●今回予告 オルコット村での活動が功を奏し、ネオ・ダイナストカバルの名前は村へ受け入れられ始めていた。 しかし、それを許さない者たちがいた 神殿の企みを探りに潜った地下遺跡で、君たちは最大の宿敵と相まみえる――! アリアンロッド2E ダークヒーローズ 第二話 「強敵! 神殿からの刺客」 ●前日譚『プレイヤーからのお願いだったので』 それは、一話が終わった日の深夜のことでした 夕月:それと、もうひとつ コア(一話で倒したガードポーンの核)を買って送るとペットになって帰ってくるというのは本当ですか( GM:演出の品としてならいくらでも 一話目の時にそんなような事を言ったGMです 夕月:それはもちろん! しろがね荘じゃないアジトの方もリフォームとかしたいですしね GM:ところで、それをクリスティナが頼むんですか? 夕月:・・・・頼み辛い・・・・極秘で頼むしかないですね GM:極秘で頼むんだ……w 夕月:再生の用意をお願いします(きり GM:極秘で頼んで、ナイショでアパートで飼うの?w 夕月:それか、アジトに備品として送ってもらって GM:じゃあ、アジトの掃除用にファウスタ教授が送ってくれたのを、一体持って帰っちゃったらいいんじゃないですか 夕月:・・・それで! ……ふむふむ……(ぴこーん) 夕月:PCに明かせない秘密が増えましたね・・・ GM:その秘密は僕積極的にリークしていきます! 夕月:えー! 重要極秘任務ですのに・・・ GM:ふふふふふふ 積極的にリークした結果は、次をご覧ください ●プリプレイ 今回は事前に各PCへハンドアウトを配布しておきました。以下がその内容になります クレス コネクション:アークレンジャー 関係:仇敵 ついに来た!ヤツらが来た! ダイナストカバル殲滅のために呼び寄せられた、神殿の最終兵器(自称)。 彼らの打倒なくして我らダイナストカバルの勝利はありえない 行け、ワイルドビートルよ! 神殿の犬らを殲滅するのだ! クリスティナ コネクション:ファウスタ教授 関係:取引 慌しく逃げ去った前回のゴーレム戦。その中で拾ったあるものを、キミは密かにファウスタ教授へ届けていた 数日後、教授から送り返されてきたのは数体のミニサイズゴーレムだった キミは、密かにそのうちの一体をマントの中へとしまった……。 ゲンブ コネクション:馬小屋のダンディ 関係:ウマが合う しろがね荘の隣の農家に住むダンディ=マクスフェルは物静かだが懐の深い好人物だ キミは馬を預かってもらっている関係で、彼とよく酒場で飲んでいる。 その彼から、神殿が何やら地下遺跡を探索しているとの話を聞いた。 リーピィ コネクション:アマルデア=ゴトフリート 関係:冷や汗もの オルコット村神殿の神官長、アマルデア=ゴトフリート。 おつかいの先でひょんなことから出会ってしまった敵の総大将とも言うべき人物。 しかし、逆に言えばチャンスかもしれない。普通の村民を装って、彼らの動向を探るのだ リーピィ:うおう、なんだか面白そうじゃないですか・・w楽しみ ゲンブ:キャラ性に合わせたHOなので解りやすいですw ティナ:わぁ・・・そしてわたしの極秘作戦が・・っ GM:クリスのハンドアウトはPLの希望を(GMの都合の良いように)採用させていただきました ティナ:なんだか一人だけ雰囲気違いますよね リーピィ:しかしリーピィお使い行くのか・・その時点で眠っちゃいそうなんですがw ティナ:そして村の神殿長なのに恐ろしく強そう リーピィ:総大将・・うちの子にそんなのの相手を任せてもらっても責任はもてませんぜ! そして、セッション当日を迎えます GM:では、はじめましょう ティナ:本日も宜しくお願いいたします! リーピィ:こちらこそよろしくですー クレス:よろしくおねがいします ゲンブ:よろしくおねがいします ●オープニングフェイズ ▼01『最重要極秘作戦』登場:ティナ GM:最初のオープニングはクリスティナです ティナ:は〜い GM:キミは今、支部施設にいます GM:先日ファウスタ教授に頼んだ“ある物”が届くのを待っています ティナ:この日のために全てを費やしてきました。 ティナ:誰もいないところで連絡を取り、怪しまれない程度にシフトを操り皆を遠ざけ・・・そして今があると GM:むちゃくちゃ努力してる……w GM:ただ今支部には誰もいません。戦闘員一人として。すべてティナの暗躍によるものです GM:そして、扉が開き GM:マグロオオカミ「お待たせしましたー」マグロオオカミが大きな木箱を抱えて入ってきました ティナ:「・・・・。別に待ってはいない。用件は?」素知らぬ風に応対 GM:マグロオオカミ「お届け物です。ファウスタ教授から」どさっ、と木箱を置いて ティナ:「そう、お疲れさま。麦茶は冷蔵庫に冷えている。」 GM:マグロオオカミ「あ、どうもです」冷蔵庫から麦茶出してコップに注いで一気飲みし GM:マグロオオカミ「えーと、品名が……ゴーレム四グループ? こんなもの何に使うんです?」 ティナ:「さぁ、掃除用だと聞いている。