最終更新 2003 09/22
サンプルのダウンロード → API_SetBkColor.lzh(37k)
SetBkColor 関数
対応しているバージョン
95, 98, Me, NT3.1以降, CE1.0以降, 2000, XP
必要なヘッダとライブラリ
wingdi.h
gdi32.lib
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TextOut() 関数だけ使って文字を表示させると、白い下地に黒抜きで
表示されます。
この下地の色(背景色)を変えるには SetBkColor() 関数を使います。
SetBkColor( hDC, 色 );
色は RGB() マクロを使って指定します。
RGB() マクロは RGB( 赤の度合い, 緑の度合い, 青の度合い ) という
仕組みになっていて、この赤・緑・青(3原色)を混ぜて色を作ります。
それぞれの値には、0〜255まで指定できます。
0が一番暗く、255が一番明るいということを意味します。
下に簡単な例を示します。
■ 白 RGB(255,255,255)
■ 黒 RGB(0,0,0)
■ 赤 RGB(255,0,0)
■ 緑 RGB(0,255,0)
■ 青 RGB(0,0,255)
■ 紫 RGB(255,0,255)
■ 水色 RGB(0,255,255)
■ 黄色 RGB(255,255,0)
■ 灰色 RGB(128,128,128)
文字の背景色をピンク色にする
SetBkColor( hDC, RGB( 255, 160, 192 ) );
HDC は GetDC() 関数を使って取得します。
取得した HDC は必要がなくなったら ReleaseDC() 関数を使って
必ず解放します。
色の値を目で確認しながら作れるような簡単なソフトを作りました。
よくあるカラーテストのプログラムです。
フリーソフトなので、よかったらお使い下さい。
ColorTester.lzh(212k)
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