●はじめに ハウスルールを作成するほどGMをやっていませんが、一種の指針ということで。 まあ、裁定としては、他のGM様と大体似たようなものなのですが一応。 時々思いついたこととかを色々と追加するかもしれません なお、グラン卓に参加する場合、プレイヤーの皆様はこのハウスルールに一通り同意して頂いたものとして扱います。 特にスキルの裁定については色々と言いたい事があるかもしれませんが、『セッション中は』基本的にこのままの裁定で進行します。 異議異論などある場合はセッション終了後とかにお願いします。 基本的にはルールを守りつつも、可能な限りユーザーフレンドリーに行く……予定。 ※本ハウスルールとセッション中の状況に相違点があった場合は常にその場の判断を優先します GMとて人間。そもそも解釈を完全に間違えている可能性もあります。その場合は容赦なく指摘をしていただけると助かります エラッタ及びFAQは最新の物を適用する。 エラッタを適用することで致命的なバグが発生するキャラクターに関してはセッションで使用しない事が望ましい。 ※各PCの作成(リビルド適用)日時が何時であるかは基本的に考慮しない。  最新エラッタ適用前に作成し、エラッタの適用によりデータが変更になった場合はエラッタに準じたデータを使用すること。 ・確認しておいてほしいこと 時間管理について http://www.usamimi.info/~mihailjp/cgi-bin/smt_bbs/smt_bbs.cgi?action=show_all&txtnumber=log&pp_num=535&cat=12&t_type=tree ●使用可能ルールブック(注1) 基本ルールブック(R1,R2) 上級ルールブック 超上級ルールブック アイテムガイド エネミーガイド(注2) スキルガイド エリンディル西方ガイド アルディオンレボリューションガイド ディスカバリーガイド サガ・クロニクル(注3) エスピオナージ(注4) GMは『アイテムガイド』『エネミーガイド』『スキルガイド』に対応したデータを使用する ただし『スキルガイド』環境下にない地域クラス(エリンディル西方/ディスカバリーガイド)に関してはスキルガイド以前のデータを使用する これはそれらのルールブックを所持していないプレイヤーや、適用していないキャラクターがセッションに参加することを妨げるものではない プレイヤーは各自の所持しているルールブックに従ってキャラクターを作成、運用すること (注1)プレイヤーのルールブックの所持、非所持については確認しない     不明なデータが存在する場合は質問すること。質問しなかった事によって発生した不利益に関しては一切考慮しない (注2)『スキルガイド』の適用により、取得しているスキルの効果に大幅な変化が生じたエネミーに関してはデータの改変を行っている場合がある (例:ニンジャの《ファイアクラップ》が攻撃を行うスキルではなくなったため、攻撃を行う為に《魔術攻撃:火》を取得させる等)     データ改変の有無に関しては、エネミー識別に成功すれば同時に判明する。識別をしていない場合は特に説明は行わない。     また、『ディスカバリーガイド』に記載されているエネミーに関しても『エネミーガイド』『スキルガイド』を適用したものとして扱う。 (注3)『スキルガイド適用/サガ・クロニクル未適用』のPCはキャラクター決定時にその旨を宣言すること(誤解を避けるため)。     また、そのキャラクターが《ソウルコンバート》を取得している場合、スキルの効果に以下の一文を追加する。「分類:ロール」のスキルには効果を発揮しない (注4)追加データに関しては(とりあえずエラッタなどが出るまでは)独自の裁定を加えている。使用の際には確認しておくこと ●使用可能なPC ワンオフ/EXPバンク共に使用可能である。ワンオフキャラクターの所持金はレギュレーション通りとする EXPバンクを使用して作成したキャラクターは、入手した成長点の半分を返済に割り当てること(バンクルールどおり) ●ロスト関連 『ロスト無し』と募集段階で明記していないシナリオ以外は、ロストは十分に発生し得る 積極的にトドメを刺しに行く事は少ないが、良くも悪くも状況次第である事に注意 ●エリアデータ 出身地に準ずる。