■今回予告 アリエステリア王国で一番の規模と伝統を誇るアンドレア学園。 この学園に忍び寄る邪悪な気配。 人々は辛く悲しい涙の雨に身を震わせていた。 しかし闇のあるところに光は現れる。 そこに現れたのは二人の戦士。 人はその戦士を、《アリエスフォース》と呼んだ――― アリアンロッド2Eキャンペーン「アリエステリアの奇跡 第一話 『変身!アリエスフォース』」 新しい伝説が……今、始まる! ■アリエステリア戦役と三英雄について 20年前、アリエステリア王国に突然邪神が誕生し国中に魔族や妖魔が溢れだす。 人類と邪神との戦いは熾烈を極めたが、最後はアゲリム、コーリエ、フォルガンの三人の英雄によって邪神が討ち取られた。 しかし英雄アゲリムは、後に魔族の残党との戦いで命を落とした。 英雄コーリエは戦いから退き、魔術教師となって新しい人生を歩みだした。 英雄フォルガンは、貴族のベルカンティア・アレクサンダーと結婚し子供を儲けるが、そのあと突然人々の前から姿を消してしまう。 そして、英雄フォルガンは他の貴族から妬みを買い毒殺されたという噂が流れている。 魔族との戦いは終わらず、邪神を倒したはずのアリエステリア王国に、平和は来ていなかった。 ■キャラクター自己紹介 リルフィーユ:リルフィーユ・エユリースと言います。 リルフィーユ:クラスはアコライト/メイジで、攻撃と回復役を兼ねています。 リルフィーユ:アンドレア学院に赴任してもう数年経ちます。 リルフィーユ:ちなみに専攻は神聖魔術。 リルフィーユ:文武両道の精神で、厳しく生徒をしつけていこうと思います(笑)。 リルフィーユ:あ、あといつも長い髪で顔を隠しています。 リルフィーユ:こんなところですかね。   グロリア:【名 前】クラウディオ・アレクサンダー 【種 族】ヒューリン   グロリア:【性 別】男性(訳あって女性と偽っている)【年 齢】不明   グロリア:【C L】5              【クラス】ウォーリア/モンク   グロリア:【身 長】170cm   グロリア:【性 格】正義であることを自分に定め、仲間を家族として家族には優しく、敵は徹底して潰す   グロリア:【服 装】普段は訳あって女性物の服装を着て女装している。   グロリア:【思 考】本来は正しい事が大好きな正義漢だが、それが難しいことを知っている、だが、正しくない事を見逃せるほど冷めていない。   グロリア:【口 癖】まぁいいよ?、いいんじゃない?   グロリア:自由と正義そして家族を愛する、貴族と英雄の子供だったが貴族に疎まれ父を暗殺され、   グロリア:このままではクライディオも殺されてしまうからと、母とその側近に事故死に偽装して   グロリア:家族の元を離れとある学園に逃げ込んだ、そこで自分の名前を捨てて   グロリア:グロリア・アレクサンドロ(Gloria Alexsandro)と仮の戸籍、名前を名乗って   グロリア:彼の家族の元に戻ること、、愛する家族の元に帰ることを心に誓う   グロリア:更にその誓いの中、父と母の教え”不殺の誓い”も同時に果たそうと素手で戦う事を誓った。   グロリア:名前すら偽造の自分だが拳と己が体一つでその困難に立ち向かう。   グロリア:PLは癒海さんです   グロリア:よろしくにゃん☆ ■GM自己紹介     GM:GMは光がお送りします!     GM:現在の目標は王道なキャンペーン!よろしくお願いします! ■プリプレイ リルフィーユ:ないでーす。   グロリア:ゲッシュ:『無手の誓い』   グロリア:恩恵:素手の攻撃力を+[CL+5]に変更。   グロリア:制約:素手以外の武器を装備してはならない。   グロリア:天罰:素手を使用した攻撃が行えなくなる。   グロリア:男性ですが女装をしていて、戸籍、名前は偽のものを使用。   グロリア:本名:クラウディオ・アレクサンダー(Claudio Alexander)   グロリア:偽名:グロリア・アレクサンドロ (Gloria Alexsandro)   グロリア:以上です リルフィーユ:つまり人を殴れなくなると(     GM:はい、ではオープニングに進みます     GM:最初はちょっとリルフィーユさんのターンが長いですがご勘弁を! ■オープニングフェイズ ●冷たい雨の降る校庭 登場PC:リルフィーユのみ     GM:新一年生を迎える入学式を三日後に控えたアンドレア学院。     