------------------------------------------------------------------ アリアンロッド2Eキャンペーン「アリエステリアの奇跡 第三話 『共に歩むもの』」 ------------------------------------------------------------------ ■今回予告 幾度となく襲撃してくる謎の魔族。 しかしリルフィーユとグロリアは何故か変身が出来なくなってしまう。 ハノン一人では巨大な敵を浄化することもできず―― アリアンロッド2Eキャンペーン「アリエステリアの奇跡 第三話 『共に歩むもの』」 アリエスフォース最大のピンチが早くも到来! ------------------------------------------------ ■キャラクター自己紹介 リルフィーユ :   リルフィーユ : リルフイユ・エユリース リルフィーユ : レベル:8 クラス:アコライト/メイジ リルフィーユ : 性別:女 身長:172cm 髪の色:紫 瞳の色:朱色 肌の色:白  リルフィーユ : アンドレア学院に赴任して2年になる教師。専攻は神聖魔術。 リルフィーユ : いつも髪で片目を隠しているミステリアスな美女。 リルフィーユ : 生徒に対して厳しい面はあるが、生徒、教師からの信頼は厚い。 リルフィーユ : この学校に来たのには何か理由があるようだが、果たして……? リルフィーユ : プレイヤーが『久遠』であることは覚えておいて下さい。 リルフィーユ : http://www.usamimi.info/~mihailjp/cgi-bin/chars/list2.cgi?id=484&mode=show リルフィーユ : プレイヤーが『久遠』であることは覚えておいて下さい。 ハノン : http://www.usamimi.info/~mihailjp/cgi-bin/chars/list3.cgi?id=351&mode=show ハノン : ハノン=トリガーホーク ハノン : 性別:女 ハノン : 種族:ネヴァーフ ハノン : 容姿:小柄な黒髪美少女(隠れ巨乳) ハノン : 性格:口数は少ないがツッコミ体質 ハノン : 特技:ツッコミ(錬金銃) ハノン : 両親がネオ・ダイナストカバルの幹部であり、自身も末端構成員。 ハノン : 今回大首領直々にアンドレア学院の調査を命令される(大首領がもともとハノンのことを見知っており、年齢も今回の任務に適応しているため即決された)。 ハノン : 任務はきちんと遂行するが、それ以外の日々は最低限の訓練と見晴らしの良い所に登ってのお昼寝ライフを送っていた。 ハノン : 最近のMYブームはある少年の鍛錬を眺めながらのお昼寝。 ハノン : ところが、最近鍛錬所にお気に入りの少年がこなくなった。何かあったのだろうか?と考えていたところに今回の任務を命令される。 ハノン : なお、例の少年も入学することを知っていたハノンは一目散に任務に飛びついた。 ハノン : 「・・・・トリガーホークの名に賭けて・・・・・・・狙った獲物は逃さない・・・・・・・・」 ハノン : PLはサモンナイト5に満足な鋼平です。よろしくお願いします。 グロリア : 【名 前】クラウディオ・アレクサンダー 【種 族】ヒューリン グロリア : 【性 別】男性(訳あって女性と偽っている)【年 齢】不明 グロリア : 【C L】7              【クラス】ウォーリア/モンク グロリア : 【身 長】170cm グロリア : 【性 格】基本的に活発で男勝りな性格、一言で言うと"男女"である。 グロリア : 【性 質】仲間を家族と呼び優しく接する、だが敵は徹底して潰す グロリア : 【服 装】普段は訳あって女性物の服装を着て女装している。 グロリア : 【思 考】本来は正しい事が大好きな正義漢だが、それが難しいことを知っている、だが、正しくない事を見逃せるほど冷めていない。 