教授の気まぐれだと思うけど」 ティナ:モノクルを調整し、無関心を装ってつまらなさそうな顔を表現しつつ GM:マグロオオカミ「ふーん、まぁ教授ですしねぇ」 GM:で、しばらく沈黙 ティナ:「何か?」 GM:マグロオオカミ「……開けないんですか?」 ティナ:「(帰らないのか)」 GM:開けるのを待つ構えです ティナ:「緊急の物ではない。だから、他の皆を待とうと思っていた。」 と、いいつつ何時でも空けられる用意 ティナ:「・・・忙しいのではないの?」 GM:マグロオオカミ「そっすか。それじゃあ僕はこれで。今度はカナンまで届け物です。じゃあ皆さん頑張って。あとリーピィに寝てないでちゃんと働けよってファウスタ教授から伝言です」 ティナ:「分かった。教授によろしく」こくり GM:マグロオオカミ「それじゃっ」 GM:さっ、と手をあげてマグロオオカミはダッシュでシーンアウトします クレス:というか思ったんだけど今の会話全部動き回ってしてたのこいつ ゲンブ:多分、そうだと思う・・・ GM:信号待ちのランナーみたいなモンです リーピィ:立ち止まったら死ぬらしいので、おそらくうろうろしてたんでしょうね ティナ:周りをくるくる回られながらと想像すると結構対応に困りますね ゲンブ:実は、反復横跳び リーピィ:マグロオオカミ・・難儀な怪人よ・・ ティナ:彼が出たらすぐに鍵を閉めて ティナ:「・・・・」 ティナ:そそくさと開封! ティナ:「爆発物の可能性もある。確認は必要」 GM:誰に喋ってるのです……w GM:中から出てきたのは……デザイン、どんながいいですか? ティナ:まずはコウモリを1セットと ティナ:あと、何がいいかしら・・兎とくまと・・・ GM:バリエーション豊か……掃除用ゴーレムだというのにw ティナ:・・・そうでした! ゲンブ:見た目可愛くないと思ってきぐるみを自作して被せてみたのじゃー^^ GM:おじいちゃん家庭的w ゲンブ:手芸はボケ防止にやっておったからのー。今では趣味なのじゃー。 ティナ:では、普通のミニ●ラタイプで リーピィ:ミニ●ラってww ゲンブ:ミニ●ラえもんの意味かもしれんよ ティナ:ミニ●ラえもんに決まってるじゃないですか ゲンブ:ミニドラゴンだとばかり思ったよ!ファンタジー舐めるなー!w GM:『ポン』『ポーン』 ティナ:「・・・・!」 GM:赤青黄のミニ●ラポーンがわらわらとティナの足元で歩き出します GM:で、はたきとかほうき、ちりとりを持って掃除を始めますね ティナ:「思った以上。さすが教授」 GM:コウモリ型は天井の蜘蛛の巣などを羽根ではたきおとしてます ティナ:取り扱い説明書と彼らの姿を眺めてから集合をかけます GM:『ポンッ』ざっ、と整列 ティナ:「色も悪くない。いい仕事をする。」 そしてコウモリげっと! ティナ:「研究のために借りておく」 GM:では、ティナが満足してコウモリポーンをマントにしまったところでしめましょうか ティナ:はい〜 がちゃ ▼02『信仰心とはなんぞや』登場:リーピィ GM:続いてのオープニングはリーピィです リーピィ:はーい GM:キミはおつかいで村のマジックアイテムを扱う職人のところに向かっているところです リーピィ:おつかいに向かう理由ってなんかありますかw GM:前回手に入れた防具(イレイションローブ)を仕立て直すよう、お願いしてたのを取りにいくところです GM:ティナはなぜか連絡が取れず、ゲンブは馬の世話があり、クレスはレイヤの買い物を手伝って、人手がありません GM:ティナが凄い勢いでリーピィを行かせました。なぜか支部に近寄らせたくないようですね リーピィ:では、しぶしぶと取りに行きます リーピィ:「ふぇーん。クリスティナは意地悪なんだよぅー。・・今日は一日寝ていたかったんだよぅー」 リーピィ:「でもクリスティナが怖いからお使いするよぅー。おわらせて、今度こそ寝るんだよぅー」 GM:で、マジックアイテム屋に着くと、先客がいるようですね GM:?「いやー、さすがドナテロさん、素晴らしい腕ですね! 見てくださいこの輝き! より一層美しくなったと思いません?」 リーピィ:「こんにちはぁー。私はクリスティナのイレ・・えーと、イベイションローブを取りにきたんだよぅー・・と思ったら何かうるさいのがいるよぅ・・うぅー。面倒くさいんだよぅ・・」 GM:と、リーピィが入った瞬間、ぶんっ、と銀色に輝く剣の切っ先が目の前に突きつけられます リーピィ:「うにゃ!?」 GM:ドナテロ「おおおい! 危ないから振り回さないでくださいって言ってるでしょう!」 リーピィ:「ひ、ひどいんだよぅ!何するんだよぅ!とっても怖いんだよぅー!?」 GM:?「……あっ。ごめんなさい。私ったらつい。この剣の輝きがあんまりにも見事で素敵だったもので」 GM:女性のようですが、剣を握り締めてうっとりしています リーピィ:「いっている意味がさっぱり分からないよぅ・・ふぇーん・・怖かったんだよぅー・・」 GM:?