 謎の男「邪魔なものは全て焼いた、さあ、帰ろう――?」 まあ、そいつから逃げてたことは分かるよ。 03:14 (GMurai) 男は黒かった。全てにおいて黒かった。 03:14 (_15_Wind) 「…え? え…?」  03:14 (GMurai) 真っ黒な男は笑みを浮かべてフウの手を掴む。 03:14 (_16_mugi) 「嫌だっ! 僕は、絶対帰らない……っっ!」 03:14 (_15_Wind) 「…駄目だ!」  半ば、反射的に止めようとします。 03:14 (_16_mugi) その手を振り払おうとする 03:15 (GMurai) そして2人の手は離れてしまう。無残にも、強引にも離されてしまう。 03:15 (_16_mugi) 「――シャィィン!!」 シャインに手を伸ばす 03:15 (_15_Wind) 「フ、フウー!」  フウの手を伸ばす…。 いや、掴みます。 03:16 (GMurai) 謎の男「さあ、行こう。僕の愛しい”宝石”?」 男はウィンドを見る。「邪魔なやつだ、消え去れ!」 と鋭い炎がウィンドの手を焼く。 03:17 (_15_Wind) 「う、うわああぁっ!?」  流石に手を放す。 03:17 (_16_mugi) 「僕は宝石なんかじゃない……っ! 嫌だ、離れたくないよシャイン!」 03:17 (GMurai) 謎の男「貴様もあの町のように消してやろう」と炎を向ける。 03:17 (_16_mugi) 「だ、ダメ!!」 03:17 (_15_Wind) 「―――ひっ。」 03:18 (_16_mugi) 「シャインを殺しちゃダメ……っっ!!」 03:18 (_15_Wind) 「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!」  無意識に逃げる 03:18 (GMurai) 謎の男「”彼女”は私だけのものだ、愛しい”宝石”。さあ、……帰ろう」 逃げるウィンドに満足そうに笑うと、男は薄桃色のモヤの中に入っていく。 03:18 (GMurai) そしてフウの視界は、再びイロと男だけの世界に変わっていく。 03:19 (_16_mugi) 「シャイン……っ。シャイン……」 悲しそうなフウの声だけが、空に消えていった 03:19 (GMurai) 逃げ出したウィンドが見たのは、焼き尽くされた町だった。 03:19 (GMurai) 彼女はどうなったのか、連れ去られたのか、殺されたのか――。それはウィンドには分からない。 03:19 (GMurai) ただ、灰になった街だけがウィンドの目の前にあった。 03:20 (_15_Wind) 「………。」  呆然と見つめます。 03:20 (GMurai) ムギは見えていた。それが見えていたのだ。どうして忘れてしまったのだろう?あんなに大切な記憶だったのに。 03:21 (_16_mugi) 「(……どうして。どうして僕は忘れてたの……?)」 03:21 (_15_Wind) 「……僕のせいだ。 僕のせいで……。」 03:22 (GMurai) そしてやがて景色は歪みだす。消えていく。彼を一人にして、消えていく。 03:22 (_16_mugi) 「(シャイン――)」 03:22 (GMurai) 何も届かない。だってそれは過去の光景だから。彼を一人にしてから、もう何年も経ってしまった。 03:22 (GMurai) 彼女を1人じゃなくしたのは彼だったのに。彼は1人に、再びひとりになってしまったのだ。 03:23 (GMurai) そして、復讐を誓ってしまったのだ――。 03:23 (GMurai) さて、ウィンドが何もなければシーンを切り替えますよ。 03:24 (_15_Wind) 皆さんを待たせているので、なしでw 03:24 (GMurai) はいよ。無茶ブリありがとでした 03:24 (GMurai)   03:25 (GMurai) そして記憶は光となって砕ける。そして時間は、2回目の逃走へ。 03:25 (GMurai) 少女は再び走っていた。彼から逃げるために。今度こそ逃げるために。 03:26 (GMurai) 少女は髪を切っていた。短い髪の少女は、自分の髪をダミーにして逃げていた。 03:26 (GMurai) ムギはこの光景を覚えている。最初に見たから。 03:26 (GMurai) これは2回目。この穴を落ちれば、少女は大好きな人たちに出会うだろう。全てを忘れて。 03:27 (_16_mugi) 「(僕は戻るんだ……。シャインたちに会うためにっ)」 03:27 (GMurai) でも、思い出せたから。…… 「そうですよね?」 と、気づくとムギは何もない空間に居た。 03:28 (_16_mugi) 誰かいる? 03:28 (GMurai) ううん。何もない真っ暗な空間だね。 03:28 (_16_mugi) 「……忘れてた。そうだ、僕は忘れてたんだ……」 03:29 (GMurai) 暫くすると、ムギの目の前に、どことなくヒルフェに似てる女性が現れる。 03:29 (GMurai) 謎の女性「でも、思い出せたならば、彼の起こした過ちを知ったはずです」 03:29 (_16_mugi) 「ヒルフェ? ……違う。だれ」 03:29 (GMurai) アラマユ「わたくしは、アラマユ・ハメスガダラスといいます」 03:30 (_16_mugi) 「アラマユ……」 03:30 (GMurai) アラマユ「彼は、黒の剣を取ってしまいました。もうこれは、違えようのない過去です」 03:30 (_16_mugi) こくりと頷く 03:31 (GMurai) アラマユ「このままいけば、彼は……あの子に、とらわれてしまうでしょう」 03:31 (GMurai) アラマユ「それこそが契約。彼女は契約をたがえない。……彼を、救いたいですか?」 悲しげな表情でムギを見る。 03:32 (_16_mugi) 「もちろんだよ」 03:32 (_16_mugi) 「だって、ウィンドは僕の初めての友達。友達だから、助けないといけない」 03:33 (GMurai) アラマユ「彼と契約したのはわたくしの親友。わたくしの親友を、救ってください。全て悪いわけじゃない、ほんのすこし、傾いてしまったから。どうか、彼女の魂を救ってください。そうすれば、おのずと彼を連れ戻せるでしょう」 03:34 (_16_mugi) 「そう、あれはアラマユの友達なんだね。アラマユも僕と一緒なんだ」 03:34 (GMurai) アラマユ「ただ、黒の剣はあまりにも強い。彼女を救うには、私の作りだした剣が必要です。その場所は、直接言うことはできませんが」 03:34 (GMurai) アラマユ「道をたがえてしまったのです、永遠に。でもわたくしは、彼女を見捨てきれなかった……」 03:35 (GMurai) アラマユ「この夢は誰にも話すことができません。あなたはわたくしのことを忘れてしまうでしょう。でも、剣の導きだけはあなたに」 03:35 (_16_mugi) 「……うん。それでいいんだよ。見捨てちゃ、いけないんだ」 03:35 (GMurai) と言って、アラマユはムギのほっぺたに口づけます。見えない印が、刻まれた感触がする。 03:36 (_16_mugi) 「……大丈夫。忘れても心は覚えてるから」 03:36 (GMurai) アラマユ「どうか、お願いします。”妖精郷の宝石”――」 03:36 (GMurai) そしてムギは強制的に起こされる。グラタンの爪によって(