グロリア : 【所 属】アリエスフォース グロリア : 【設 定】 グロリア : 自由と正義そして家族を愛する、貴族と英雄の子供だったが貴族に疎まれ父を暗殺され、 グロリア : このままではクライディオも殺されてしまうからと、母とその側近に事故死に偽装して グロリア : 家族の元を離れとある学園に逃げ込んだ、そこで自分の名前を捨てて グロリア : グロリア・アレクサンドロ(Gloria Alexsandro)と仮の戸籍、名前を名乗って グロリア : 彼の家族の元に戻ること、愛する家族の元に帰ることを心に誓う グロリア : 更にその誓いの中、父と母の教え”不殺の誓い”も同時に果たそうと素手で戦う事を誓った。 グロリア : 名前すら偽造の自分だが拳と己が体一つでその困難に立ち向かう。 グロリア :   グロリア : 【注意点】 グロリア : 正義漢で悪が嫌い、困ってる人を見捨てれないが、正義の難しさを知っている。 グロリア : だから無償で助けるという無償の愛を施さない。………らしい! グロリア : 自分の気に入った仲間や人物を”家族”と読んでとても大事にしている グロリア : PLはRP大好き癒海さんです宜しくお願いします グロリア :   グロリア : URL:http://www.usamimi.info/~mihailjp/cgi-bin/chars/list3.cgi?id=276&mode=show ■GM自己紹介 GM : GMは光がお送りします! GM : 今日は完全に油断していました!これも神の与えたもう試練だと言うのでしょうか! ■プリプレイ リルフィーユ : 胴装備をフェザーアーマーからガードローブに替えます。 ハノン : オプションパーツで ガンストック・パウダーチャジ・ガンスコープ・パウダーチャジⅡを取得して、HPポーション2・MPポーション3をそれぞれハイに買い替えます。 リルフィーユ : あと、装身具を理知の宝玉に。これで以上です。 ハノン : あとレジェンドスキルでダイナストハートを申請 GM : OKです グロリア : こちら特になし! GM :   GM :   ■キャラクター自己紹介2 グロリア :   GM :   GM :   ■オープニングフェイズ ●早朝の女子寮屋上 登場PC:ハノン GM : 転校して早々事件が起こった次の日、ハノンは日が昇ったばかりの女子寮の屋上で、携帯大首領を起動しています。 GM : まだ時間も早いので辺りに人の気配は全くありません。 GM : (RPどうぞ) ハノン : 「………周囲確認……人影無し………こちらハノン……大首領様……聞こえていますか?」<携帯大首領(豪華版 GM : 今日は何故か携帯大首領がものすごい早さで通話で出て何やら捲し立ててきています。 GM : 大首領「なんど掛け直されても高級羽毛布団など買わんし他の商品も買わん!大体今何時だと思っているんだ! GM : 大首領「まだやっと日が昇ったばかりで普通の人間なら寝ている時間だ!そういう常識もなしに商売しようなどとは片腹痛いわ! しかもこの番号は組織内専用回線だ!お前どこからこの番号を手に入れた!? 更に言わせてもらうがこの間買ってやった幸運を呼ぶ壺だって全然効果がなかったぞなんだあれ! 昨日だって犬にションベン引っかけられるしタンスのカドに小指ぶつけるし……」 GM : 大首領は延々と昨日あった嫌なことを並べ立てています。 ハノン : 「・・・・・・・・・・大首領・・・・・・・・・・ハノンです」 GM : 大首領「ぬわ!?ハノンか!?違うんだ壺は確かに少々値が張ったが今では秘密結社本部の待合室に綺麗な花が活けられており 来客の心を癒し続けているのであって決して私がセールスに騙されて大事な活動資金を無駄に浪費してしまったわけでは………」オロオロ ハノン : 「・・・・・・・・・・・壺の件はは母様に報告しておきます」<母=強者 GM : 大首領「ま、まて!よすんだ!!本気で命に関わるぞ!!!」 