「本当にごめんなさいね、お嬢さん」女性は申し訳なさそうにリーピィへ謝ります リーピィ:「・・・も、もういいんだよぅ・・・とにかく、私はクリスティナのイレージョンローブを取りにきたんだよう」 GM:ドナテロが「ああ、こないだのお客さんね。はいはい」と言いながら店の奥に消えます GM:?「あなた、最近引っ越してきた人? 見ない顔ね」 リーピィ:「私は・・リーピィだよぅ。しろがね荘のレーヤさんのところに引っ越してきたんだよぅ。毎日寝て幸せに過ごしてるんだよぅ」 GM:?「まぁ、そうなの。私はアマルデア=ゴトフリートと言います」 リーピィ:GM、私はその名前に聞き覚えはあるでしょうか GM:あります。この村の神官長ですね リーピィ:了解、つまり神殿の人間だとは分かるんだな・・ リーピィ:「!・・・ア、アマデアさん?」 GM:アマルデア「アマルデア、よ」にこりと リーピィ:「アマルデアさん・・それって、どこかで聞いた名前な気がするんだよぅー。うぅーん、うぅーん。どこだったかなぁー」 GM:アマルデア「ところであなた、信仰に興味はない?」リーピィの手を握りこみ リーピィ:「うにゃ!?」 GM:アマルデア「私はアーケンラーブ信者なんですけどね、アーケンラーブ様は素晴らしいのですよ!」 リーピィ:「し、信仰にはあまり興味ないんだよぅー。私は寝るのが一番幸せなんだよぅー。お祈りする時間があったら寝てたいんだよぅー」 GM:アマルデア「勇猛なる七大神のリーダー! 銀の剣で悪を滅ぼすヒーロー! ああ、アーケンLOVE様かっこいい!!」 GM:恍惚とした表情でリーピィを振り回しながら語り続けます リーピィ:「ふ、ふぇーん。私はあまり興味ないんだよぅー。離してよぅー!ふぇーん、ひどいんだよぅー!」 クレス:なんだろう こいつ 俺と同じ臭いがしやがる ティナ:常識人仲間だと思っていたのに・・・あまるであさん ゲンブ:いいオタクっぷりだw GM肝入りのNPCですから GM:アマルデア「……っと、ごめんなさい。つい熱が入ってしまいました。アーケンラーブ様のことになるとつい」 GM:ぱっ、と離し リーピィ:じゃあごろごろとすっ飛びます GM:それを助け起こしながら リーピィ:「ふぇーん・・痛いよぅー・・」 GM:アマルデア「ともかく、我がオルコット村神殿は今人手を必要としてます。大きなお仕事があるので」 GM:アマルデア「その気になればいつでも歓迎いたしますよ」 GM:と言って、アマルデアは去っていきます。途中途中で嬉しそうに剣を振り回して、パン屋のおばちゃんに怒鳴られたりしてます GM:このまま行かせますか? リーピィ:引き止めるのが怖いので行かせますw GM:では、アマルデアがいなくなったところで、ドナテロがローブを持って戻ってきますね リーピィ:「・・神殿の人は本当に変な人だったんだよぅー・・大首領様が神殿を敵だっていうのも、ちょっとわかったよぅー」 GM:ドナテロ「神官長様は、ちょっとおかしいけど、優しいいい人だよ」 ティナ:ちょっと・・? ゲンブ:ってか、アレでちょっと変だったら、クレスがまともになっちゃうじゃないか ゲンブ:完全にトリップしてたよね・・・ 信仰心が溢れすぎてちょっと脳を侵食しただけです GM:ドナテロ「あの人が来てから村は活気付いたしなぁ」 リーピィ:「・・そうなんだぁ・・でも、確かに優しいところはあるみたいだったんだよぅー」 GM:ドナテロ「おかげで金回りもよくって仕事も増える。今度も何か大きな仕事があるらしいしな」 リーピィ:「あのお姉さんが、何かするのー?」 GM:ドナテロ「なんでも、村の東で遺跡が見つかったらしい。これから探索で冒険者たちがわらわらやって来るだろうな」 リーピィ:「ふぅーん。何があるのかも分からないのに大変だねぇー」 GM:ドナテロ「何があるか分からない。しかしそこに何かを求めるのが冒険者ってもんだ」笑いつつ GM:ドナテロ「お嬢ちゃんもそうだろう? はい、これ」ローブを手渡し リーピィ:「うーん。私は夢の中で冒険する方が好きだよぅー。だって疲れないからー」 リーピィ:「でもいいやー。深く考えるのはやめるんだよぅー。私はこれをもって帰って、早く寝るんだよぅー」 リーピィ:「ありがとうねー、おじさんー」 GM:ドナテロ「わははは。そりゃあいいな。道ばたで寝るんじゃないぞー」 リーピィ:「さよーならー」 GM:と、見送られて、シーンを終わりましょうか ▼03『大人の会話』登場:ゲンブ GM:次のオープニングはゲンブです GM:しろがね荘の隣に住んでる農家のダンディ=マクスフェルさんの家でお茶を飲んでます。酒でもいいですが ゲンブ:酒じゃな。ワシが持ってきた、諸白の純米酒じゃ。 GM:ダンディさんは馬を預かってくれている人ですね。ドゥアンのセラトスで、口数は少ないですが思慮深い人物です GM:では、おちょこを交わしつつ、ぽつりぽつりと会話に興じているということで GM:ダンディ「最近は、神殿のおかげでこの村も活気付いています」 ゲンブ:「ほぅほぅ。何か神殿主催で行うのかのぉ?」 GM:ダンディ「何でも神殿主催ですよ。