GM:その、まだ春休みの学園の校庭を、冷たい雨と激しい格闘、そして凶悪な魔法が吹き荒れる!     GM:いまリルフィーユの目の前で、上級魔族と学校の教職員や警備員による激しい戦闘が行われています。     GM:傭兵上がりの警備員と戦闘訓練を教えている教員が同時に強烈な二連撃を繰り出します。     GM:しかし魔族はそれを難なく躱し、二人に衝撃波を与え吹き飛ばします。     GM:それを見た魔術教師のコーリエ先生が悲壮な顔で杖を構え、リルフィーユの前に立ちます。     GM:コーリエ先生「リルフィーユ先生!急いでここを離れて、助けを呼んできてください!私は全力であの“アメフラシ”を止めます!」 リルフィーユ:「でも……!」 コーリエ先生:「ここで私たちが全滅したら、次は寮に残っている生徒たちに被害が及びます!急いで!」 リルフィーユ:一瞬ハッとなり、「……はい!」と言って走り出します。     GM:そしてリルフィーユが走り出した瞬間、コーリエ先生は自分の生命をすべて魔力に変える攻撃魔術を二重に詠唱しつつ上級魔族に突進します。     GM:コーリエ先生「炎の精霊、全ての力を魔力に変えて敵を討て! 」     GM:上級魔族の目の前で巨大な魔力の渦が爆風を起こし、辺りを激しい土砂が覆います。 リルフィーユ:「ま、まさか……なんてことを!」     GM:しかし視界が晴れたその場所では、無傷の上級魔族がコーリエ先生の頭を片手で掴み、持ち上げています。     GM:そして既に力を使い果たしぐったりしているコーリエ先生の耳元で、ねっとりとした声で上級魔族が囁く。 リルフィーユ:「そんな……今の攻撃で、無傷!?」   上級魔族:「んふふ~、ざ~んねん」     GM:そして上級魔族はコーリエ先生を掴んだ手からレーザーを放ち、勢いよく吹き飛ばされたコーリエ先生の体がリルフィーユに直撃します。 リルフィーユ:「かはっ!?」   上級魔族:「あれれ~?そこのあなた、もしかして自分だけ逃げようとしてたんですか~?」     GM:上級魔族はニヤアと笑いながらリルフィーユの方へゆっくりと歩いてきます。 リルフィーユ:歯をギリッと噛み締めます。「化物め……!」     GM:そのとき、意識を失っているコーリエ先生の体から黒い結晶体が零れ落ちます。     GM:リルフィーユは、特に何かを感じるわけではないが、何故かこの結晶体が異様な力が溢れている気がしてきます。     GM:何の理由もなく、この結晶体を使えるば目の前の上級魔族を倒せるんじゃないかという気がしてきて、それしか考えれなくなってきます。 リルフィーユ:「こ、これ、は……」 リルフィーユ:ふらふらとそれに手を伸ばします。     GM:リルフィーユが黒い結晶体を拾うと、急に強い光を放ち、辺りの瘴気を恐ろしい速度で吸収していく―― リルフィーユ:「……!?」   上級魔族:「な、なに!?私の力が吸い込まれる!?……小癪な!」     GM:上級魔族は右手に魔力を集め漆黒の槍を生み出し、目にも止まらぬ速度で放り投げて、その槍はリルフィーユの右目を貫く! リルフィーユ:「っああっ!」     GM:リルフィーユの持つ黒い結晶体は一際強く光を放つと、上級魔族の力と右目を貫いた槍のすべての力を吸い取り、砕け散ってしまいます。     GM:そしてリルフィーユに右目には禍々しい紋章だけが残ります。   上級魔族:「おのれ…………おのれ!おのれ!人間風情の癖に私の力を奪うとは!覚えていなさい、次に会う時があなたの最後です!」     GM:そういって上級魔族は上空へ高く飛ぶと、召喚した魔獣に飛び乗ってどこかへ消えてしまいます。 リルフィーユ:「ええ、次はないわ……」 ●学園長室 登場PC:リルフィーユのみ     GM:リルフィーユは治療を受けた後、学園長室に呼び出されます。     GM:学園長室には学園長と、錬金術教師のリディテオ先生がいます。     GM:学園長はメリエメル=アンドレアというエルダナーンの女性。     GM:リディテオ先生はヒューリンの眼鏡をかけた細いヒューリンの錬金術教師で、生徒からは世界一授業が難しい先生と噂されています。    学園長:「ごめんなさい、あんな事があったあとなのにすぐに呼び出してしまって。体の方は大丈夫?」 リルフィーユ:「はい……今のところは」    学園長:「リルフィーユ先生をお呼びした理由は他でもない、先ほど襲ってきた魔族についてです。」 