GM : 大首領「………………………………………………ウォッホン!」 GM : 大首領「とりあえずそちらの状況を報告せよ。」 GM : 大首領は威厳溢れる重低音の声で指示を出します。 ハノン : 「・・・・・・・・先日アリエスフォースと接触、共に戦闘に巻き込まれる事態におちいり・・・・・・・」<以下淡々と合体技で浄化したところまで話す GM : 大首領「そうか。そのアリエスフォースとやらの正体はわかるか?」 ハノン : 「・・・・・・・・おそらく、アリエステラの教師、リルフイユ=エユリース並びに生徒、グロリア=アレクサンドロの両名かと思われます」 GM : 大首領「ほう。どちらにせよ、その者達は必ず新生統合魔術と係わりがあるはずだ。まずは奴らが神殿関係者かどうかを確認するためそれとなく近づくのだ。」 ハノン : 「はい・・・・・・・・それで大首領にお願いが・・・」 GM : 大首領「ん?なんだ。壺なら渡さんぞ?」 ハノン : 「・・・・・・・・・・いえ、グロリア=アレクサンドロについて詳しい情報を求めます・・・・・・・・・・おそらく・・・・・・彼女・・・・・・・・・ いえ彼は女生徒ではなく男性・・・・・・・・・・・正体を隠して入学している可能性があります」<筋肉の付き方とかでw GM : 大首領「ふむ・・・そうか。」 GM : 大首領「こちらでも探るよう指示を出すが、ちょうど君の父親の部下を一羽そちらに向かわせた。そろそろ到着するはずだ。そいつにも探らせるので至急合流したまえ。」 ハノン : 「了解」 GM : 大首領「どこに神殿の関係者が潜んでいるかわからん。安全を確認するまでは決して正体を悟られないよう細心の注意を払うのだ。」 GM : そういって通信が切れた瞬間、突然頭上に羽ばたく音が聞こえたと思ったら、ハノンの頭上に一羽の真っ黒な鷹が舞い降ります。 GM : ゼラプター「いよーハノン。俺様に会えなくて寂しくて泣いてなかったか? ご主人様がどうしてもお前の事心配だって言ってたからしょーがなく俺様が来てやったんだ。ありがたく思えよ。」 GM : ハノンの頭の上にとまっているのは、父親の部下で一番若いくせに一番態度がデカい黒鷹のゼラプターです。カラスって言うと怒ります。 ハノン : 「・・・・・・・・・・・・何か」<チャキっと銃を構える GM : ゼラプター「わー!よせ、やめろ!タンマタンマ!」バサバサ ハノン : 「・・・・・・・・・貴方は私の指揮下に入る・・・・・・OK?」 GM : ゼラプターはしぶしぶとハノンの目の前に着地し、両手(翼?)を上げました ハノン : 「・・・・・・・・・よろしい」<銃を収める GM : ゼラプター「チッ、年齢換算だと俺様の方が年上ってことになるんがぜ・・・・・・(ブツブツ」 ハノン : 「・・・・・・・ではあなたに任務を与える・・・・・・・・・・この学園を回って怪しい動きがあれば私に報告・・・・・・・・・復唱は?」<チャキ GM : ゼラプター「ばっか!銃はやめろ銃は!」 ハノン : 「・・・・・・・・・それとも母様に報告する?」 GM : ゼラプター「………学園で怪しい奴を探す。」目をそらしつつ ハノン : 「・・・・・・・・よろしい・・・・・・・・・・・サボリは許さない・・・・・・・・・・・けど・・・・・・・・・・・・頑張ったらご褒美上げる」<微笑む GM : ゼラプター「チッ………俺様はせっかく博士に色々変身についてわかったこととか聞いてきたのに言うの止めようかなー」そっぽ向いて ハノン : 「・・・・・・・・・・・教えて?」<おねだりポーズ GM : ゼラプター「・・・・・・・うぐ。しゃーねーなー」ちょっと赤くなりつつ GM : ゼラプター「この島国がその昔、光の大樹って言われている樹が倒れた後にできた陸地って言う伝説は知っているよな?」 