来週の祭りも、新しい遺跡発掘もね」 ティナ:いつか大首領祭りとかできるようになるといいですね リーピィ:オルコット村が帝国となった暁には是非w ティナ:クレスさんの双肩にかかっています クレス:うをおおおおおおおおお 神殿の奴等を倒し見事帝国をつくってやるぜええええええ ……キミたちの野望、果てしないね ゲンブ:「遺跡の発掘のぅ・・・。そんなモノが発見されたのじゃの〜。」 GM:ダンディ「なんでもアーケンラーブが祭られた古い神殿遺跡とか……その発掘に、神殿はかなり力を注いでいるようです」 ゲンブ:「ふぅ〜む。信仰の表れ方は人それぞれじゃが、過去の神殿を暴くのを神殿が行うのは・・・、なんじゃ、むしろ悪徳のような気がするがのぅ・・・。」 GM:今回、アマルデア神官長がわざわざ発掘のための冒険者を選別したりしてます。普通はそこまではしません。そして冒険の内容については極秘とされています。ドロップ品なども神殿が買い上げて、民間に流れないようにしているようですね ゲンブ:「なにやら、神殿側にも事情があるのかもしれんのぉ。」 GM:ダンディ「かもしれません」おちょこを傾け GM:ダンディ「ま、我々は耕す畑さえ無事でいてくれればそれでいいのですが」 ゲンブ:「それ以上を求めてしまうのが、人の性じゃ。それは、禁欲をモットーにする神殿でさえも・・・な。」 GM:ダンディ「ゲンブさんも、冒険者でしょう? 発掘に参加されるので?」 ゲンブ:「ほ・・・。そういえば、そうじゃったそうじゃった。」(手を叩いて笑う GM:ダンディ「ボケるにはまだお早いですよ」笑いながら冗談ぽく言います ゲンブ:「わしのような老いぼれでも力になれるかもしれんのぅ。」 ゲンブ:「ははは、わしゃ、@100は生きる気じゃからの。まだまだ若いもんには負けられまいて・・・。」 GM:ダンディ「永く生きた知恵は思わぬところで助けとなるものです。きっとそれがあなたの力になりますよ」 GM:ゲンブのおちょこへ酒を注ぎ足し ゲンブ:「そうありたいと、何時も思っておるよ。」(お酒を受ける GM:では、また二人で静かに飲み続ける、というところでしめましょうか ゲンブ:はーい ▼04『旗を立てる時間です』登場:クレス GM:最後はクレスのオープニングです GM:レイヤがその日の夕飯にみんなで鍋をしようと提案し、その買い物に一緒に出ているところですね GM:なぜかティナが強引に買い物班に回しました クレス:(……はて? 俺は何でこんなことをしているのだろうか?) GM:レイヤ「あとは、白菜と、しらたきと……」指折り数え GM:レイヤ「ありがとうございます、付き合ってもらって」 クレス:「あっ、いえいえ そんなことをはお気になさらないでください。っと、足りないのは豆腐ですね」 GM:レイヤ「あ、そうでした。お豆腐は向こうのお店ですね」と指を差しつつ GM:商店の並ぶ通りは人が多く、活気があるのが分かります。この村にはやや不釣合いなくらいですね。外からきた冒険者なんかも見かけます クレス:「何か人が多いような気がしますね……」 GM:レイヤ「来週からお祭りですし……今、神殿の人が東の遺跡を発掘するのに、人を集めてるって聞きました」 クレス:「……神殿か」と小さく呟き GM:レイヤ「アマルデアさんって、神官長の女の人なんですけど、すごいんですよ。あっという間にこの村を見違えるようにしちゃって」 クレス:「へー凄い手腕の持ち主なんですね」 GM:レイヤ「悪い人たちは許さない、って姿勢がかっこよくて。以前この村にえーと、ダイナストカバルっていう、犯罪組織がいたんです」 クレス:「は、犯罪組織」 GM:レイヤ「なんでも村の人を操って悪いことをしようとしてたらしくて、アマルデアさんが一回撃退したんですけど。こないだまた現れたらしいんですよね」 GM:レイヤ「何か悪い事がおきないか、心配です」 クレス:「ええ、俺も見ましたよ でも町の人たちには好意的だったと思いますが」 GM:レイヤ「そうなんですか? 私は直接見てないんでなんともいえないんですけど……」 クレス:「だったらそういうのは直接見て判断したほうがいいですよ GM:レイヤ「そうですね。もし会うような事があれば、直接聞いてみます」にこりと微笑んで GM:レイヤ「“あなたたちは悪い人ですか?”って」 クレス:「……おっと、目的の店に着いたみたいですよ」 GM:レイヤ「あ、そうですね。すいませーん、お豆腐くださーい」 GM:というわけで、無事買い物が終わりました。 ゲンブ:レイヤ、神殿の人だったり・・・ リーピィ:まあ、思想はかなりそっちよりですかねw。というか、神殿のいうことは疑ってないという感じですが ゲンブ:いや、敵の四天王の一人とかで幹部級だったりするかも リーピィ:何それ燃える。クレス的にはきつい展開かもだけどw ティナ:悪い人ではないですけれど悪の組織ではあるのですよね クレス:まあ、ライバルさんが神殿の物だし それは避けられないことだと思うんだよな〜。