いい天気だ! 煩わされた昨日のことについてはすっきり。心は天気と対称されたように晴れ晴れとしていた。別に誰がなにやってたって構わないよね。それぞれの趣味だよね。気にするのも阿呆らしいことだった。しばらくごろごろしてたけれど、実に気分がいいので外に出ることにした。ついでにお昼ご飯も済ましちゃおう。
進行方向にコナンくんがいる。おー、格好いい帽子。私も被ればよかった。
「コナンくん」
「さん、こんにちは」
「こんにちはー。重そうなの背負ってるね」
「すこし打ちっぱなしに行くんです」
「うちっぱなし、に? えっと、なに・・?」
「あ、ゴルフです、っていえば分かりますか?」
「へええ。凄いねえ」
なにが凄いか分からないけど、無難な相槌をうつ。
「日曜日なのに・・・。遊んだりしないの?」
「楽しいんです、ゴルフ」
「へえ。私にはわからないなあ」
「やってみれば、さんもきっと好きになります」
父が迎えにくる時間が近いので、と荷物を担ぎなおすコナンくんと分かれる。振り返って後ろ姿をみれば、背中にあるのは確かにゴルフバッグだった。あんな大きくて、重そうなのを担ぐのは御免よね。