PCの出身地ではないエリアデータは使用できない ●ローカルデータ 自身の出身地に応じたローカルデータを使用可能。 ローカルデータの併用は不可である ●レジェンドデータ 使用しない。取得している場合でも関連するデータは使用できず、取得していないものとして扱う ●エクストラドロップ、オリジナルデータ プリプレイで申請すること。申請していない場合は使用不可とする。 また、どのセッションで入手したか明確でない(キャラクターシートに記載がない)場合は使用不可とする また、シナリオやパーティー間のバランスを考慮し、却下する場合がある ●ギルド、ギルドサポート ギルドサポートの効果がギルドレベルを参照する場合、上限を[参加PCの最大CL]とする(GLがCL以下の場合はそのまま適用する) ギルドサポートの効果は、一人でもスキルガイドを適用しているPCがいる場合、スキルガイドのデータを使用する ギルドマスター(代理)は、そのギルドに所属しているキャラクターとなる 同プレイヤーが管理しているギルドを使用する際は、そのプレイヤーのキャラクターがギルドマスターとなる 誰もギルドに所属していない場合は、PL間で話し合って決定すること ●寝落ち、離席関連 寝落ちした(と、GMが判断した)場合、確認のためセッションを一時中断する。 一定時間(5〜10分程度)で復帰が確認されなかった場合、そのPCはプレイヤーが戻ってくるまで判定やスキルの使用など、全ての行動を行えない(他のPLによる代行も不可)。 未行動のキャラクターは待機したものとして扱う。待機時のメインプロセスを迎えた場合は行動を放棄する。 これらの結果発生したあらゆる不利益に関して、GMは一切の責任を負わない。 また、ギルドマスター(代理)のPCが寝落ちした場合、ギルドサポートを使用することは出来ない。 但し「タイミング:パッシブ」は常に効果を発揮しているので除く。 ・途中離席 可能な限り宣言してから離席すること。 離席時間が長くなりそうであれば、他のPL或いはGMに対して行動の代行を依頼すること。 宣言なしで長時間離席した場合は寝落ちと同様に扱う。 ※基本的に、宣言なしで10分以上の反応が無かった場合は寝落ちしたものとして考える。  ラグや回線切断等に関しては誰にでも起こり得る事なのである程度の考慮は行うが、基本的に巻き戻しは行わない。 ●プリプレイ このタイミングで宣言が必要なスキルやアイテム、ゲッシュ等を取得している場合は宣言を行うこと 申請されていない場合、スキルの効果やゲッシュの恩恵を受けることは出来ず、また、シナリオ開始後に効果を適用することも出来ない。 プリプレイ時に『アイテムを作成するスキル』(例:カンナギの《クリエイトチャーム》)や『効果がシナリオ中持続するスキル』(例:ルーンマスターの《ウェポンルーン》)等も使用可能とする。 この時、コスト等は通常通り消費すること。但し、セッション中行動を認めない限りは、此処で消費したコストを回復することは出来ない。 ※「OP中にMPポーション飲んで、消費した分を回復する」等の行動を却下する程度 但し、シナリオによっては『それらの行動を取る余裕がない状況下にある』として却下することもある。この場合はプリプレイ開始時に宣言する ●宣言関係 セッション中(特に戦闘中)の各タイミングでカバーや支援、妨害の有無などに関して此方から質問をした時、一切返答がない場合は意思確認の為数分間待つ(2,3分程度) 時間経過後、返答がなければ使用の意図なしと見做しセッションを続行する。続行後の異議申立てや巻き戻し要求は一切受け付けない。 ※「相談中」などの返信があれば待機時間は延長する。 ※但し、イニシアチブプロセスで割り込みの有無を確認していると時間がかかるために省略する。  予め割り込み予定を宣言する等して、各自で対処すること。 ・宣言や判定の間違い、遅れ等 状況を見て判断する。 基本的には次の行動(判定やダメージロール等)を行っている場合、巻き戻しは行わない。 ●判定関連 ・判定の宣言等 判定を行いたい場合は『#シルバーリング_グラン表』にて宣言を行った後に判定を行うこと 出来る限りGMが許可を出してから判定を行う事が望ましい(他のキャラクターやエネミーによる干渉が行われる可能性があるため)。 判定が終わった場合達成値の申告や『確定』等の宣言を行うこと(確認の為) ・判定やDRのダイスの振り間違い 多く振った場合は右端から削る。その結果クリティカルが発生しなくなる事もある 少なく振った場合は不足分を振り足し、最終的な値を算出する ●戦闘関連 特別に説明がない限り、戦闘が始まる前と終わった時点でシーンは変更される。 ・タイミング:戦闘前 このタイミングで使用するスキル等は、PC及びエネミーの配置が全て決定した後に使用可能。 複数のキャラクターが使用する場合は、行動値順に処理する。このタイミングのスキルを使用した後に、キャラクターの配置を変更することは出来ない ※移動が可能なスキルやアイテムを使用している場合を除く ・セットアッププロセス セットアッププロセスの開始時に行動の有無を確認後、行動値順に処理する。行動しない場合でも、その旨を宣言すること。 他のキャラクターの行動を確認した結果自分の宣言を取り下げる事は可能だが、宣言していないキャラクターが、他のキャラクターの処理終了後、新たに行動を宣言することは出来ない また、本来「タイミング:セットアッププロセス」のギルドサポートは行動の有無を確認するタイミングでギルドマスターが“何を使用するかまで含めて”宣言する必要がある。 しかし、どうせ忘れるとおもわれるので 「タイミング:セットアッププロセス」のギルドサポートはPCの行動タイミングで使用を宣言すれば良いものとする。 ・イニシアチブプロセス 同一タイミングで複数のキャラクターが行動を宣言した場合、行動値順に処理する 他のキャラクターの行動を確認した結果、自分の宣言を取り下げる事は可能だが、宣言していないキャラクターが、他のキャラクターの処理終了後、新たに行動を宣言することは出来ない ●エネミー関連 エネミー識別をしていなくても、そのエネミーの「分類」と「行動値」は判明する。 未識別のエネミーの使用するエネミースキルの効果は、それが効果を発揮するまで不明である。 その為《インタラプト》等で打ち消した場合はスキルの効果が不明のままである。 ※但しGMの作成したオリジナルエネミーについては除く。オリジナルエネミーは、スキルを使用する際にその効果を説明する。 ・隠密状態のエネミーの扱いについて 《ファインドアウト》などのスキルやアイテムによって隠密状態のキャラクターがシーンに登場している事が分かってる場合を除き、PC側が一度も発見していない隠密状態のエネミーが登場しているかどうかは関しては公開しない。 そのエネミーの隠密状態が解除されない限り、エネミーが何らかの行動を取ったとしてもその旨は一切公開しない。 また、隠密状態のキャラクターを見破る判定が行われた場合、その判定に対するリアクションの判定はシークレットで行い、その達成値は非公開とする。 隠密状態のエネミーがこの対決に勝利した場合、GMは「隠密状態のエネミーはいない」と宣言する。 以下、スキルやアイテムなどに関する裁定。 ●スキル(パワー)に関する裁定(スキルガイド適応版)  ※2014/08/26 エラッタ適用済み ・スキルガイド 《トレジャーハンターT》 「あなたが行ったドロップ品決定ロール」にのみ使用可能である。 他のキャラクターが行ったドロップ品決定ロールの回数を増加させることは出来ない。(注1) このスキルによって発生するドロップ品決定ロールは、このスキルを使用したキャラクターが行なうこと。 また、1体のエネミーに対して複数回このスキルを使用する事はできない。(注2) (注1)「誰が行ったドロップ品決定ロールの直後か」について効果文中に記載がないため、「対象:自身」が此処にも影響すると裁定する。 (注2)このスキルを使用するタイミングは「エネミーを倒した際に行なうドロップ品決定ロールを行った直後」である。 このスキルによって発生したドロップ品決定ロールは「スキルによって発生したドロップ品決定ロール」であり、タイミングが異なる為。 