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満員電車の中,藤咲亜里沙は必死で耐えていた。
後ろの若いサラリーマンがいつもよりも更に短いスカートの中に手を忍ばせ,尻を撫で回す。
左隣の中年男は亜里沙の股間に手を伸ばし,パンティの隙間から割れ目の中に指を入れてかきまわす。
右隣の大学生風の男はいつもより丈の短い改造セーラー服の下から胸に手を伸ばし,乳首を弄りまわす。
そして,亜里沙の正面では亜里沙のよく見知った顔,緋勇龍麻が面白そうな顔で亜里沙の痴態を眺めていた。
「くっ……んんっ……」
なんとか声だけは出すまいと耐える。
亜里沙はこんな状況でも感じてしまう自分に腹が立つと同時に,今日こそ目の前にいるこの男の顔を思いっきり
ぶん殴ってやろうと心に誓った。
事の始まりはクリスマス。龍麻(正確には京一だが)からの呼び出しに,嬉しくてしょうがない自分をなんとか
表に出さないようにしつつ待ち合わせ場所に向かった亜里沙。
龍麻からの愛の告白,それに応える自分。そして2人は夜の街へ。人生で最高の夜になる…はずだった。
普段,女王様のように高飛車に振舞う亜里沙だが,そういうキャラを楽しんで演じている部分が大きく,
実は男女関係は真面目だったりする。それ故に,ホテルのベッドで龍麻に抱かれたときはまるで純情な少女の
ようにされるがままだった。
一晩中抱かれつづけ,快楽を身体に染み込ませられた亜里沙はそのまま朝のラッシュの列車に乗せられ,
列車の中で龍麻に犯された。幸いにも周りの人間は気付かなかったようだが,列車から降りた亜里沙は龍麻の
胸倉をつかみ怒鳴りかかった。そんな亜里沙に龍麻は一言。
「別に他の女でもいいんだぜ」
その時は泣きながら帰った亜里沙だが,その日の夕方再び龍麻のアパートに呼び出された時,何故か素直に
龍麻の部屋の前に立つ自分がいた。
心の中には龍麻に会いたい自分と会いたくない自分が半分ずつ。しかし,身体は確実に龍麻を求めている。
混乱した亜里沙を龍麻が快楽というアメと羞恥というムチで調教するのは実に簡単な事だった。

「亜里沙,ずいぶんと気持ちよさそうだな」
龍麻の言葉に亜里沙はうつむいていた顔を上げてキッとにらむ。すぐ目の前に龍麻の顔。見知らぬ男達の手を
振りほどき,龍麻の胸に飛び込みたい衝動を必死で抑えて再びうつむく。
「……ひっ!」
お尻に硬くて熱いモノが押し付けられる。後ろの男が直にイチモツをこすってきたようだ。
嫌悪感から反射的に全身に力が入る。必然的に膣にも力が入り,
「ひひっ,姉ちゃん感じてるのか?」
中年男が勘違いし,調子に乗って指の動きを速める。
「んっ……んんっ……!」
全身を知らない男の手で嬲られ,尻は先走り汁で汚され,秘部からは愛液が滴り落ち,乳首はビンビンに固く
なり,当初の思いはどこへやら,亜里沙は今すぐにでも龍麻に抱かれたくてしょうがなかった。
『次は新宿,新宿』
車内にアナウンスが入る。それを聞いた龍麻は亜里沙の耳元に口を寄せ,次で降りる事を告げた。
列車が止まり,ドアが開く。亜里沙は手早く乱れた服を直してドアに向かう。
「姉ちゃん,もう降りるのかい?」
中年男がイヤらしい笑いを浮かべて声をかけてきた。振り向きざまにボディに強烈なブロウを叩き込み,残りの
2人を睨みつけると,亜里沙は先に降りていった龍麻を追いかけていった。
後には床にうずくまる中年男と,イチモツをしまい忘れて周りから白い目で見られているサラリーマン,逃げる
ように別の車両へと移動する学生の姿があった。
駅を出た2人が寄り添うように向かった先は新宿中央公園。公衆トイレの影に連れ込まれた亜里沙は跪いて,
フェラチオを始めた。
「んんっ…ぴちゃ…くちゃ……」
丹念に舌を這わせる。そこにはすでに反抗的な態度は一切見受けられなかった。
「亜里沙は本当に美味しそうに舐めるな」
「ん…ふぁい,とっても美味しいです……んくっ…」
口いっぱいに頬張り,顔を前後に動かす。

