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ホシ計画第2回「ボッコちゃん」


参加者のお名前 採点

☆グラフ

ホシヅルさん 採点不能
OG`さん 65 ☆☆☆+
そのさん 95 ☆☆☆☆+
N田さん 75 ☆☆☆☆
ぐらんさん 90 ☆☆☆☆+
九条ゆやさん 42 ☆☆+
にゅる兄さん 61 ☆☆☆
親一さん 88 ☆☆☆☆+
つぼさん 80 ☆☆☆☆
らでらさん 60 ☆☆☆
シュンスケさん 85 ☆☆☆☆
ほしつるさん 95 ☆☆☆☆+
さすらいびとさん 75 ☆☆☆☆
   
合計点

911

 
最高点 95 ☆☆☆☆+
おすすめ度(平均点) 70 ☆☆☆+



投票参加者 13名。

ボッコちゃん 70 ポイント  に決定!

チカちか星賞は、 5ポイント差で

OG`さん N田さん さすらいびとさん  

星鶴ゲット

です。

おめでとうございます。

 

採点理由


ホシヅルさん

採点不能点

星作品の原点であり、星さん自ら「神様が耳元でささやいてくれたとしか思えない」と言っておられた作品。とても点数なんかつけられません。

 あるファンが星さんに「いちばん好、きな作品は?」とたずねたら、「ボッコちゃん」という答えがかえってきました。そして続けて「出来の悪い子ほど可愛いものですよ」とおっしゃってました。星さんの心の中にも、この作品については何か複雑な想いがあるんでしょうねぇ。



OG`さん

65点

青年とのやりとりが、純粋に面白かった。
 オウム返し言葉は一時期 自分の中の大流行になった。
 星さんの書くバーの雰囲気も好きで、結構繰り返し読んだ気がする一冊。
 代表作でもありますし、甘めにつけて65かな、と。



そのさん

95点

小学校の頃にこの作品を読んだきり、数年間は全く本を開きもしなかったのに何故かずっと心に残っている作品。
 それだけ最初に読んだ印象が強烈だったのだろう。
 私の中では 『星新一作品、マイベスト10』のベスト3には確実に入るな。
 というわけで、高得点。

 ところで、ボッコちゃんが飲んだ酒は管から回収されて、再び客に
 出されているということは・・
 かなり色んな酒が混じってる?

 マスター、味見して客に出しているのかあ??



N田さん

75点

意外なオチでは無いけど不気味な後味がだんだん効いてます。
 ただ、回収した酒が色々混じらなかったのかが気になります。



ぐらんさん

90点

なんか、最後ボッコちゃんが一人で
 「おやすみなさい」
 という ちょっとすました声が聞こえてきそう。

 その侘しさの際立ちこそが
 星ワールド




 人間のカラカラと空回りする
 自分勝手な欲が
 ボッコちゃんの飲んだお酒とともに
 私にまで戻ってきそうです。



九条ゆやさん

42点

「気付けよ!!(笑)」
 なぜこんなに点数が低いかと云うと、私の好みではないから・・・
 というしか・・・



にゅる兄さん

61点

「ボッコちゃん」は、星さんの原点だ(by星さん自身)。それはマンガの神様、手塚さんでいうなら、さしずめ「新宝島」といったところ。う〜む。
 でも「新宝島」をいま読んでも、当時の少年少女たちが受けたであろう超絶インパクトは、残念ながらまったく感じられない。
 「ジュラシック・パーク」の生きた恐竜をはじめてみたとき、パンツのなかにオシッコちびったものだが、「ジュラ2」のころには、もう似たようなCGをさんざんみなれたあとで、れいの脳内麻薬物質は、前ほど分泌されなかった。ん〜。人間なんて、つくづく耐性のある生き物なんだね〜。らら〜ら〜ららら〜らら〜♪
 じゃ「ボッコちゃん」はどうだろう?
 わたしは、同じ文庫内の他の作品を全部読んだあとで、最後まで残しておいた「ボッコちゃん」を読んだ。
 発表当時は、すげ〜インパクトがあったにちがいないだろうけど、後の作品から読んじゃった自分にとっては、そういうワビサビが感じられず、非常に残念に思ったもんだ。結局「ボッコちゃん」って、するどいオチを楽しむ作品というより、ムードを味わうタイプの作品だったんだね〜。
 ときに「バー」ってどんなところ?