また、この事から《スティール》等によって発生したドロップ品決定ロールの直後に使用することも出来ない。 《アサシンU》 隠密状態になるかわりに飛行状態になるスキルを使用した場合、その飛行状態の持続時間及び解除条件は使用したスキルに依存する 例:《フライト》の場合はシーン終了まで持続するが、《フェザータップ》を使用した場合、自身のメインプロセスが終了した時にその飛行状態が解除される 《アサシンV》 GMが指定した戦闘開始位置から、このスキルを使用したPCが戦闘移動で移動できる任意の場所から戦闘に参加できる。 この時、敵対するキャラクターなどは無視して良いが移動を遮るオブジェクトやトラップ(壁など)を無視することは出来ない。 《ロングアーム》(ネフィリム) 白兵攻撃の「射程」に+5mするスキルである。白兵攻撃を「射程:5m」に変更する訳ではない。 何らかのスキルやアイテムの効果で白兵攻撃の射程が変更された場合、変更された後の射程に更に+5mする事 例:風霊の剣の効果を使用して、白兵攻撃を「射程:5m」に変更した後で《ロングアーム》の効果を適用し、「射程:10m」として白兵攻撃を行う事が出来る   《ナイフパリー》 何らかの効果で「右手」「左手」以外に武器を装備している場合、軽減する値にその武器の攻撃力も加算する   《マジックオペレーション》 魔法攻撃の魔法ダメージの属性を、選択した属性に変更するスキルである。魔術そのものの属性を変更するわけではない。 例:《マジックオペレーション》で《アースバレット》のダメージを「風」に変更した場合でも、《アースバレット》そのものは「魔術:<地>」である。《スペシャリスト》等の、魔術の属性を参照するスキルに注意   また、このスキルで属性を変更した場合《ファイアロード》などが適用されなくなる事に注意すること 《バインドショット》 「クリティカル:DR増加」を追加 《アベンジ》によって発生した攻撃に対する《アベンジ》 使用不可とする。 ※《アベンジ》によって行われる攻撃にはメインプロセスが発生しない為、その攻撃に対して反撃するタイミングが発生しないとする 《ソウルスティール》《デモンズウェブ》《パラライズチェイン》 バッドステータスの効果を変更している訳ではない為、「スキルの効果によって判定(ダイスロール)が減少しない」というスキルを取得しているキャラクター(エネミー)には効果がないとする また、《イベイジョン》は《エフェクトスキップ》によってペナルティを無視して判定を行なうことが出来る。 《シャドウハイド》中に行われた行動に対する《シャドウハイド》 使用不可とする。 ※《アベンジ》によって発生した攻撃に対する《アベンジ》についても参照する事 《カバーブロック》 《パラディオンU》を使用したカバーも打ち消すことが出来る。打ち消された場合でもフェイトは通常通り消費すること。 ※これは使用されたカバーを打ち消すスキルであり、「カバーを行う事が出来ないスキル」ではない 《スピリットリンク》 【MP】を消費できない場合、このスキルは使用できない 《ウィークネス》 「効果」を「その魔法攻撃で1点でもHPダメージを与えた場合」に変更する 《クウェリィ》や《スタンドバイ》など、GMに質問するスキル GMがスキルの使用を却下した場合、使用回数には数えないしコスト等を支払う必要もない。 また、ラウンド進行中に使用した場合は行動に含めない。別のメジャーアクションを行って良い。 但しスキルの使用を認めた上で「回答不能である」と言う旨の答えを出した場合はスキルの使用回数に含まれる。 《レイズ》や《ファーストエイド》等、戦闘不能から回復するスキル これらのスキルは『HPを回復するスキル』としては扱わない 《メディカルルーン》や《GH:テンプル》の効果は受けられないが、何らかの効果でHPを回復する事が出来ない場合でも使用可能である ※「効果」が「HPを○点回復する」ではなく「HPを○点にする」である為 ・サガ・クロニクル 《プロフィラキシス》 このスキルの効果を受けた場合でも、回避判定を行わない「タイミング:リアクション」のスキルは使用できない。 