感動のもやし話

137 名前:非通知さん 投稿日:2005/04/25(月) 22:39:01 ID:UbXKJMwvO
先日、電車の中で女子高生がこんな会話をしていた
「昨日何食べた?」
「ナス。ナスってめっちゃ栄養なさそうだよね〜」
「あっ大丈夫。もやしがいるから。」
「あはは〜そうだね〜」
俺は食ってかかりそうな衝動を抑えるのに必死だったよ。
おまえらなぁ、おまえらなぁ、もやしは意外と栄養あるんだぞ…!
今考えれば、俺はガリガリの自分ともやしを重ね合わせていたのかもしれない。
だから自分がバカにされたように感じたのかもしれない。

今、俺は敢えて叫ぶ。あの女子高生に向かって。
ふがいない自分に向かって。

「も や し 最 高」


377 名前:非通知さん 投稿日:2005/05/11(水) 20:45:59 ID:whxgzZxsO
「貴方との萌やしも、これで最後ね」
独り言の様に女が言う。朝萌の摩天楼は蒼く静かだ。
「貴方は萌やしっ子だから、そんなかっこじゃ寒いわよ…」
女の持つ萌白の携帯が、涙のリズムで小刻みに震える。
それでも、全身の力を唇に集めて、精一杯の元気声で言った
「…お日様が出たら、私達…うん私達バイバイしよね」
ビルの一角にオレンジ色のダイヤが閃くみるみるうちにダイヤは太陽になり、ビルの一面を光の板にした。
…女が目の前に手を差し出す
「それじゃあ」

握手の代わりに俺はポケットから萌やしの袋を渡した。

「ばか!バカバカ…萌やしバカっ」

泣きじゃくりながら子供の様に抱きつく女
女の手の中で萌やしの袋は破れて、オレンジ色に光りながら川面に落ちて行く。

接吻は萌やしの匂いがした。




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