リルフィーユ:顔には出さず、それを黙って聞きます。    学園長:「あの魔族は通称“アメフラシ”。本当の名前はわかりませんが20年前のアリエステリア戦役後、人類の最大の敵と言われる上級魔族です。」    学園長:「“アメフラシ”の降らす雨は人々を衰弱させます。また、どんな攻撃によってもあの魔族を倒すことはできないと言われています。」    学園長:「そしてさっき、その魔族から力を奪い取った結晶体がアリエスエレメンタル。かつて英雄アゲリムと英雄フォルガンが邪神を倒すのに使ったと言われる神具です。」    学園長:「アリエスエレメンタルは、100年前に枯れたといわれる神木の根から誕生した奇跡の結晶で、その素質のある者にのみ力を貸すといわれています。」    学園長:「黒のアリエスエレメンタルは砕け散りましたが、その力は貴女の体の中に吸い込まれ、今でもその中で息づいているみたいです。」 リルフィーユ:「私の中に……」不意に、右目が疼きます。    学園長:「そしてその貴女の右目に残った紋章。これは上級魔族のみが使うことのできる、人間の心の傷に入り込み急速に邪悪化してしまう恐ろし紋章です。」    学園長:「今は体内のアリエスエレメンタルの力と拮抗して邪悪化することを防いでいますが……」    学園長:「もし貴女の心が傷付き、邪なことを思い描いてしまったら、きっとその紋章は全身に広がり、完全に邪悪化してしまうでしょう。」 リルフィーユ:「邪悪化……」    学園長:「貴女が助かる道は一つしかありません。それはもう一つのアリエスエレメンタルを使える素質のある人間を捜すことです。」    学園長:「アリエスエレメンタルの所持者が心を通わせたとき、互いに共鳴しあい巨大な力を手にすることが出来るといわれています。」    学園長:「そのアリエスエレメンタルの力が強くなれば、その紋章の力を打ち消すことが出来るかもしれません。」 リルフィーユ:「成る程……」     GM:突然リディオ先生が手を突き出し、懐中時計に見える物を渡してきます。 リディオ先生:「これ、御守みたいなものだけど、殆ど。持っててね?無くさないように。悪いけど。」 リルフィーユ:「……分かりました。お預かりします」 リディオ先生:「僕が作ったの、これ。見えないでしょ?ただの懐中時計にしか。結構頑張ったんだよね、カモフラージュ。」 リルフィーユ:「と、言いますと?」    学園長:「それはリディオ先生に作ってもらった、アリエスエレメンタルを制御するためのマジックアイテムです。」 リディオ先生:「スイッチウォッチって言うから、それの名前。」    学園長:「それを持っていれば、リルフィーユ先生の強い想いに反応してアリエスエレメンタルの力を制御できるようになるはずです。」 リディオ先生:「でも意味ないんだよね、殆ど。もう一人の所持者が現れないと。悪いけど。」    学園長:「もうひとつ作ってありますので、一応リルフィーユ先生がアリエスエレメンタルと一緒に持っていてください。」 リディオ先生:「ある?何か質問。」 リルフィーユ:「いえ、大丈夫です」 ●入学式の直後の教室 登場PC:最初はグロリアのみ     GM:グロリアは無駄に長い学園長の入学式の挨拶を聞き終え、初めて自分の教室に来ました。   グロリア:「たのもーーー!」ドーン!と扉を派手に開けて登場     GM:教室は固定された長机と椅子があり、自由に着席するタイプのようです。     GM:すでに教室にいた生徒は全員ぎょっとしてグロリアの方を見ています リルフィーユ:(生徒になって)「なんだあいつ……」「やあねぇ、こわい……」ひそひそ。   グロリア:「・・・」クラス全員を見渡す     GM:生徒は全員目をそらしていきます   グロリア:「そこの君」適当な男子Aの肩を掴む     男子A:「ぼ……僕!?」   グロリア:「そうだ、お前だ、ここは1年A組であっているか?」     男子A:「は、はい!そうです!仰る通りです!」男子はすごい勢いで首を縦に振っている   グロリア:「そうか、素直な奴だ」ニコっと笑って自分の席に着席     GM:しかしその瞬間、グロリアの背後に殺気を感じます!   グロリア:「むっ!?」バッっと振り返る     男子B:「秘儀!ワイドスカートめくり!!」グロリアのスカートと隣の女子のスカートが同時にめくられます!     男子B:「へへへ・・・・・・こいつも所詮女だゼ!」 