また、回避判定以外でのリアクションを要求するスキル等に対してもこのスキルは使用できない ※スキルガイド前とは異なり、「回避判定」を行えるようにするスキルであり、リアクションを行えるようにするスキルではないことに注意 ・エスピオナージ 《マスターマインドU》/《マスターマインドV》/《クリミナルハンドT》/《クリミナルハンドU》 特定の条件下において、スキルの使用を却下することがある。スキルの使用を認めなかった場合、使用回数には含めず、フェイトを消費する必要はない。 スキルの効果が解除された場合、それをPCが知ることが出来るかは状況によって判断する。知ることが出来ないとGMが判断した場合、スキルが解除されたかどうかは伝えない。 《マスターマインドV》 質問の内容に対して、対象が答えを知らなかった場合でもスキルの使用回数に含まれる。 《クウェリィ》等との記述の違いに注意 ●アイテムに関する裁定 「1シーン(シナリオ)にX回使用可能」なアイテムの使用回数は「各アイテム毎」に依存する 例:[乾坤一擲]の効果を使用した後、所持品にある別の[乾坤一擲]を装備すればもう一度効果を使用できる 但し「消耗品」のアイテムに関しては「同名のアイテム」は1シーン(シナリオ)にX回使用可能であるとする 例:[勇気のホイッスル]を2個以上持っていても、1シナリオ中に1回しか使用できない ・アイテムガイド ハンドグレネードやバーストルビー [消耗品]ではない。正規の手段(シーン終了時の【幸運】判定や《リサイクル》)で回収することが出来る。 ※意外と忘れられている気がするので一応 ・エスピオナージ:追加データ マスケットシールド このアイテムの効果によって装備している「種別:錬金銃」の武器は「右手」「左手」は使用せずに装備している ※「右手に片手武器、左手にマスケットシールド+錬金銃の武器を装備している状態で《ツインウェポン》の効果は適用できない」等 ●ゲッシュに関する裁定 ゲッシュはフレーバー部分に関しても考慮する。 天罰は基本的にシナリオ終了まで持続する。 《威風の誓い》 防具を装備しなくとも、完全に素顔が隠れたと判断した場合は天罰の対象となる 《守護の誓い》 スキルやアイテムの効果でカバーが行えない場合でも天罰の対象となる 《女王への誓い》 異なるエリアデータのクラススキル、取得に前提条件のあるスキル、上級クラスのスキル、称号クラスのスキルは取得不可能とする。 封印するスキルは一般スキルでも可能。 どのような理由であれ、封印したスキルを使用した場合は天罰の対象となる 《忍耐の誓い》 回避判定を行った場合天罰となる。リアクションそのものは天罰の対象にならない。 また、攻撃でない行動に対しては回避判定を行っても天罰の対象にならない 《武器への誓い》 「スタンウィップ」等マジックアイテムの効果でバッドステータスを与えた場合も天罰の対象となる 但し、スキルやアイテムを使用せずにバッドステータスを与えた場合は天罰の対象とならない 《義心の誓い》 裏切らないキャラクターとして自分を選択できない ゲッシュの宣言時に「対象」と「何をした場合に裏切りとなるか」を宣言すること。宣言しない場合、ゲッシュの効果を適用できない。 ※此処での宣言以外にも、一般的に見て裏切りと見られる行動をとった場合は天罰の対象となる 《矜持の誓い》 手段を問わず、バッドステータスを与えた場合は天罰の対象となる ※《武器への誓い》との記述の違いに注意 《大地の誓い》 他者が使用した《フライト》等に対してリアクションを放棄した場合も「本人の意志」とみなし天罰を適用する 但し、リアクションが発生しない行動によって飛行状態となった場合は天罰を受けない 《闘魂の誓い》 他者が使用した《ヒール》等に対してリアクションを放棄した場合も「本人の意志」とみなし天罰を適用する 但し、リアクションが発生しない行動によってHPを回復した場合は天罰を受けない 天罰を受けた場合、スキル、アイテム、パワー、ギルドサポート全てによってHP回復の効果を受けることが出来ない HPとMPを同時に回復する効果を受ける場合、HPは回復せず、MPのみを回復すること ●ギルドサポートに関する裁定 《精霊王の導き》 他のスキルやアイテム、パワーの効果より優先されるとする。 