「よしよし,上手だぞ…」
龍麻は亜里沙の頭を優しく撫でた。亜里沙は嬉しそうに顔をほころばせると,竿から口を離して玉を口で愛撫
し始めた。
最初は嫌がっていたフェラチオも今では嬉しそうにこなす亜里沙を見て,龍麻は感慨深げに微笑んだ。
「さあ,そろそろアレを始めるんだ」
「はい…」
亜里沙は頷くと,セーラー服をめくって自前の大きな乳房を取り出し,龍麻のイチモツを挟んだ。要はパイズリ。
龍麻自慢のイチモツもさすがにすっぽりと覆われ,亀頭が少し出るのみ。亜里沙はそれに小さくキスをすると,
上下に乳房を動かし始めた。
「くっ…! やっぱり亜里沙のパイズリは最高だな…」
すぐにでもイッてしまいそうだがなんとかこらえる龍麻。簡単にイッてしまっては『ご主人様』としての威厳
に関わってしまう。だが,
「龍麻…アタシの胸でイカせてあげる……」
亜里沙はニヤリと笑うと舌で先端をチロチロと舐めながら胸の動きを更に大きくした。
「うぉっ!?」
さすがの龍麻も思わず達してしまった。大量の精液が亜里沙の顔,喉,胸,服を汚す。
「ああっ…龍麻のミルク……熱い……イッちゃいそう…」
うっとりとした表情で顔射を受ける亜里沙。その淫らな表情に龍麻のイチモツは瞬く間に復活する。
「亜里沙,壁に手をつくんだ」
「はい,龍麻…様」
亜里沙は言われたとおり,壁に手をつくとスカートをたくし上げ,お尻を龍麻に向けて突き出した。
秘部はすでにトロトロになっている。龍麻は亜里沙の腰に手をあてると一気に挿入した。

「ふぁぁぁぁっ!!」
夢中になって腰を振る亜里沙。まけじと腰を振る龍麻。ていうか振られてるのは龍麻の方か。
「龍麻ぁ…龍麻ぁ…!」
亜里沙の膣がキュッと締まって龍麻のイチモツを放そうとしない。
「キ,キツイ……」
もう,どっちがご主人様やら。
「ああんッ! ああッ! あんッ! あんッ!」
このままではイカンと,手を胸にまわして乳首をつまむ。
「ひゃぁん! イイッ! もっとぉ,もっとぉ!!」
辺りに人気のないことをいいことに,夢中で叫ぶ亜里沙。ホームレスがこっそり見てる気もするが。
「うっ,亜里沙,出すぞ…!」
「出してぇ,膣に出してぇ!!」
膣が更に締まる。まるで精液を一滴たりとも逃さないとでもいうように。
そして,2度目とは思えないほどの大量の精液が亜里沙の膣に発射された。
「あああああああっ!!!!!」
身体をそらし,一際叫んだ後,亜里沙はその場に崩れ落ちた。
「あァん……イッちゃった……」
幸せそうに呟く亜里沙。
「…そういえば,今日って危険日だったような」
「な,なにっ!?」
「違ったかな…,それともそうだったかしら…」
「ど,どっちなんだ!?」
「ふふ,お昼奢ってくれたら教えてあげてもいいわよ,パパ…じゃなくてご主人様♪」
「………」
結論,藤咲はやっぱり女王様。