リルフィーユ:(男子になって)「流石タケル! 俺たちにはできないことをやってのけるぜ!}   グロリア:「甘いっ!その程度で私は動じない!」仁王立ちで指を指す リルフィーユ:(男子になって)「生意気なあ……!」     男子B:「ば・・・・・・ばかな!スカートをめくられても悲鳴ひとつあげないだと!?」     男子C:「隣の女子は真っ赤な顔でスカートを抑えてタケルをにらんでいるのに!」 リルフィーユ:(男子になって)「こいつ……本当に女か!?」   グロリア:「男子Bとやら、どうやら貴様には天誅が必要なようだな」サッとタケルの前に入り込む     男子B:「な・・・なん!?」目で追い切れない リルフィーユ:(タケルになって)「お前、ちっとはできるみたいだなぁ……?」   グロリア:「見るがいい!我が極技!飛翔拳!」顎をアッパーカットで殴り上げる リルフィーユ:「ごはぁっ!!?」   グロリア:「二連撃!」そのまま空中で蹴り飛ばす     GM:と、その時チャイムが鳴ってリルフィーユが教室に入ってきます。 リルフィーユ:と、そこで私が登場して……。「ほら、席について――」   グロリア:「決まったァ!」と大声を上げて着地(スカートが見える状態だが気にしない リルフィーユ:「……貴女、何をやっているのですか?」額に怒りマークを浮かべつつ近づきます。     GM:そしてクラス内から湧き上がる拍手――   グロリア:「クラス全員が仲良くなれるよに、レクリエーションをねぇ男子A」しれっと     男子A:「あ、は、はい!そうです!そのとおりです!!」こくこくこくこく リルフィーユ:「……そこの貴女、後で職員室まで来るように」と、グロリアに。   グロリア:「ばっばかな・・・完璧なはずだったのに」ガクッとしつつ席に座ります    タケル:「ふ・・・・・・先生。俺のことは気にしないでくれ。これは漢と漢の真剣勝負だったのさ・・・」タケルもよろよろと席に座りながらガクリと力尽きる リルフィーユ:そんなタケルを一瞥してからグロリアに一言。「もっと、女子としての自覚を持つように」   グロリア:「うぅ・・・」     GM:グロリアが席に座ると、さっき一緒にスカートめくりされた女子が隣に座り、こっそり声を掛けてきます。    ミネネ:「さっきの凄かったね♪私ミネネ、あなたは?」   グロリア:「グロリア・アレクサンドロだ」    ミネネ:「え!?グロリア?じゃあ私たち、寮の部屋一緒じゃない?部屋割り見た?廊下に貼ってたけど」   グロリア:「本当か・・・、これからよろしくな」ちょっと微妙な顔で握手求め    ミネネ:「よろしくね♪」     GM:ちなみに今日は授業はなく、学園生活の説明や注意事項を伝えた後、全員自己紹介をして終わりです。   グロリア:「それじゃぁミネネ、ちょっと地獄(職員室)行ってくる☆」   グロリア:全員が自己紹介を終えた所で リルフィーユ:「――では、各自掲示板を見て、午後4時まで寮に入り、寮長の指示に従うこと」 リルフィーユ:「以上、解散」     GM:じゃあリルフィーユが解散を指示したら    ミネネ:「はいはーい!せんせー!」    ミネネ:が元気よく手を挙げています。 リルフィーユ:「何ですか……ミネネさん」    ミネネ:「せんせー!結婚はしてるんですかー?」   グロリア:「ん?」席を立とうと思った所でミネネの発言が気になり動きが止まる リルフィーユ:「……していません」    タケル:「はい!彼氏受付中ですかー?」     GM: と男子生徒の一人が言い、どこかから「お前じゃ無理だろー!」と野次が飛び、「うっせー!」と真っ赤になって勢いよく席に座るタケルに、教室から笑いが漏れます。     GM: そして別の男子生徒が「その髪型って前見えるんですかー?」と聞いてきます。 リルフィーユ:「……静粛に」     GM:そして静まる教室 リルフィーユ:「くだらない話は置いておいて、早く寮に向かうことです。では」 リルフィーユ:と、教室から出ます。   グロリア:「バカヤロォォォ、あの怒りモードの先生の所に俺は行かなきゃダメなんだぞ」と机にうつ伏せて嘆く    ミネネ:「あの先生怒ると絶対怖いよねー・・・」>グロリア   グロリア:「そうだよ、だって見た?あの虫けらを見るような目」(フィルターかかってます>ミネネ     GM:ではその時     GM:教室のすぐ外で2年の上流クラス生徒が声を掛けてきます。     