ハノン : 「・・・・・・・・・・ふっ」 GM : ゼラプター「その光の大樹の中で育まれた力の源がこのアリエスエレメンタルだって話なんだが」 ハノン : 「・・・・・・・・・ふむふむ」 GM : ゼラプター「アリエスエレメンタルは魔力によって遠くのアリエスエレメンタルと共鳴して爆発的な力を発揮するって話だ。」 GM : ゼラプター「この島で生活している奴らは少なからずアリエスエレメンタルを体内に取り込んでいる、つまり―――」 GM : ゼラプターの講釈は延々と30分以上も続きました。 ●リリアーナの部屋 登場PC:なし(GMシーン) GM : リリアーナは同室の子が朝食をとりに食堂に行った間に、隠していたアリエの入っている小瓶を取り出し蓋を開けます。 GM : アリエ「ぷはー!やっと出れたです。あんな冷たくて固い瓶の中で寝たから体ガチガチですよ。どうしてくれるんですか。ほら!ほら!」 GM : アリエは何度も腰をコキコキ鳴らしています。 GM : リリアーナ「あなた……緊張感とかありませんの?」 GM : アリエ「アリエは今必死に筋肉の緊張をほぐしているところなのです!左の二の腕の緊張具合とか凄いのです!」 GM : リリアーナ「…………」 GM : アリエ「ふん!ふん!」 GM : リリアーナ「…………」 GM : アリエ「ふん!ふん!」 GM : リリアーナ「…………」 GM : アリエ「ふん!ふん!」 GM : リリアーナ「………で、あなた。アリエスエレメンタルの妖精だったかしら?」 GM : アリエ「そうなのです」 GM : リリアーナ「魔術準備室で何をしていたの?」 GM : アリエ「それは誰にも教えちゃだめなのです。最重要学園機密なのです」 GM : リリアーナ「やっぱりあそこに何かあるのね。」 GM : アリエ「………は!違うのですなんにもないのです!だから絶対あそこに入っちゃダメなのです!」 GM : リリアーナ「何もないならなんで入っちゃダメなのよ」 GM : アリエ「中は魔術の本とか道具とかしかないのです!見ても全然面白くないのです!」 GM : リリアーナ「あら、面白そうじゃない」 GM : アリエ「ほんっとうに全然面白くないのです!つまらなすぎて本を開けたグロリアが5秒で眠りに落ちたです!」 GM : リリアーナ「なによ………なんであの子が魔術準備室に居るのよ」 GM : アリエ「あれ?リリアーナはグロリアとお友達だったですか?」 GM : リリアーナ「そんなわけないでしょ!!!」 GM : アリエ「はわわわ、ごめんなさいです!でもリリアーナなんで怒ってるですか?」 GM : リリアーナ「怒ってないわよ!!!」 GM : アリエ「ごめんなさいですごめんなさいです!」ペコペコ GM : リリアーナ「はぁ………」 GM : アリエはビクビクしながらリリアーナの様子をうかがっています。 GM : リリアーナ「じゃああなた、あなた新生統合魔法は使えますの?」 GM : アリエ「使えないです」 GM : リリアーナ「本当に?アリエスエレメンタルと切っても切り離せない魔法でしょ?」 GM : アリエ「見たこともないです」 GM : リリアーナ「でもアリエスエレメンタルの妖精って言うぐらいなら新型ルーン数字ぐらいは読めますわよね?そのぐらいは」 GM : アリエ「………」 GM : リリアーナ「ちょっと本当に知らないのんですの?」 GM : アリエ「うー………そ、その、知っているような知らないような……なの、です……」 GM : リリアーナ「ふーん、じゃあこれは?」 GM : 【|】 GM : アリエ「1です?」 GM : リリアーナ「そうですわね。じゃあこちらは?」 GM : 【×】 GM : アリエ「ばつ?」 GM : リリアーナ「……2よ。こっちは?」 GM : 【*】 GM : アリエ「こめ?」 GM : リリアーナ「……3よ。」 GM : 【○】 GM : アリエ「まる?」 GM : リリアーナ「4」 GM : 【|・】 GM : アリエ「むむむむ………」 GM : リリアーナ「5」 GM : アリエ「こんなのおかしいです。わかるわけないです。」 