親一さん

88点



つぼさん

80点

今回,投稿するに当たって読み直し,
 そのたびにどんどん得点が上がっていってしまいました。
 もう一回読んだら,さらに5点プラスしたくなることでしょう。
 初めて読んだときは中学生。
 話の構成に(つまりは,オチに)なるほど,とは思いながら,
 どうして,本のタイトルになってるのかはわかりませんでした。
 あと,「ボッコちゃん」という名前も,奇妙に引っかかっていたので…
 (いや,とか,変とかじゃなく,どうしてボッコちゃん?というのかな)
 こんなに短いのにドラマがあるんですね。いまさらですが…。
 なぞめいた会話の極意も勉強させてもらいました。
 まあ,ボッコちゃん並の美人でなくては通用しないのでしょうが。
 最後の2行が特にいいですね。
 また長くなってしまいました。



らでらさん

60点

星さんの作品の中では、1,2を争うくらい有名な作品なのかも知れませんが、正直個人的にはあまり好きじゃありません。
 文学的には素晴らしい作品だと思うけど、オチがちょっとブルーになりました。(こんな事言ってちゃ星ファンには程遠いかな…。)



シュンスケさん

85点

たった6ページなのに、あらゆる想像力をかきたてられる作品だと思います。
 バーの雰囲気、ボッコちゃんの顔、マスターの顔、ラジオの放送など、読者それぞれのイメージがあるはずです。
 多くを語らず、個々の想像にまかせるフトコロの広さが魅力だと思います。
 構成もスゴイです。
 「足の方のプラスチック管から酒を回収し、お客に飲ませた。」
 という3ページ目のなにげない文章が、オチへの伏線になっているとは気づきませんでした。

 自選短編集のタイトルにふさわしい作品だと思います。
 以上。



ほしつるさん

95点

次の『おーい でてこーい』と共に,星さんのスタイルを確立した代表作だと思う。 「ボッコちゃん」というネーミングから,オウム返しの受け答えが青年を怒らせてしまう流れ,より恐怖を感じさせる静かなエンディングまで,一体どこからこんな発想が浮かんでくるのか不思議であり,同時に羨ましくもある。本当は満点あげてもいいんだけど,ちょっといじわるかな?

 ちなみに,昭36発行の新書版『人造美人』では,タイトルはやはり『人造美人』で,『ボッコちゃん』はサブタイトルとなっている。巻末に掲載されている執筆年月は1958年1月で,デビュー作『セキストラ』に次いで古い。と言う事は『ボッコちゃん』はデビュー第2作か?

 ところで,『ボッコちゃん』の初掲載誌ってどこなんだろう?初期の作品は『宇宙塵』とか『宝石』が多いのかしら?他の作品も気になるなあ。ホシヅルさん,ご存知ありませんか?



さすらいびとさん

75点

人間の外見だけ与えられて心は与えられなかったボッコちゃんから見た、人間世界の悲喜劇、って感じでしょうか。

 読めば読むほど不可解で不気味なものが滲みでてきます。ボッコちゃんから見れば、人間もラジオも生者も死者も同じなんだなあ。

 特に最後の4行の静けさ・余韻がいいっす。




近況など


ホシヅルさん



OG`さん

自分の誕生日に、他人の結婚を祝うことになりそうだ。
祝ってくれ、と言う気持で一杯の初夏の昼下がり。

某若手芸人のコントが、どうも星さんの「ベターハーフ」に似てる..
あれ?ベターハーフで合ってるんでしたっけ??
動物と結婚する話。何に入ってたかも思い出せない(苦悩)。うあぁ