それが増えるか増えないかなだけだし リーピィ:増えた敵は全て倒す・・と? ティナ:神殿とは戦うことになるでしょうね リーピィ:今回からそういう流れっぽくはありますからね・・ まだクレスのオープニングの最中ですが、ここから先はボーナスステージみたいなものです 誰にとってのボーナスかは、ナイショです GM:(お茶を片手に見守る構え ゲンブ:GMが見てるだけ!w GM:(夕月さんの)遅刻分のロールプレイを支払ってもらいましょうか リーピィ:徴収キター! GM:さて、少し時間が飛びます GM:買い物が終わって、一度部屋に戻るとクレスは冒険者証がない事に気づきます。どうやら支部に置き忘れたようですね クレス:「――っと、しまったな 置き忘れたか 一応身分的には冒険者だしな急いで取りに戻らないと」 クレス:と言って支部の方へ歩き出します GM:はい。では支部に到着します GM:しかし、なぜか扉が開きませんね クレス:「……ん?」がちゃがちゃと扉を開けようとします GM:施錠されているようです。クレスの持っている鍵では開きません。異常事態だということが察せられます。支部にはティナが一人向かっていたはずですが、姿も見当たりません クレス:「!!? いったいなにがあったんだ」 クレス:鍵開けに挑戦します GM:OPですし、判定なしで成功していいですよ クレス:では、手に持っている細い何かを使って鍵をこじ開けます GM:開錠して、扉を開け放つと、ティナとばったり出くわします ティナ:「ドラ」 青「ドラ」 黄色「ドララ」 赤「ポポポ」 クレス:「ティナ 無事か!!」と言って部屋の扉を開けます ティナ:椅子に腰掛けつつ並んでいろいろな陣形にかわっていくミニ●ラ ティナ:そう、これは緊急事態のための防衛訓練だったんですよ! ティナ:「・・・!!!!?」 クレス:「何だこいつ!? 新手の敵か?」と言って背中の剣を取り出します ティナ:氷の針の嵐とミニ●ラ3匹のショック●ン 空●砲が侵入者に ティナ:氷の針が無礼な侵入者を縫いとめます クレス:「どらあああああ……って、なんでティナがああああああああ」 リーピィ:撃退してるー!? GM:掃除用だっつうのに滅茶苦茶迎撃しよる……w ティナ:異物掃除ですよ・・っ ティナ:「・・・・クレス・・・」 クレス:「……なんだよ」 ティナ:右手を横に振るとミニドラ達は狙いをつけたまま待機 ティナ:「確認しておく。・・・見た?」 クレス:「……ああ、何だそれは?」 ティナ:「ファウスタ教授が勝手に送ってきた支部の装備。防衛訓練中だった。それ以上でもそれ以下でもない。」 勝手にと抜かしやがりましたか、このモリガール(コウモリガールの略) ティナ:「その光景を見たのかと聞いている」 クレス:「ファウスタ教授が?」 ティナ:こくり クレス:「そうか、で? その防衛訓練を見たかと聞いているけど一体なんでそんなことを聞いているんだ?」 ティナ:「・・・・」 じーっと瞳をみつめて ティナ:モノクルをいじり 「軍事機密。漏洩は避けたい。一応確認しただけ」 クレス:「ッッ!…… はぁ…………さっきそこの奴等が色々と陣形を変えていた奴のことを言っているんだったら見たよ」 ティナ:射る様な視線でもう一度みつめたあと、右手を下ろす 「それなら、構わない。 でも、侵入は感心しない。」 ティナ:縫いとめていた針も消えます クレス:「おっと」 ティナ:青「ポポ」 赤 「ドララ」 黄「ドラーン」 クレス:「侵入じゃなくて普通に入ろうとしたんだよ でも鍵じゃ開かなかったんだから何かあったんじゃねえかと思って急いできたんだよ」 ティナ:戦闘員さん達が掘ってくれた塹壕とお堀と地雷原を越えてくるなんて GM:お前なにやらしとんねんw リーピィ:誰も入れなくなるわww ティナ:「そう。それなら、何もなかった。 これが届いただけ。」 クレス:「しかしさ……幾らなんでもこれは酷いんじゃないか? 俺だって確認する時間は会っただろうに」 クレス:と言って手首を開いたり閉じたりしながら応えます ティナ:「そんな事はない。機能性と見た目を両立させた秀逸なデザインだと思う。」 ティナ:「・・・・」 ティナ:少しむきになって反論してから 違う事だと気付きます クレス:「ん?どうした?」 ティナ:「・・・それはともかく。訓練に集中していて疎かになっていたかもしれない。ごめん」 クレス:「まあ、その辺は今度から気をつけてくれよ 俺だったら良かったものの他の団員には迷惑かけられないしな」 GM:さて、そんなところで、ゲンブとリーピィも登場してください。夕飯の時間になっても戻らない二人を呼びに来たということで ティナ:後ろではミニドラが訓練の続きで組み体操をしています ティナ:「次は気をつける。(よりによってクレスに見つかりかけるなんて。不覚)」 ティナ:「怪我は・・・」 クレス:「あの程度同ってことは無いさ」 リーピィ:「ご飯なんだよぅー。あれ、クレスとクリスティナー。何かあったのー?」 リーピィ:「・・うわぁ。なんだかちっちゃかわいいのがいるよぅー。こんばんはー、おちびちゃんー」 GM:『ポーン』敬礼>リーピィ リーピィ:「うにゃ?・・かわいいよぅー。いい子だねー。