名言になにを求めるのか・・・

前回iGoogleガジェット、またはブログパーツのガンダム名セリフが微妙すぎる・・・なんて記事を書きましたが、どうしてそう思うのか自己を分析してみました。

まあもうすでに、iGoogleのガンダム名セリフのページでは、このガジェットに対して非難のコメントが殆んどなわけですが。

小生、宇宙世紀シリーズしか知らないので、「次」ボタンをいくら押しても「これは!」と思う印象的なセリフに出会えない。しかも、例えばファーストガンダムに出現したセリフの中にも、微妙なセリフも数多く登録されている。セリフは登録制らしく中には関係ないセリフもちらほら見かけるがそれはさておき、はっきりいって面白くない。もちろん、ガジェットそのものがではなく、データが。ただの言葉の羅列に見えるし、その言葉を口にしたキャラクターの表情も、そう言わせた事情や背景も、何も見えてこない。シャアの「認めたくないものだな・・・」というあまりにも有名なセリフでさえも。

なんなのだろう。小生はきっと、このガジェット内に現れる言葉たちをただのデータとしかとらえられないんだろうな。そして小生は、たぶん心にしみこむようなセリフを欲しているんだろう。心にしみこむという言葉は、時には人生の教訓となり、時には落ち込んだ気分を高揚させる事もあり、浮かれた気分に冷や水をぶっ掛けられるような体験にもなる。ガンダムの中にも、そういうセリフはある、というか、小生の知らないガンダム作品のなかにもあるはずで、でも、このガジェットの中のデータに感動することは一切ない小生。なんなのだろう。

ガンダムの名セリフを集めたサイトはたくさんあるが、そのなかでも小生の気に入っていたサイトがあった。ヤツがくる!というサイトのガンダムさんがくる!というコーナーは、「名セリフを使い倒せ!」のコンセプトのもとにファーストから最新のターンエーまで、印象的なセリフとその背景、そして使用例まできっちりと書き込まれていて非常に好印象だった。残念ながら現在は閉鎖されているが、現在でもこちらから見ることができる(文字化けする場合はエンコードをShiftJisにしてみてください)。

北斗の拳の名言集なんかも探せばいくらでもある。

北斗の拳名セリフ集
愛のこもった北斗の拳用語事典

これなんかを見ていると、すべてが名言・・・とはいかなくても、北斗の拳をはじめて読んだときの震えるような感動を今でも思い出す。う~ん、ということは、名言とはその作品や発言者に対する自分の個人的な感情があればあるほど、そしてその個人的な感情を歪めない形で表現されてこそ、その言葉は名言となっていく、ということなのだろうか。まあ簡単に言えば、好きな作品の好きなキャラの言葉なら名言といえるってことなのだろう、ってことね。北斗の拳については、悪役もまた哀しい男たちで、愛すべき男たちだ。そんな男たちの心の叫び!!っていうの?好きだなあ。

ガンダム名セリフも、内容を厳選すればなんとかなるだろうに・・・というか、登録制はそれはそれでいいとしてちゃんとチェックしてもらえればいいのになあ。言葉ってのは、単語の羅列じゃなく、ドラマの中で語られるものなのだから。逆に考えると、「名言」ってものは、ドラマの細部を反芻するためのキーワードなんだ。

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