そのさん

映画(?)
 X−ファイル 3巻〜5巻
 ロスト・イン・スペース
 スターシップ・トゥルーパーズ

小説
 『黒い家』『クリムゾンの迷宮』

ゲーム
 クロノ・クロス
 ポポロクロイス物語

・・
先週に引き続き、X−ファイル。モルダーとスカリーのコンビが
何とも。なんだかどんどんはまっていきそうだ。しばらくは
週末はレンタルショップ通いが続きそう。
ゲーム・・・クロノ・クロスを現在約60時間ほどやっているが、
今だにまだ1枚目というのはどういうことだ!?2枚目に行けずに
ポポロクロイスで一息。



N田さん

市立図書館から新潮カセット文庫を借りてきて聞いています。
筒井康隆先生や小松左京先生の声が聞けて嬉しい。



ぐらんさん

あんまりにも
ロフトになってる寝床が暑くて
1階の床で寝てたら

……全身鞭打ち

もうだめ
だれか良いマッサージ氏紹介して

それよりも運動しろってか?(笑)



九条ゆやさん

奇数月なのでいそいそと郭富城のカレンダー全部(6個)を替える。
うっとり〜(笑)
友人がしつこく薦めるのでポスペをついに入れました。ポスペユーザー
の方メールを下さい。うちのしょーさが遊びに行きます(爆笑)



にゅる兄さん

いかん。HDの残りのスペースがほとんどない。買わなきゃ。
FF9が発売になったけど、FF8もまだ買ってないよ〜ん。
夜、暑いと、寝苦しいって人がいっぱいいるけど、わたしは逆で、眠くなって眠くなって、そりゃ気持ち良く爆睡できるんだけどな。変なの〜。
時間がたつのが年々、はやくなってゆくよ。しみじみ。



親一さん



つぼさん

さすさんの新作を読ませてもらって,
本編と全然関係ないところで笑ってしまいました。ごめんなさい。
実は文中に,私の本名が…。
あえて,どれとは申しませんが。
時々思いがけないところでこの文字を発見してどきっとすることがあります。

最近はクーラーにやられそうで,ちょっとまいってます。
人が見てないときにこっそり設定温度を上げてるんですが…。
やはり気がつくと,24℃くらいになっている。
外気との差が大きくてふらふらですー。



らでらさん

仕事して勉強して寝るだけの毎日です。なぜかやたらと忙しい…。
そういえば最近、全然本を読んでないな…。



シュンスケさん

七夕でした。
商店街の街灯に笹が取り付けられていて、
「英子ばあちゃんの足が良くなりますように」
などと、シブイ願い事が書いてありました。
「ご自由に願い事を書いてください」
とあったので、僕もこっそりと参加しました。

ところが、今日願い事を書いた笹を見に行くと、文字がすっかり消えていました・・・。
水性ペンが、台風3号の威力に耐えきれなかったようです・・・。

大丈夫か、俺の願い事!?



ほしつるさん

今週はあまり何もしてないなあ...。

先日,会社の健康診断の胃検診で異常が出て,胃カメラを飲むことになった。3年連続である。一昨年は無視したが昨年はポリープを数個切ってもらったら炎症を起こして5日ほど入院するはめに。さて今年は?
最近ギターを弾いていると,コードを押さえる左手がすぐに痛くなることに気付いた。このところあんまり弾いていないので,握力が落ちたのかもしれない。そういえば世の中にギタリストは数多くいるが,あまりたくましい腕をした人を見たことが無い。彼らの握力はどうなのだろう?うまい人は握力なんていらないのかもしれないな。どんな世界にも言えることだが,素人は「力の抜き所」がわからずに無駄な力を使っていることが多いそうだ。
「インターネットは金がかかる」とよく言うが,果たしてそうなのだろうか? たとえば私の場合,一日3〜5時間遊んでいて接続料・通話料合わせて一日400円位使っているが,一時間100円で楽しめるものが他にあるかと考えると,決して高くはないと私は思う。

あれ?この話オチが無い....。



さすらいびとさん

ひみつ会議(チャット)の影響で、少女マンガにはまりつつあります。(汗)

つぼさん・ぐらんさんおすすめの「笑う大天使(ミカエル)」(川原泉さん)、面白かったです。

今は「中国の壷」と「フロイト1/2」を読んでます。ちなみに今日会員登録してくださったウィルさんも川原泉さんファンだそうです。

川原ファンクラブの別室が作れそうですな (^^ゞ。






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