貫通ダメージを与える攻撃であっても、選択した属性の魔法ダメージを与える。 特にメイジ系のPCは《アースブレイカー》等のスキルが適用されなくなる点に注意すること。 《最後の力》 ドロップ品決定ロールをセッション終了時(エンディングフェイズ後)に行なう場合、このギルドサポートを使用して良い。 但し、そのタイミングは『ドロップ品決定ロールを開始する直前』のみである。 フェイト使用の有無に関わらず、ドロップ品決定ロールを1回以上行った場合は、以後ドロップ品決定ロールが完了するまで使用することが出来ない。 尚、上記以外のタイミング(《スティール》によるドロップ品決定ロールや、戦闘終了直後行なう場合)でドロップ品決定ロールを行う場合、このギルドサポートはそのタイミングで使用することは出来ない。 ●エネミースキル(パワー)に関する裁定 ※汎用エネミースキル(パワー)に関してのみ記載している。  個別のエネミーが持つオリジナルスキルの裁定に関してはその都度説明する。 《吹き飛ばし》 どの方向に、どれだけ移動させるかはHPダメージを与えた直後(DR直後)に決定する。 1メインプロセスで複数回攻撃を行った場合、その都度移動させる方向や距離を変更して良い。 また、移動させないことも適正である。 《擬態》 このスキルの効果で発生する危険感知判定は「タイミング:戦闘前」で行動値を無視して一番最初に発生する。 この判定にPC全員が失敗して奇襲攻撃を受けた場合、PC側は「タイミング:戦闘前」のスキルやアイテムなどを使用することは出来ない(SKG P12 欄外も参照) 《装備:〜〜》 盾や防具を破壊(使用不可)にする何らかの効果を受けて、その装備品が破壊(使用不可)となった場合、このスキルは効果を失う。 但し、そのことによって直接【物理防御力】【魔法防御力】等は変更されない。 ※盾や防具を装備している事で効果を発揮するスキルを取得している場合、それらのスキルが効果を発揮しなくなる 《召喚》 《召喚》によって登場したエネミーはこのラウンド、セットアッププロセスを行なう事が出来ない。 《念撃》 攻撃ではなく、ダメージロールステップが発生しない為カバーを行なう事は出来ない。 《ゴブリン集団》 戦闘不能或いは死亡しているゴブリンは数に数えない。 《粘液の肌》 このスキルは「受けたHPダメージ」が一定以下であれば0に変更するスキルである。 与えた「ダメージ」が[《粘液の肌》のSL×10]を上回っていたとしても、各種防御力や軽減などの修正を加えて計算した結果「HPダメージ」が[《粘液の肌》のSL×10]以下になれば0に変更される。 《竜の証》 このスキルの効果によって発生するHPロスによるHPの減少はHPダメージの適用と同時に行われる。 攻撃によってHPが減少した後にHPロスが適用されるわけではない。 ※攻撃のダメージが適用された後にHPロスが適用される場合、「攻撃によるダメージでHPが0になる」→「《パーフェクトボディ》などで戦闘不能から回復」→「《竜の証》によるHPロスの適用」→「戦闘不能」となる可能性があり、それを防止するため。 【絶対行動】 このパワーを取得しているエネミーに対して《ファインアート》《フラッシュショット》等を使用して攻撃を行った場合でも、そのエネミーは通常通りリアクションを行なうことが出来る。 但し「タイミング:リアクション」のスキルやアイテムを使用することは出来ない。 ※《ファインアート》の効果は「あなたが使用する「分類:魔術」に対するリアクションの判定は必ず失敗となり、「タイミング:リアクション」のスキルやアイテムも使用できない」である。  このことから《ファインアート》は「対象が行なうリアクションの判定を失敗させるスキル」であり「「タイミング:リアクション」のスキルやアイテムを使用することが出来なくなるスキル」であると言える。  「対象が行なうリアクションの判定を失敗させる」と言うのは「リアクションを行えない」とは別であり、「リアクションそのものは可能であるが、達成値に関わらず失敗として扱う」と考えられる。  