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その日、家に帰ってから小蒔はずっと悩んでいた。もちろんその悩み事とは本日の
葵との淫らな行為のことである。その悩みゆえに小蒔は晩御飯もほとんど口にせず
自分の部屋の中へ閉じこもっていた。
「ボク・・・どうすればいいんだろう・・・?」
その片手には、今日葵から渡されたピンクのローターが握られていた。
「こんなのつけて学校に行くなんて・・・ボク、どうしてあんなこと言っちゃったのかな・・?」
小蒔は自分の発言を改めて後悔していた。一時の快楽に流されてしまった自分を悔いていたが
同時に、小蒔の体はあの時のことを思い出すたびに、微かな疼きを覚えていた。
ドロドロになっていたショーツを履ける訳も無く、スカートの下はそのまま性器が剥きだしになっており
常に空気に触れるその感触が、小蒔の疼きを増幅させてもいた。
「ボク・・どうしてあんなに感じちゃったんだろう・・・?」
小蒔は深い葛藤に陥っていた。普段元気な小蒔だけに、こういった悩みを抱える姿が
よりひどく寂しいものに見えてしまう。
「・・・お風呂にでも入ってこよっと・・・。」
気分を変えようと、小蒔は風呂へ入ることにした。部屋を出て、風呂場へと向かう。
そして脱衣所へと、やってきた小蒔は未だ着替えていなかった制服に手をかけ脱ぎだす。
まず上着を脱ぎ、ブラのホックを外して上半身を裸にする。ブラはショーツと違って
ほとんど濡れていなかったので、小蒔はそのままつけていた。
そしてスカートに手をかけ下ろすと、小蒔は一糸纏わぬ姿となった。均整のとれた美しいその肌と
肢体は、ほんの数時間前まで、同性の手によって汚されていたという事実を外見からは
疑わせるほどに、その痕跡を残さず、純粋な少女の美しさを保っていた。
そしてカチャリとドアを開けて、裸の少女は風呂場へと入っていく。
「ふ〜っ、気持ちいいや。」
小蒔は今日の出来事を洗い流すかのごとく、シャワーを浴びる。しかし、忘れようとすればするほど
あの時の快感が頭と体に蘇って来る。

「・・・・・・・。」
あの時のことを思い出すたびに、小蒔の心は揺れる。そしてシャワーを浴びている自分に
妙な感覚を覚えていた。
「あったかい・・・。これを・・・アソコにあてたら・・・って、な、何を考えてるんだボクは!
 そ、そんな事出来るわけないだろ!」
一人でブツクサと自問自答を繰り返す。しかし、一度反応してしまった体を小蒔自身が
止めることは容易ではなかった。
「で、でも・・・ち、ちょっとだけなら・・・・。」
そしてついに、小蒔は自分の秘所へ向けてシャワーを当てる。
「ふあああっ!」
シャワーのお湯の熱さ、水流の勢いに刺激された小蒔の秘所がわななく。
そしてその感触を楽しむかのように、小蒔はシャワーの当たる位置を調整して
秘所のいろいろな部分に刺激を与えていく。
「あはぁぁっ!スッ、スゴイよ・・・これ・・んはぁっ!」
お湯の熱さを愉しむかのように小蒔はお湯の温度を上げる。下手をすれば火傷をするのでは
ないかというほどの熱さであったが、その秘所を襲う凄まじい熱さが小蒔にとっては
たまらない快感となっていた。
「あふああぁぁぁっ!ダッ、ダメだよ、こんなことぉっ!」
必死に自分の理性を肯定しようと叫ぶが、体が全く言うことを聞かない。むしろ体は
理性と欲望の葛藤を愉しむかのように、イヤらしく淫らにシャワーのお湯を小蒔の秘所へ当てる。
「あはあぁっぁっ!スッ、スゴイっ!ボッ、ボクもう我慢出来ないッ!」
快感に堪えきれずに小蒔はその場に仰向けに倒れてしまう。仰向けに倒れた小蒔が
シャワーのお湯で悶え体をくねらす仕草は、まさに魔性ともいうべきエロチシズムを感じさせる。