GM : リリアーナ「はいはい。まったく……全然ダメじゃないの。」 GM : アリエ「こ、これは違うのです!アリエは朝ご飯を食べてないからちょっと力が出なくてたまたま答えられなかっただけなのです!本当なのです!」 GM : リリアーナ「あーはいはい。よくわかりましたわ。ちょっとお待ちになってなさい」 GM : と言ってリリアーナは棚の中を漁りだします。 GM : アリエ「リリアーナは全然わかってないです!大体ルーン文字は精霊と意思疎通しやすくするための文字なのです!妖精は知らなくても良いんです!」 GM : リリアーナ「あーそーですわねー。あ、クッキーがあったわね。クッキーは食べれます?」 GM : アリエ「私の不当に傷つけられた心はクッキーぐらいじゃ癒されないのです」 GM : リリアーナ「じゃあ食べませんの?」片づけつつ GM : アリエ「食べるです!」 GM : リリアーナ「はいはい」 GM : そしてアリエはクッキーを凄い勢いで食べていきます。 GM : アリエ「ご馳走様でしたです。木苺のクッキーが一番おいしかったです」 GM : リリアーナ「んふふ、クッキーに使っている木苺のジャムは実家の料理長直伝よ。実は木苺以外にもいろいろ入ってるんだから」 GM : アリエ「リリアーナは朝ご飯食べないですか?」 GM : リリアーナ「同じ部屋の子が帰ってきてから食堂に行くわ」 GM : アリエ「お友達と一緒に食べないですか?」 GM : リリアーナ「別に……………………友達なんかじゃないわ」 GM : アリエ「じゃあアリエが一緒に食堂に行ってあげるです」 GM : リリアーナ「あなたまだ食べるの?」 GM : アリエ「まだまだ腹八分なのです」 GM : リリアーナ「なら、それ以上食べたら食べ過ぎじゃない」 GM : アリエ「今のナシです!腹一分ぐらいなのです!」 GM : リリアーナ「そんな無理におなかへこませなくても良いわよ」 GM : アリエ「いいから行くです今すぐ行くです!」 GM : リリアーナ「はいはい、まったくしょうがないわね……」 GM : 言葉とは裏腹にリリアーナは少し楽しそうに準備を始めました。 ●食堂からの帰り 登場PC:グロリア GM : グロリアはミネネと一緒に寮の食堂をとった直後で、二人で部屋まで歩いているところです。 GM : ミネネ「いやー何故か昨日部屋に戻ったらいつの間にかぐっすり寝っちゃってたみたいだよ~。グロリアは夜どこで寝てたの?」 グロリア : 「ふぅ……」何処と無く疲れた表情で歩いていて普段5杯は食べてるご飯も今日はおかわりしらなしだった GM : ミネネ「ちょっとちょっと、今日元気ないよね?体調悪いの?」 GM : といって額に手を当ててきます グロリア : 「え?あっいや今日も俺は元気だぜ!」そう言って焦って手を弾きます GM : ミネネ「ほんと?急に新しい環境に来て疲れた出たんじゃない?」 グロリア : 「俺がそんなたまだと思うか?」無理やりながら笑顔を作る GM : ミネネ「それならいいんだけど・・・」 GM : ミネネ「あ、見て見て!あの子妖精連れてる!なにあれ可愛い」 GM : そして気付くと前の方から歩いてくるリリアーナと、その周りを飛びながらおしゃべりしているアリエが見えます。 GM : しかしアリエはこちらに気付かずに通り過ぎようとしています。 グロリア : 「(あれ?あの二人知り合いなのかな?)」 グロリア : 「おはようございます」>リリアーナ、アリエ GM : アリエ「グロリア!?あ、あわわわ!これには海よりも深ーいわけがありましてでして決してご飯に釣られたとか木苺のクッキーはポイント高かったと かそんなことは全然ないのです!」 グロリア : 「え?何が?」首を傾げて GM : リリアーナはグロリアに気付いて少しだけ睨み、挨拶も返さずに早足で通り過ぎていきます グロリア : 「おい、彼女が行ってしまうぞ」>アリエ GM : アリエ「は、はいです!ご飯食べたらすぐ戻ってくるです!」 