GM:この生徒はエイグル=リクトリア、リクトリア公爵家の長男で、国王が結婚していない現在は第五王位継承権を持っています。   エイグル:「リユフィーユ先生、この後講堂をお借りして新入生を歓迎するパーティを開催をさせて貰うことになりましたので、このクラスの皆さんもお誘いしてもよろしいですか?」     GM:ちなみに今朝学園長がそんなことをチラッと言っていたような記憶があります。 リルフィーユ:「……いいでしょう。許可します」   エイグル:「ありがとうございます。」 リルフィーユ:「ですが……」 リルフィーユ:「人の名前はきちんと覚えること。貴族であれば尚のことです」 リルフィーユ:「分かりましたか? エイグル=リクトリア」 リルフィーユ:誤字に反応するという(   エイグル:「あれ・・・?申し訳ございません。」と謝ります リルフィーユ:「では、これにて」     GM:まさか誤字っていたとはw     GM:では、エイグルは教室の前の壇上まで上がってきて、   エイグル:「みなさん初めまして!私はリクトリア家のエイグルです。本日はこれから講堂にて皆さんの歓迎パーティを開催させて頂きますので、是非ご参加ください!」     GM:と言って一礼し、リルフィーユにも「ぜひ先生も」と言った後、隣の教室の方へ行ってしまいました。   グロリア:「ヤッフーーーー!」と嬉しそうに飛び上がる     GM:教室からは驚きと歓声の声が上がっています    ミネネ:「ねぇねぇ聞いた聞いた!?今の多分エイグル王子だよね?すっごーい!もしかしてお知り合いになっちゃう!?ねぇねぇどうしようどうしよう!きゃー!きゃー!」    ミネネ:は興奮して、グロリアの肩をガクガク揺さぶったり抱きついたりしてきます。 リルフィーユ:これは職員室に行くのを忘れるフラグ(   グロリア:「ギャーーー」ユッサユッサされて    ミネネ:「やばいよね!ちょっとどうしよう!やばいよ!」    ミネネ:の鼻息がやばいです。   グロリア:「落ち着きなさい」額をコツン リルフィーユ:ミーハーですね……(    ミネネ:「あう・・・。てへ、ごめん♪」    ミネネ:「よっしゃ!さっそく講堂行って良い場所キープしよ!ほら、急いで急いで!」     GM:そういってミネネはグロリアの背中を押して講堂に向かいました。   グロリア:「押すな押すなって」カバンを背負って移動 ■ミドルフェイズ ●講堂のパーティ会場 登場PC:リルフィーユ、グロリア     GM:グロリアはミネネと一緒に、リルフィーユは廊下で学園長と会って一緒に講堂まで来ました。     GM:会場は壁際にぐるりと料理の乗ったテーブルが設置してあり、簡単な立食会のようになっています。     GM:そして奥では雇われた楽団がスタンバイしており、ピアノの所には音楽の教師が座っています。     GM:ほどなくしてパーティが始まり、エイグルが簡単な挨拶を終えたら会場に音楽が流れ始めました。     GM:まずはリルフィーユ側の演出からします。    学園長:「どう?目のほうは。」 リルフィーユ:「今は大丈夫な様です」    学園長:「なら良いんだけど……。」    学園長:「ごめんなさいね、本当は貴女は担任なんかしている場合じゃないのに。」 リルフィーユ:「いえ、これも務めですから」    学園長:「重ね重ね悪いんだけど、実は魔術のコーリエ先生はまだ意識が戻らないの。……ちょっとの間だけ上流クラスの魔術授業の方も手伝ってもらって良い?」 リルフィーユ:「そうですか……分かりました。引き受けましょう」    学園長:「ありがとう。お願いするわね。」    学園長:「今年は上流クラスも一般クラスも、やんちゃな子が混じってるみたいだから何かあったら私や他の先生も頼ってね。」 リルフィーユ:倒れたのは、コーリエ先生、と(メモメモ)。 リルフィーユ:「ご心配には及びませんよ」と、微笑む。    学園長:「そうそう、話は変わるんだけれど、リルフィーユ先生のクラスにグロリアって子が居るじゃない?」    学園長:「その子の家に出した連絡事項の手紙の返信が来ないの。手紙の内容は重要じゃないから別にいいんだけど……」    学園長:「前にも、遠くから来た子のご家族が事故にあって、夏季休暇で帰るまで事故のことを知らなかったってことあったじゃない?」    学園長:「一応心配だから早めに、入学した時に提出した住所が間違っていないかとか、ご家族がどんなことしてるかとか確認して貰っても良いかしら?」 