いい子いい子ー」(なでる) ゲンブ:「なんじゃ?騒がしいのぅ・・・。」 ティナ:「リーピィまで(時間をもっと取るべきだった)」 リーピィ:「なんだかよくわからないけど、ご飯なんだよぅー。私はおなかがすいたんだよぅー、早く食べよぅー」 ティナ:「そう。」ほんの少しだけ安堵混じりで 「翁も、もうそんな時間。(私もまだ不十分だというのに。)」 ゲンブ:「めしゃー、まだだったかのぅ・・・。」 ゲンブ:「ほぅ。オートマータじゃの。教授も流石の腕前じゃのぅ・・・。」 GM:ミニドラポーンはリーピィの髪にぶら下がったりして遊んでます リーピィ:「それそれー、振り落としちゃうんだよぅー。うふふー」(遊んでいる) クレス:「遊んで壊すんじゃないぞ リーピィ それ感覚的にお前の弟だと思うし」 そういわれればそうですね。 ちなみにモブだから数十体いるわけで、しかもティナは1グループパチってるんですけど ティナ:無意識にマントに隠したコウモリの上を手で触れつつ 「それは重要。早く行くべき。」 リーピィ:「壊さないよぅー。気をつけるよぅー。私に弟と妹ができたんだよぅー。やったぁー」 ティナ:マニュアルはわがてのなかに リーピィ:ww クレス:あっ、その前に冒険者の証を持ち帰りますね GM:はーい。冒険者証は大首領像の足元に落ちてました クレス:「おっと、こんなところにあったのか きっと大首領様へのお祈りの時に落としたんだろう ティナ:「それを取りに?」 クレス:っと、ああそうだよ」 ティナ:何故か少しだけ落胆の色を混ぜながら 「そう・・・・迂闊すぎる。」 ティナ:ちなみに、こちらの落胆は別に(ティナのことが)気になって来た訳じゃないと分かったことでしょうか リーピィ:難儀なw リーピィ:「クレスは熱心だねぇー」 ゲンブ:「お、お祈り・・・じゃと?」(呆れ クレス:「何だよ爺さん その顔は……」 ゲンブ:「いや・・・。そこまで神格化せんでもとか思っただけなんじゃが・・・。」(小声 リーピィ:「大首領様は偉い人だって教わったんだよぅー。おじいちゃんは違うのー?」 ゲンブ:「あー、確かに、わしゃー違うのぅ。」 リーピィ:「へぇー。おじいちゃん不思議だねぇー」 ゲンブ:「そうかのー?」 GM:そんなことを話しながら四人はアパートへ向かいます GM:四人の影が、夕日に照らされて長く並んでいる GM:クレス、リーピィ、ティナ、ゲンブ GM:どこからか鐘の音が響いてきた。アパートに戻れば美味しいご飯がまっている GM:さぁ、明日もがんばろう 完 うそですごめんなさい ●ミドルフェイズ ▼01『その名はシノビ』登場:全員 GM:ではここからミドルフェイズです GM:時間は翌日。再び支部に集まり、OPで得た情報を持ち寄ってるシーンですね。登場は全員です。 リーピィ:「最近街のほうが騒がしいんだよぅー。うるさいよぅー」 ティナ:「例のゴーレムは、思ったよりも高性能。悪くない。」 クレス:「えー俺達はもう少し活動を頑張らねばならんことが昨日わかった」 リーピィ:「なんでがんばるのぅー?もっとまったり行こうよぅー、クレスー」 ゲンブ:「なんじゃ、何かあったのじゃろうかの。」 ティナ:「特に・・・・」 はっ と気付いて 「詳しく話を聞きたい。」 クレス:「昨日大家さんと買い物に行ったんだが、その時に俺達ダイナストカバルの話しになったんだがな。俺達のことをどうやら犯罪組織として認識しているみたいなんだよ。それはつまり他の人たちも似たような認識を持っているのかもしれない。そうなると俺達の目標である隣人に優しい秘密結社にはなれないはず。つまり、もう少し活動を頑張って俺達の知名度を上げて本当のダイナストカバルのことをもっと知ってもらう必要があるんだ!!」 GM:前回、皆さんはダイナストカバルの名前を村に広めましたが、その後に神殿から「ダイナストカバルは悪の組織なので付き合ってはならない」というおふれを出しています リーピィ:なんとw ゲンブ:まぁ、事実じゃし クレス:神殿め…… リーピィ:「悪の組織」というのは・・かぁw GM:住民たちはどちらを信じて良いか、迷っているような段階ですね GM:直接助けられた行商人の人とか、風聞を信じずにダイナストカバルを支持してくれていますが、まだまだこれからと言う感じです リーピィ:「私は犯罪なんてしないよぅー。ゆったりと寝て、ゆったりとみんなと仲良くなるのを目指しているだけだよぅー」 ティナ:「無理もない。そして、悩ましい事。」 頷いて 「ただ、現状を認識できたのは喜ぶべき事」 クレス:「その通り 犯罪者と悪の組織はぜんぜん別物だ!!」 こんな台詞が出てくるのが、ダイナストカバルらしいといえばらしいですよね クレス:「神殿がこういうイメージ捜査をしてくるのは想定済み。ならば俺達はもっと待ちの皆さんに役立つ活動をして俺達の真実を知ってもらう必要がある そうだろう皆!!」 ティナ:頷き 「対応策としては大きく分けて2種・・・」 GM:すると、びこびこん、と大首領像の瞳が赤く光ります GM:大首領『よくぞ言った、ワイルドビートルよ』 ティナ:と、話そうとしたところでそれを見て言葉を止めましょう リーピィ:「大首領様ー?」 