GM : そういってリリアーナを追いかけていきました GM : ミネネ「え?なになに!?あの子と知り合い!?後で紹介してよなにあれ超可愛い!」 GM : ミネネはグロリアの肩を掴んでユサユサゆすってきます グロリア : 「いててててっ!?」傷口に響いて悲鳴を上げる GM : ミネネ「わわわわ!ごめん!・・・ってやっぱり体調悪いんじゃないっ」 グロリア : 「そっそんなことねーよ、それと今日の授業はサボるから担任によろしく~」そう言って走ります GM : ミネネ「んも~…」 GM : ミネネはため息とともにグロリアを見送ります ●朝の魔術準備室 登場PC:リルフィーユ先生 GM : リルフィーユが朝一で授業の準備をしていると、なんだか食べ過ぎでふらふらしているアリエが入ってきます GM : アリエ「リルフィーユ~・・・・・・グロリア見なかったですかー・・・?」ふらふら リルフィーユ : 「あら、貴方……見ないと思ったら、どこに行っていたの?」 GM : アリエ「よくぞ聞いてくれたです!昨日は大変だったのです!」 GM : そしてアリエは昨日から今朝にかけてあったことを説明しました GM : アリエ「木苺のクッキーがサクサクでおいしかったのです!夜も作ってくれるって言ってましたです!」 リルフィーユ : 「…………」 GM : アリエ「?」 リルフィーユ : 「ともあれ、無事で良かったです」 GM : アリエ「はいです♪」 リルフィーユ : 「そのお腹も、今は見逃しましょう」 GM : アリエ「おなか?」 リルフィーユ : 「いえ、何でも」 GM : そういってアリエは自分のおなかを見た後、頑張ってへっこまします GM : アリエ「・・・・・・そうなのです。なんでもないのです。」 GM : アリエ「・・・・・・ぷは!」腹筋が疲れておなかが元に戻る リルフィーユ : 「それならいいですよ。で……グロリアさんのことですが」 リルフィーユ : 「私は見ていませんよ」 GM : アリエ「なんだか部屋に居ないみたいなのです。今度はグロリアとおんなじ部屋の子に捕まりそうだったから頑張って逃げてきたです。」 リルフィーユ : 「グロリアさんと同じ部屋の……その時、グロリアさんは一緒に居なかったんですか?」 GM : アリエ「はいです。授業はサボるって言っていたって聞いたです。」 GM : アリエ「しょうがないから今日はリルフィーユのポケットの中に居るです。」と言ってリルフィーユのポケットの中に入り込みます リルフィーユ : 「授業をサボる、ですか」 リルフィーユ : 「いい事を教えてくれてありがとうございます」 GM : アリエ「そういえば、あの赤い箱って何かわかったですか?」ポケットから顔だけ出して リルフィーユ : 「……いえ」 リルフィーユ : 「今は調査中なので、詳しいことはまだ」 GM : と、その時魔術準備室の扉がノックされます GM : 学園長「リルフィーユ先生、いますか?」 リルフィーユ : 「はい。なんでしょうか?」 扉を開けます。 GM : 学園長「昨日の夜もお疲れ様でした。お怪我の方は大丈夫ですか?」 リルフィーユ : 「私は大丈夫ですが……グロリアさんが」 GM : 学園長「グロリアさん?悪いのですか?」 リルフィーユ : 「先の戦いで大きい傷を負ってしまいました。私が処置を施したので……」 ハッとなって リルフィーユ : 「……今は大丈夫だとは思いますが、しばらく安静が必要でしょう」 GM : 学園長「わかりました。今は救護室に救護の先生が何人かいますので来るように伝えてください。」 リルフィーユ : 「分かりました、そのように言っておきます」 GM : 学園長「それで昨日の夜に、妖魔から人間になったって言っていた、あの男の人だけど」 GM : 学園長「まだ目が覚めないんだけど身元が分かったわ。」 リルフィーユ : 「そうですか……」 GM : 学園長「レイアン君のお父さん、あの英雄アゲリムみたいなの。