リルフィーユ:「……はい、分かりました」     GM:ということでグロリア側の演出へ   グロリア:「ナンパなど百年早い!飛翔券!」の掛け声と共にナンパしてきた男子生徒を会場の外に投げ飛ばすグロリア    ミネネ:「わー!グロリアぱんつ見えてる!見えてる!」慌ててスカートを押さえ   グロリア:「おっとミネネありがとう」ニコ リルフィーユ:「グロリア・アレクサンダー、か……」    ミネネ:「でも、すごい強いね~♪」   グロリア:アレクサンドロです(´・ω・`)     GM:アレクサンダーは本名の方w    ミネネ:「ねえねえ、そういえば気付いた?自己紹介の時」   グロリア:「ん?」    ミネネ:「グロリアの横に座ってた子。レイアンって言ってたよね。ほら、あの子。」     GM:と男子生徒ひとりを指を指し   グロリア:「ふむ、そんな人いたか?」記憶サーチ   グロリア:「そういえばいた気がする気がする」と言って見る     GM:じゃあ思い出すなら知力判定の目標値9でw   グロリア:#2D6+3 知力:感知:幸運判定    BOT: _09_Gloria : 2D6+3 => 10(2D6)+3 = 13 知力:感知:幸運判定     GM:成功したらレイアンが英雄アゲリムの息子だと気づきます。     GM:前に街の剣術大会で少年部門に優勝して話題になっていました。   グロリア:「あぁそういえばいたなぁ、うむ隣のレイアンは確か英雄アゲリムの息子か・・・」ニヤリ   グロリア:「強いのかな・・・」ボソリ    ミネネ:「ねー!やっぱりそうだよね!すごいじゃん!同じクラスだよね!」   グロリア:「まぁ敵の実力を知ってからだな、今は先生に目を付けられてるし」首をコキッコキッっと鳴らして     GM:二人で話しているとレイアンがこっちに一瞬気が付いたようですが、グロリアに気が付いてすぐに目をそらしてしまいます。   グロリア:「・・・む?目があったら避けられた・・・嫌われたかな?」首をかしげる   グロリア:「取り敢えず、飯でも食べるかな♪」食事の方に近づいていく    ミネネ:「あ、私も~♪」 リルフィーユ:では、ここで登場して……。 リルフィーユ:「グロリア・アレクサンドロ」   グロリア:「はひ!?」背筋ピーン リルフィーユ:「職員室に来るように、と言ったはずですが」   グロリア:「・・・ハッ!」   グロリア:「ミネネあと任せた!」食べ物持って逃走を開始 リルフィーユ:「…………」    ミネネ:「え、私!?え!?え!?」おろおろ リルフィーユ:「ミネネさん、と言いましたか」    ミネネ:「は、ははははい!」こくこくこくこく リルフィーユ:「あの子のこと、よろしくお願いしますね」と。 リルフィーユ:「少々、心配なので……」    ミネネ:「・・・・・・・?はい。」よくわかっていない リルフィーユ:「では、私はこれで」と、立ち去ります。   グロリア:「にげろ~」途中でタケル巻き込みつつ逃走    タケル:「うぎゃぁぁぁあああ!」 リルフィーユ:タケル「だが甘ぁい! 《コンバットセンス》ぅ! って、もういねえ!?」(     GM:そしてグロリアが逃げた先は     GM:上級クラスの生徒が固まっている集団の真ん中でした リルフィーユ:上級生徒「……ん?」     GM:そして突然近くで上流クラスと思しき女生徒二人の言い争いが聞こえてきます。   グロリア:「??」   女生徒A:「もう!なんで駄目なんですの!?少しぐらい良いではありませんか!」   女生徒B:「だってリリアーナ様。あなた、クロスディエル家の娘なんでしょ?そのような方は兄に紹介などできませんわ。」  リリアーナ:「まあユイシア様!先ほどの入学式でだって、貴族も平民もなく皆この学園では平等と学園長が仰っていたではありませんか!」   ユイシア:「それで家同士のしがらみが無くなるわけではありません。」  リリアーナ:「なによなによ!そんなに意地悪しなくたってよろしいではありませんこと!?」     GM:突然そこへエイグルが現れ   エイグル:「どうしたんだいユイシア。入学した日にさっそくお友達と喧嘩?」   ユイシア:「お兄様!違いますのこの方はただクラスが一緒なだけで――」リリアーナ「まあエイグル様!」     GM:リリアーナがユイシアを押しのけてエイグルの前に出てきます。  