ゲンブ:「おお、息災かの。大首領殿。」 クレス: 「だ、大首領様!!?今の演説を聞かれていたのですか!?」修正 GM:大首領『ヴァンピールバット、ブラックトータス、レイジーコクーン。皆揃っておるな』 GM:大首領『うむ。始終しっかり聞いておった』 GM:大首領『案ずるでない。神殿に対するイメージ戦略はすでに次の段階に進んでおる』 クレス:「なんと!? それは一体?」 ティナ:「はい」 GM:大首領『遠からず諸君を主導とした一大作戦が始まるであろう。しかし、今はまだ雌伏のとき。時期を待つのだ、シュヴァルツヴァルト・ゾルダートよ』 ティナ:「・・・・」 興味深げに聞いていましょう クレス:「はは、了解しました」 リーピィ:「さすが大首領様なんだよぅー。でもなるべく私が頑張らなくてもいい作戦がいいと思うんだよぅー」 GM:大首領『お前には三倍働かせるようにとファウスタ教授から言付かっている』>リーピィ GM:大首領『“やればできる子なんです。どうか見捨てないでください”とハンケチーフを片手に語っておったぞ』 リーピィ:「ひ、ひどいんだよぅー!そんなことしたら私は死んじゃうよぅー・・で、でも大首領様の言うことには逆らえないよぅ・・あうう」 GM:大首領『その後、脳改造がどうとか言っていたが』 リーピィ:「教授ー!?ほ、本当にひどいんだよぅ!」 ファウスタ教授はスパルタママです。きっと ゲンブ:「ははは・・・。本気じゃな。」 ティナ:「それも止むを得ないと思う」 リーピィ:「ううー、改造は嫌だよぅ・・今だけちょっと頑張るよぅー」 GM:大首領『さておき、イメージ戦略についてはまだ少し時間がかかる。その間に諸君には別の任務にあたってもらいたい』 クレス:「ははっ、別任務とは?」 GM:大首領『その村で、神殿が遺跡発掘を行っている事は聞き及んでいるか?』 ティナ:「はい、ワイルドビートルと翁、他の諜報員から」 リーピィ:「そういえば私も聞いた気がするよぅ」 ゲンブ:「と言っても、噂として流れている程度ではあるがのぅ。」 GM:大首領『その村には最近、なかなかの金額の金が流れ込んでいる。それを仕切っているのは神殿だ』 GM:大首領『どうやら彼奴ら、その遺跡発掘のために資金を集めているようだ』 GM:大首領『発掘に関しても妙に徹底的で、神殿関係者や監査を重ねた身分の確かな冒険者以外立ち入らせない徹底振りだ』 クレス:「それは怪しいですね」 ゲンブ:「それだけに、神殿にとっては重要なモノがある可能性が高そうじゃのぅ。」 ティナ:「確かに、尋常ではない。」 GM:大首領『うむ。そして、先日の諸君の報告が決定的だった』 GM:1話で倒したゴーレムの話ですね GM:大首領『あのゴーレムのいたという場所は、件の遺跡近くなのだ』 ティナ:「・・・・あの場所が?」 クレス:「遺跡の近く? 迷い込んできたということか?」 リーピィ:「寝ぼけてたのかなぁー?」 ゲンブ:「発掘物を利用してるのかのぅ・・・。」 GM:大首領『これを放っておくことはできまい。諸君らの身分は幸いにも冒険者だ。その身分を利用し、遺跡に潜入してこれを調査せよ』 ティナ:ちなみに紋章については何か分かったりしているのでしょうか GM:では【知力】判定をしてもらいましょう。難易度は11で リーピィ:クリスさんお願いします ゲンブ:任せたのじゃ ティナ:2d6+10 => 6(2d6: 2 4)+10 = 16 は〜い ティナ:成功! GM:成功ですね。銀色の剣の紋章は、アマルデア=ゴトフリートの紋章です ティナ:銀の剣云々言ってましたものね・・・アマルデアさん GM:“銀の剣”はアーケンラーブの二つ名みたいなものです。アーケンラーブ信者の象徴といったところですね リーピィ:つまりアマルデアの、というよりもアーケンラーヴの紋章という感じか・・ GM:この紋章自体はアマルデアがデザインした自分の紋章ですね。自分の手勢である事を示すためのものです ティナ:大好きっ子ですものね リーピィ:なるほど。その中にアーケンラーヴを記す印をいれた、という感じか・・ ゲンブ:なんか、変な子ばかり増えそうね<敵 リーピィ:なぁに味方がすでに変(省略されました) クレス:くっ、俺達もダイナストカバルのマークでも付けるか ゲンブ:やめいwwwwww秘密秘密www リーピィ:大首領のマーク・・! GM:アマルデアは『エル・オー・ブイ・イー・アーケンLOVE』をスローガンに積極的に信仰を広める頭のネジが緩んだ良い人ですよ リーピィ:頭のネジが緩んだいい人・・w リーピィ:「・・そういえば、この紋章みたいな銀の剣を持ってるお姉さんにあったんだよう」 リーピィ:「・・あの人、やっぱり私たちを倒すつもりなのかなぁー・・」 ゲンブ:「その詳しい所を潜入して調査するのが仕事じゃな。」 