対して【絶対行動】の効果は「あなたが使用するスキル、パワー、あなたが行なうすべての判定はスキルの効果によって失敗させる事が出来ない」とある。  このことから《ファインアート》の「対象が行なうリアクションの判定を失敗させる」と言う部分は【絶対行動】の「あなたが行なうすべての判定はスキルの効果によって失敗させる事が出来ない」で無効化することが出来ると考えられる。  但し【絶対行動】には「スキルやアイテムが使用できない」効果を無効化する効果は存在しない為、「タイミング:リアクション」のスキルやアイテムは使用できないと解釈する。 【冷笑の退場】 「効果」にある『任意のタイミング』とは、他のキャラクターのメインプロセス中を含むあらゆるタイミングで使用できるとする。 例えば、他のキャラクターがスキルの対象を決定する際にも使用することが出来る。 前述の例の場合、スキルの対象決定時【冷笑の退場】を使用した転移によって(スキルの射程などから)対象が不適正になった場合、そのスキルを使用したキャラクターは対象を再度選択し直す事が出来る。 ただし、他に対象に取ることの出来るキャラクターが存在しない場合、その行動はそこで終了となる。この場合、使用したスキルのコストや使用回数は通常通り消費する。 但し「回避判定(リアクション)の直後」から「ダメージロールの直後」まではこのパワーを使用出来ないものとする。 ※「攻撃が命中したからダメージロール前に【冷笑の退場】を使用して転移。攻撃の射程外となったので対象が不適正となり攻撃終了」等となる可能性を防ぐため。 このパワーの効果によってシーンから退場しても良いし、退場しなくても良い。何処に転移するかは使用時に決定する。 また、《テレポート》等と違い「対象はこの効果を拒否できる」と言う記述は無いが、対象はこのパワーの効果を拒否してもよい。 NPCがこの効果を拒否するかは基本的にGMが決定する。 ●その他(個人的な覚書を含む) 「移動」について 「移動」とは「戦闘移動」「全力移動」「離脱」の全てを含む スキルやアイテムの効果文に「移動」とだけ記述されている場合、「戦闘移動」「全力移動」「離脱」の全てを含む。 「武器を使用した命中判定」と「武器攻撃の命中判定」は異なる。 「武器の射程」と「攻撃の射程」は異なる 「射程:至近」の武器を装備している時、何らかの効果で10m先まで白兵攻撃が行えるようになっていたとしても、それが武器の「射程」を変更しているのでなければ、武器の射程は至近のままである。 「種別:魔導銃」の武器と《ラストリゾート》/「種別:鞭」の武器と《ウィップアロー》に関して 武器攻撃と同時に使用し、その攻撃を白兵(射撃)攻撃に変更するスキルである。 これらのスキルを使用して攻撃する時以外はキャリバーは射撃攻撃のみ可能な武器であるし、鞭は白兵攻撃のみ可能な武器である(投射可能な鞭を除く)。 [ダメージ]と[HPダメージ]は異なる。 [ダメージ]は、ダメージロールの結果で算出された値である。 [HPダメージ]は、前述の[ダメージ]から防御力や各種修正の値を差し引いた値であり、残った値が実際に【HP】から差し引かれる値となる。 「1点でもダメージを与えた場合〜」とある効果は、ダメージロールの結果で1点以上の値が出た場合効果を発揮する(HPが減少したかどうかは問わない)事に注意。 ※「ダメージ」と「HPダメージ」の違いについてはR1 P248〜252を参照 スキルガイド前後で名称が変化したスキルの扱い スキルガイド P6の欄外「元の名称と変更後の名称」を参照し、変更されたスキルであれば同一のスキルとして扱う。 例:ステップレイピア(武器)や太陽のリボン(道具)のように、《アースステップ》《エアリアルステップ》等の効果中のみ効果を発揮する武器や道具は、《ステップ:〜〜》の効果中でもその効果を発揮する。 「ダメージ軽減」について 「効果」中に「ダメージ軽減を行なう」と書いているものが対象となる。 結果的に受けるダメージを減少させる効果であっても、スキルの効果中に「ダメージ軽減を行なう」の記述がない場合はダメージ軽減スキルとして扱わない。 例:ダマスカスゴーレム、アダマンチウムゴーレム(ENG P159)の《無敵の装甲》など