リリアーナ:「お初にお目に掛かりますわ!わたくしリリアーナと申しますの。」  リリアーナ:「ユシリナ様とは意気投合してしまいまして今もついつい経済の話で白熱してしまいましたのよ。」ユイシア「え、ちょっと」   エイグル:「初めまして、私はエイグル=リクトリア。妹のユイシアはそういうところは苦手だからね。心強いお友達ができてうれしいよ。」ユイシア「だから違」  リリアーナ:「お任せくださいませ!ユイシア様は私が責任を持って経済のスペシャリストに仕立て上げますわ!」ユイシア「ちょっとちょっと!」   エイグル:「どうしたの?ユイシア。」   ユイシア:「勝手に話を進めないでくださいませお兄様!大体この方はクロスディエル伯爵の一人娘ですのよ?」   エイグル:「ユイシア、この学園の中では貴族も平民も家柄も関係ないんだ。そんな良い方したらいけないよ?」   ユイシア:「……っ」     GM: エイグルの後ろでリリアーナが笑いをこらえるのを見て、ユイシアは更に頭にきているようです。   エイグル:「しかしクロスディエル伯爵の一人娘は天使のような美しさとの噂でしたが、実際にお会いしてみたら噂以上のお美しさだ。」     GM:とエイグルはリリアーナの手を取り、リリアーナは「まあ、お上手なんですから……」と頬を赤らめています。     GM:それを見て「ぐぬぬ」となっているユイシアは突然辺りを見渡し、何故か決意した目でグロリアの前まで来ると   グロリア:「・・・??」   ユイシア:「あなた、わたくしのお友達になってくださいませ!」と言って強引にエイグルの方まで引っ張ってきます。   ユイシア:「お兄様!こちらの方もわたくしのわたくしのお友達ですの!リリアーナ様に負けず劣らずの美しさですのよ!」   グロリア:「初めまして、グロリア・アレクサンドロです」ニコ>エイグル     GM:エイグルはグロリアの顔を見て何故か凄く驚いているようです。     GM:そして、はっと我に返り、   エイグル:「私はエイグル=リクトリア。初めまして美しいお嬢さん。」     GM:と微笑みかけてきます。   グロリア:「ありがとうございます、嬉しいです」     GM:そしてエイグルは突然手を叩き、楽団の方に合図を送っています。     GM:音楽が突然ワルツに変わり、エイグルがグロリアの前にひざまずき手を差し伸べてきます。   エイグル:「よろしければ私と踊って頂けませんか」   グロリア:「このような田舎者でよければ」   エイグル:「ありがとう、さあこちらへ」と微笑んでグロリアの手を取りフロアの中央へ導いていきます。     GM:1年生以外の上流クラスの生徒が慣れたようにエイグルに従って相手を見つけダンスを始め、講堂は一瞬にしてダンス会場に変わってしまいました。     GM:それを見て今度はリリアーナが「ぐぬぬ」となっており、ユイシアが何故か勝ち誇ったように笑っています。     GM:そして、グロリアが踊り終わって元の場所に戻ってくるとクラスメイト達が一斉に話しかけてきます。    生徒A:「なになに?なんであの人と踊ってたの?」    生徒B:「今の人って王子様なんでしょ?」    生徒C:「え、まじで!?」    ミネネ:「やばいって!これ絶対恋に落ちちゃう流れだって!きゃー!きゃー!」     GM:ミネネが興奮して抱きついてきます。   グロリア:「ないない」ミネネの額をコツンとして     GM:そして気付くと英雄の息子レイアンがグロリアのことを見ていましたが、目が合うと目をそらしてしまいます   グロリア:「またか・・・、ちょっと言ってくる」ミネネにそう言い残してレイアンに近づく     GM:レイアンはグロリアが近づいてくるのに気が付くとビクッと体をこわばらせますが、下を向いて何かを耐えているかのように微動だにしません。   グロリア:「・・・俺のこと嫌いか?、俺にはそんな覚えないんだが・・・。」(>レイアン   レイアン:「・・・え!?ち、違うよ!その、僕、その・・・」     GM:レイアンは驚いて否定しましたがその後の言葉が続きません   グロリア:「しっかり喋れ!」顔を掴んで前を向かせる   レイアン:「あ、あの・・・僕・・・・・・あの・・・」   レイアン:「ごめん!」     GM:そういってレイアンは逃げ出してしまいました。     GM:ミネネが近寄ってきて「どうしたのー?」