「可笑しい人ですね、あなたは。」
「申公豹にそんな詆辱されるなんて!」
「・・・少々腹が立ちました」
「雷公鞭は使わないんでしょ? 怖くないわ。」
「鞭ですからね。他の使い方もあるんですよ。」
「え、えすえむに興味はない!」
構えられていたた雷公鞭が更に高い位置まで振り上げられる。
「こっ、こわいから! ごめんなさい!」
「ふふ・・・」
「きも、いや、恐い、恐ろしい!」
「そうですか、気持ちよくしてあげましょう」
「(きもちわるいんです!!)」
危うく鞭打ちされるところでした。
「とにかく、妲己ちゃんはトイレなんか行かない。」
「愚かなアイドル神聖化は嘲笑の種ですよ。」
「そう、妲己ちゃんはアイドルなの。庶民と同じにしないでほしいわ。」
「仙女だから内臓器官は同じでしょう。」
「あなたの少ない常識を適応させないでもらえない?」
「本人に証明させるしかありませんか。」
禁城に着くまでドキドキしっぱなし。会いに行くのね!
「申公豹? なんの御用かしらん?」
「きゃああああああ! 妲己ちゃーん!!」
「このバカにあなたもトイレを利用すると教えてやってください。」
「あらん。・・・名は?」
「はっ、はい。です! 妲己ちゃんの虜です!」
「うふふ。いらっしゃい、ちゃん。」
「はいいい!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「し、しんこぉひょお・・・。」
「恍惚としているのは見間違いですか、妲己?」
「ちょっと遊んであげたのん。楽しかったわん、ちゃん。」
「認める・・わ、申公豹。」
「・・・・・なにに毒されたかわかりませんが、なら帰りましょう。」
「え・・・! もうちょっと留まらないの?」
「あはん。ちゃん病み付きね」