ティナ:(調査命令に対しては積極的に賛成はせず 他の方に追随する構え・・っ クレス:「ああ、では大首領様 我々はその任務に当たらさせてもらいます」 GM:大首領『うむ、任せたぞ』 リーピィ:「動きたくないけど・・しょうがないから頑張るよぅ・・」 ゲンブ:「まぁ、大丈夫じゃろ。」 クレス:「はっ、鉄の飛行船に乗った気分でお待ちくださいませ」 ティナ:「了解」 考え込みつつ GM:大首領『とはいえ、諸君らはダンジョン踏破は初の仕事、特にリーピィは生まれたばかりだ。そこで、本部より応援要員を派遣した』 クレス:「応援要員!!?」 ティナ:「応援要員?」 リーピィ:「大首領様優しいよぅー。これで私は楽ができるんだよぅ!?」 ゲンブ:「ほぉ〜、太っ腹な事じゃ。」 GM:大首領『うむ、出でよ、怪人・シノビカメレオン!!』 GM:と、サンマスモークと共に扉が開きます ゲンブ:「その組み合わせを考えると見えない気がするのじゃが・・・。」 GM:ゲンブの言うとおり、開けてみると誰もいません クレス:「はっ!?いないだと」 GM:シノビカメレオン『くっくっく……拙者の姿が見えぬとは、まだまだ青いな』 クレス:「なんだと!?」 GM:どこからともなく声が……というところで任意で【感知】判定どうぞ。難易度は9です ゲンブ:2d6+4 => 3(2d6: 1 2)+4 = 7 ゲンブ:ジジイは無理じゃ☆ GM:おじいちゃん……w リーピィ:2d6+8 => 8(2d6: 2 6)+8 = 16 クレス:3d6+3 => 8(3d6: 1 6 1)+3 = 11 ビートルアーマー使用 ティナ:2d6+5 => 4(2d6: 2 2)+5 = 9 GM:ではゲンブ以外気づきました。開いた扉の向こう側の壁が、なんかもっこりしてます ゲンブ:「近くに居るのかのぅ?」(キョロキョロ リーピィ:おじいちゃん・・w ティナ:「ようこそオルコット支部へ。シノビカメレオン」 事も無げに クレス:「…………」剣でつつきます リーピィ:「そこになんかいるよぅー。おかしな人だよぅー」 GM:シノビカメレオン『そんな事では一生拙者は……おぅふ! 痛い、痛いし! ちょっと刺さった!』 クレス:「あれ〜?声は聞こえるけど姿はみえないな〜」と蹴りも入れ始めます GM:シノビカメレオン『ちょ、待って……これ布が絡まって出れな……』がすがす リーピィ:「なんだか情けないよぅー」 ティナ:「クレス、そろそろやめるべき。」ハァとため息をついて止めに入りましょう クレス:「りょーかい」と言って行動を止めます GM:シノビカメレオン「かたじけないヴァンピールバット」布を取り払って、シノビカメレオンが姿を現します GM:シノビカメレオン「というわけで拙者がダンジョンに随伴するゆえ、安心めされよ!」 ゲンブ:「今の一幕を見て、どうやって安心じゃと?」 クレス:「……………」 GM:シノビカメレオン先輩は7+3Dのトラップ探知と9+3Dのトラップ解除を持つ凄腕ですよ! クレス:すげぇwww ティナ:それはすごい! レベル4時点のPCたちよりも強力なトラップ技能を持った助っ人です。すごいぞシノビカメレオン! ティナ:「少なくとも、私達よりは罠の対処に長けている」 GM:でも人見知りが激しいのでカメレオンスキンで常に隠れてます ティナ:さすがSINOBIさんです リーピィ:よし、隠れたところをリーピィが感知対決で勝利すれば隠密は解除されるはず! リーピィ:「すごいねぇー。カメレオンさん。これで、私は安心して寝てられるねぇー」 ゲンブ:「それを口実にサボる気満々じゃの。」 GM:大首領『ファウスタ教授はお前にシーフとしてのなんたるかを教えたくて彼を寄越したのだが……』>リーピィ リーピィ:「私は動きたくないから弓を使ってるだけなんだよぅー。シーフはあんまり関係ないよぅー」 GM:シノビカメレオン『じゃ、拙者は用命あるまで背景と化している故』ばさっ、と布を被り リーピィ:「頼りにしてるねぇー。カメレオンさんー」(上機嫌) クレス:「……これ?怪しまれないかな」 ティナ:「できないのなら、もっと動く部署に異動する事になるかもしれない。または、眠る事ができなくなるかも」 リーピィ:「そ、それは嫌だよぅー。わかったよぅー。私にできることだけ、少し頑張るよぅ・・」 クレス:「……ふ、不安だ」 ティナ:「大首領。彼も冒険者登録を?」 GM:大首領『いや、奴は未登録だ。隠密状態で諸君の後を勝手につけていくから、安心したまえ』 GM:ゲーム的にシノビカメレオンがバレてどうこう、という心配は無用ということです ティナ:了解です! ゲンブ:「先に言っておくが、見付かっても、ワシらは無関係を装う事しか出来ぬからな?」 GM:シノビカメレオン『ふっ、シノビは死すときは一人。心得ておる。第一拙者、幼少の頃より集団の中でも大抵一人であった。なれておる』 ティナ:彼のいる空間を見つめつつ「大丈夫だと思う。彼は戦闘が絡まなければ優秀。」 クレス:「…………出発するか」 かくして、シノビカメレオンという強力な味方を得たシュヴァルツヴァルト・ゾルダートの面々はダンジョンへと乗り出すのだった。 後編へ続く