とグロリアに声を掛けます   グロリア:「釈然としないが嫌われてはいないっと」とつぶやいて「なんでもない」ニコ>ミネネ    ミネネ:「ふーん。ねぇねぇ、それよりあっち側のテーブル料理が違うよ!行ってみよ♪」と言ってグロリアの腕を引っ張って歩き出します   グロリア:「りょうかーい」と逃走していたことは忘れる     GM:そしてパーティはそろそろお開きの時間になりました。     GM:いつの間にか外は小雨が降っており、生徒たちが駆け足で講堂から寮へと掛けていきます。    ミネネ:「雨降ってるね。本降りにならないうちに急いで行こ?」   グロリア:「おう」上着を傘がわりに寮に帰る     GM:そこで講堂の入り口で立ち止まり、呆然と雨を眺めるレイアンを見つけます。   グロリア:「おい、レイアン雨が本降りになる前に寮に帰るぜ」と言って肩を叩きます   レイアン:「わ!?い、いいよ!僕は・・・・・・その・・・・・・ごめん!」     GM:と言って、中に走って引き返してしまいました。    ミネネ:「どうしたの?はーやーくー」外に駈け出しているミネネがグロリアを呼んでいます   グロリア:「あっいまいく」と言いつつ寮への最短ルートをミネネに合わせて走ります     GM:そしてリルフィーユは、殆ど生徒のいなくなり片づけをしている講堂の入り口に、レイアンが一人深刻な顔で雨を見つめているのに気づきます。 リルフィーユ:「そこの貴方、早く寮に戻りなさい」   レイアン:「う・・・・・・うん。」   レイアン:はそう答えますがその場から動こうとしません。よく見ると足が震えているようです リルフィーユ:「……大丈夫ですか?」   レイアン:「・・・・・・」   レイアン:「先生・・・・・・雨が、止むまで待っていても良いですか?」     GM:雨は本降りに入っているようですぐに止みそうにありません リルフィーユ:「それは教師として許可できません。……?」   レイアン:「でも・・・・・・でも・・・・」     GM:レイアンは体の震えが大きくなって行き、その場にしゃがみ込んでしまいました リルフィーユ:「貴方、一体……?」   レイアン:「・・・・・・」 リルフィーユ:そこで、アメフラシのことを思い出します。     GM:レイアンは膝を抱え、何かに耐えるようにまったく動こうとしません リルフィーユ:「……養護室に行きましょう」 リルフィーユ:(保健室のことね、一応   レイアン:「うん・・・」とリルフィーユに言って手を引かれ養護室まで連れてこられました     GM:養護室は専属の先生がちょうどいないようです リルフィーユ:「……とりあえず、今はここで休んでいなさい」   レイアン:「うん・・・」     GM:とレイアンはベッドに座り、俯いています     GM:そして、養護室を優しい雨音だけが包み込んでいました。 ●初めての寮で 登場PC:グロリアのみ     GM:自分の部屋で荷物の整理をしていたグロリアとミネネは寮長によって寮のロビーに呼び出されました。     GM:ロビーには一年生が集められているようで、寮長が寮の門限や掃除の当番などの説明を始めました。     寮長:「お風呂は午後9時までに入ること。それ以降入ろうと思ってもお風呂掃除の時間になってしまいますので入れません。」     寮長:「それから、基本的にお掃除は一年生がローテーションでそれぞれの場所を担当してもらいます。」     寮長:「お友達同士で担当を変わってもらうときも、先に私の方に報告をしてください。」     GM:そして全員に掃除当番表が配られました。     GM:グロリアは今月、リリアーナとお風呂掃除のようです。   グロリア:「ふむふむ、風呂掃除か」     GM:ミネネは廊下掃除みたいです  リリアーナ:「ちょっとちょっと!なんでわたくしがお風呂掃除なんてやらなくちゃなりませんの!?よりにもよってこの女と!?」     GM:と言ってグロリアの方を、親の仇を見るような目でにらんでいます。   グロリア:「あはは」苦笑     寮長:「それがルールです。出来ないのでしたら出て行ってもらうしかないですね。」  リリアーナ:「ぅぐぐ……」     GM:リリアーナはそのまま不満そうに部屋に戻っていきました     GM:そして・・・・・・その日、結局リリアーナは掃除の時間に現れませんでした。 【次のセッションログに続く】