一体どういう事なのかしら……」 GM : 学園長「授業が終わったらレイアン君を救護室に来るように伝えてもらえる?」 リルフィーユ : 「分かりました、すぐに」 GM : 学園長「では、そろそろ授業が始まるので続きはまた後でにしましょう。」 GM : そういって学園長は立ち去ってゆきました ●朝のHP前の教室 登場PC:ハノン GM : 朝のホームルームの前、ハノンは教室で授業の開始を待っています。 GM : ハノンの席はグロリアのひとつ前のようで、後ろのほうではミネネとレイアンとタケルが何やら話しています。 GM : タケル「俺………昨日のことでわかったんだ。」 GM : タケル「女の子が恥ずかしがらないスカートめくりに、何の価値もないって!!!!」 GM : レイアン「おかしいよ!恥ずかしがってもそんなことしちゃダメだよ!」 GM : タケル「なにお前真っ赤になってんだよ」 GM : ミネネ「んもー、バカばっかり」 GM : そして話は放課後ミネネのパン屋にみんなで行こうというような話題になっていきます ハノン : 「(・・・・・・・・・そっか・・・・・・・・・この学園にいたんだ)」<レイアン・ ハノン : 「(・・・・・・・・・・・私も・・・・・・・・そこに)」 GM : そして話がひと段落したころに、ミネネがひとつ前の席に座っているハノンの横まで来ます GM : ミネネ「えーと、昨日学食であった子だよね?私ミネネ、よろしくね♪」 ハノン : 「・・・・・・・・・ハノン・・・・・・・・・・ハノン=トリガーホーク・・・・・・・・・・・よろしく」 GM : タケルが後ろから「お?あいつ女の子ナンパしてるぜ」とか言ってレイアンが「もうやめなよー」とか言っています GM : ミネネ「後ろの変な奴がタケルで、もう一人がレイアン。」 GM : ミネネ「ね、よかったらハノンも放課後一緒にうちこない?街でパン屋やってるの♪」 ハノン : 「・・・・・・・タケル・・・・・・・・・・・・・・・・・レイアン」 ハノン : 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いく」 GM : ミネネ「よっしゃ♪」 GM : そして始業のチャイムが鳴って、そこにリルフィーユ先生が入ってきます リルフィーユ : 「ほら皆さん。静かに」 GM : ミネネ「あ、じゃまた後でね」と席に戻る ハノン : 「・・・あ、うん」 リルフィーユ : 「では、出席を……おや、グロリアさんは?」 GM : ミネネ「ギク!あー・・・えーと・・・・・・なんか具合悪そうでした!」 リルフィーユ : 「そうですか。では後で私の所へ来るように言っておいて下さい」 GM : ミネネ「はーい」 リルフィーユ : 「それと、レイアン君は授業後、救護室へ来るように。以上でホームルームを終わります」 ●放課後の救護室の近く  登場PC:任意 GM : 放課後、救護室で父の事を知ったレイアンは、ミネネ達との約束のために教室に帰ろうと救護室を出ましたが GM : そのまま立ち止まってしまい、廊下でずっと佇んでいます。 GM : (誰か登場しますか?) グロリア : ノ ハノン : _ リルフィーユ : _ GM : ではグロリアが廊下を歩いているとレイアンが何故か佇んでおり、自分の足元を見つめているように見えます。 グロリア : 「ん?どうした?」串焼きを数本加えて持って、救護室の医療品を使おうときたところで話しかける>レイアン GM : レイアン「あ!グロリア!え、えっと……その……」 GM : レイアンは笑顔で誤魔化そうとしていますが顔がこわばってうまくいきません グロリア : 「元気ないな………よし!食え!」そう言って自分が食べてた串焼きを一本レイアンの口にさす GM : レイアン「む、むぐぐ!?」 GM : レイアン「あ、ありがと・・・・・・」と恐る恐るかぶりつき グロリア : 「もぐもぐ」と食べながら窓に乗り上げうえをさす GM : レイアン「え?