「はあ・・・ふああっ・・・。」
小蒔は更に余った片方の手で、胸を揉みだす。小蒔の手の動きに合わせて胸が変形し、
その刺激は快感へと変わる。
「っふああっ・・ああんっ・・・。」
快感が高まるにつれ、蜜壷から液体が流れ出し、乳首もビンビンに尖り、体の快感を主張する。
そしてそれに伴うかのように、小蒔の手の動きが一層激しくなる。
「ああっ・・・スゴイよっ、葵っ!もっとしてぇっ!」
突如うわ言の様に葵の名前を口にする小蒔。そう、今小蒔は放課後での学校での葵との行為を
ネタにしてオナニーをしているのであった。先程までは悩みのネタでしかなかった
学校での葵との行為であったが、快感に溺れる小蒔にとっては、あの出来事はまさに
おいしいネタであった。女はある意味男以上に想像とシチュに萌える生物である。
親友だと思っていた葵に汚される。その事が、小蒔の心と体に言い知れぬ快感を与えていく。
「ふああっ・・まだ、もっと・・もっとぉ・・。」
更に小蒔は胸では飽き足らず、その手を胸から既にシャワーのお湯と愛液が混ざって
流れ続けている自らの秘裂へと伸ばしていく。
「ひゃうっ!」
既に水流と熱さにより、敏感になっている小蒔の秘所は指を触れさせただけで、ビクビク震え
小蒔に快感を与える。そして小蒔はシャワーのお湯と自らの指によってもたらされる刺激に
我慢することもなく、思いっきりビクビクと反応し声をあげ、堪能する。
「はぁ・・ひゃああっ!ボ、ボクもう指が止まらないようっ!」
自らの性欲を言葉で肯定することにより、小蒔はさらに自らの体を快楽に委ねていく。
そしてそんな小蒔の顔はまるで、天国にでも行ってしまったかのような快楽に溺れた顔に変わっていく。
「ひゃうううっ!ねぇ・・・見てよ葵っ!ボク、こんなエッチなことしてるんだよっ!?」
更に想像を自虐的に、より自分を快楽へ落とすためのものへと進ませていく。
そこにはもはや、悩んでいる小蒔の姿は微塵もなかった。

「あっ、あひゃああああっ!気持ちイイっっっ!」
快楽に堕ちた小蒔は口からだらしなく涎を垂らし、本能の赴くままに自らの指で秘所を
グチョグチョにかき回し、シャワーのお湯を奥まで突っ込んでいく。
その秘所からはもはやお湯よりも、愛液のほうが多いのではないかと思われるほどに
ドロドロと液体が零れ落ちてくる。
「ああああっ!ねぇ・・・葵見て・・見てぇっ!ボクもうイッちゃいそうだよっ!!
 ハァ・・ハァ・・葵・・・ボクが自分の指でイッちゃうところを見てようっ!」
妄想に溺れた小蒔は最後のラストスパートとばかりに激しく指を動かす。シャワーから
お湯が流れ出る音と、小蒔の秘所がグチョグチョと鳴る音が淫猥に響く。
「ああっ!も、もうダメっ!ボ、ボク我慢できないっ!いっ、イクううううっぅぅぅ〜〜〜っ!」
プシャアアアッ
その瞬間、小蒔の秘裂から明らかにそれとわかるほどの大量の愛液が一気に吹き出して果てる。
辺りにはお湯とも愛液ともつかぬ液体が広がり、その中に絶頂に達した小蒔の体が
だらしなく放り出されている。
「ボク・・・イッちゃった・・・・。」
そう一言だけ呟くと、小蒔はしばらくの間その体勢から動くことはなかった・・・。



きっと続く