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太公望が死んでから暫く、スープーシャンちゃんは空元気に振舞っている。彼の死を認めていないわけではなさそうだ、虚しく感じて泣けないのかな、そう私は決め付けた。 打って変わって私は泣くに泣いた。どこから涙を搾り出したのか。目は常に腫れ赤かった。目が覚めると、朝を感じる。次に朝を認識すると、昨日がよみがえってくる。昨日はなにをしていたっけ、ああ、昨日も枕を私の雨に曝したんだ。それはなぜ? 太公望が死んだから。う、を始めに嗚咽がぼろぼろと涙もぼろぼろと流れ出てくる。そうして布団に身体を包みその後寝てしまうのだ。 夢をみた朝は別のことを考える。今日は何日だろう。いつ寝ていつ起きたのだろう。今日はまだ昨日かもしれない、なんて堕落した時間を過ごしているんだろう。夢はいつもも私一人だった。寝ているというと、頭の中が真っ暗で、その真っ暗を見ているか感じていると思っている。しかし暗闇にぽつねんと独り、私が立ち尽くしている姿がみえる。それはドッペルゲンガーのように思えたけど、彼女の心と私のそれは同じものだったと、目覚めたときに実感する。あれは私だ。勝手な夢占いをする、きっと誰かに会いにきてほしいのだ。だけど私はもうともだちがいない。 |