ちょ、ちょっとちょっと、何やってるの!?」 グロリア : 「ほら、あれ」上をさしたまま>レイアン GM : レイアン「どれどれ?」とつられて上を見る グロリア : 「ほらほら、あれ」そう言いながらバレないようにレイアンを見ます GM : レイアン「えー?何も見えないよー?」 GM : レイアンはちょっとだけぎこちなさが無くなっていますが、何故か目が赤いです GM : さっきまで泣いていたかのように充血しています グロリア : 「……」ぽんぽんっと肩を叩きます GM : レイアン「?」 グロリア : そして!振り向きざまに頬に指をさします GM : レイアン「わ!」真っ赤になって飛びのきます GM : レイアン「びっくりしたー・・・もう、やめてよねっ」 グロリア : 「何があったか、知らないし聞かないけど、お前は前見てろよな、悩んでるなら前見てろ、考えてるなら上見てろ」 GM : レイアンは真っ赤になってそっぽを向いて急いで串焼きを全部食べます グロリア : 「まぁ~お前はと俺は赤の他人じゃないから相談くらいならのってやらんでもない」 GM : レイアン「えっと……うん、ありがと。」レイアンは慰めて貰っていることに気が付きまた真っ赤になって下を向いてしまいます グロリア : 「だ~か~ら~下を向くな!」顔を掴んで持ち上げてもう一本串焼きを口に入れる GM : レイアン「も、もが!?もがが!」真っ赤になってじたばた GM : レイアン「じゃあ、ちょっとだけ。いいかな・・・・・・」串焼きを小さくついばみつつ グロリア : 「おうよ」 GM : そしてレイアンは去年、自分の父親が雨の日突然、自分の目の前で魔族に倒され連れ去られていなくなってしまったこと、 そして今救護室でその父親が居て、目を覚まさないことを言います。 グロリア : ひとつひとつの節目に「うん」と相槌を返す GM : レイアン「それで、僕、どうしたらいいのかわからなくなっちゃって……」 グロリア : 「簡単じゃないのか?」 GM : レイアン「え?」 グロリア : 「ひとつ、信じること」 グロリア : 「ふたつ、自分の幸せ」 グロリア : 「これでいいんじゃないか?」 GM : レイアンは呆然とグロリアの事を見ています GM : レイアン「信じる……僕の、幸せ……?」 グロリア : 「おうよ、親って言うのはな多分、子の幸せは自分の幸せなんだと思う、というかそう考えてる」 GM : レイアン「僕の……幸せを…?」 GM : レイアン「でも、お父さんが……」 グロリア : 「聞くが」 グロリア : 「もし、お前が父と同じ状態になって、起きたとき父がお前のために毎日”泣いて””悲しんで””苦しんで”たって知って愉快になるか?」 グロリア : 「俺はお前が起きたとき、笑っておかえりって言ってあげるぜ?」 グロリア : 「そっちのほうが、全然いいだろ?」 GM : レイアン「笑って……お帰りって…………そっか、そうだよね……えへへ」 GM : そういってレイアンは涙をぬぐってまだちょっとだけぎこちない笑顔を見せます GM : レイアン「うん、ありがと。ちょっと元気出てきたよ」 グロリア : 「そうかそうか、だが50点だ!」レイアンの口元を引っ張ります GM : レイアン「い、いへへへへ!」口元を引っ張られつつもだんだんおかしくなってまた笑い出します GM : レイアン「あははは、もうやめてよー。あ、そうだ。ミネネが探していたよ?放課後ミネネのパン屋一緒に皆で一緒に行こうって」 グロリア : 「おう、わかった、だが俺は救護室に用事があるから、その後でな」(先生がいない隙に服の下の包帯を取り替える所存 GM : レイアン「うん、わかった。……って、いけない!みんな教室で待ってもらってるんだった!グロリアも急いでね」 GM : そういってレイアンは教室まで小走りで走っていきました GM : そしてその廊下のすぐ窓の外、真っ黒い一匹の鷹がその様子を静かに見つめています ――その2に続く――