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永吉たける「スミレ・16歳!!」は、何よりもまず、周りの友人達が背後の腹話術師のオヤジの操る人形だと百も承知で、スミレちゃんを相手にする所がヨイ。
オヤジがトラブッていても(軽い怪我などしている)、スミレちゃんの方を向いて心配する。オヤジが大変な事になっている(大怪我などしている)時には流石に「オヤジー!」と叫んでる(笑)。この辺りのバランス感覚は絶妙だ。極めて非現実的な、というか非常識な基本設定を読者に十分納得させるだけの常識を踏まえている。 若い彼等が、オヤジの意向を汲みつつスミレちゃんと友達付き合いをする、それだけでそれは成長であり、大人のコミュニケーションだ。無茶苦茶なスラップスティックが良質なグローイング・アップ・ストーリーともなっている(嘘。言い過ぎた)。どうだ。これが日本の誇るエンターテインメント、マンガだ(嘘。言い過ぎた)。 更に、作者は単行本第1巻でこう語る。 「月刊の「マガジンスペシャル」で「スミレ・17歳!!」を連載していて週刊に移るという話になった時/完全リニューアルしてはどうかという事になったのです/初めてその話を聞いた時は正直 私もとまどいましたが/元々苦労して作った物をぶち壊すのは好きな方だったのですぐさま了解しました」(太字強調は引用者)。 スバラシイ! 何て僕好みの作家なんだ(笑)! 例の番組で、ジブ氏が「「よう!」って言うじゃん、日本語で。それでいいじゃないって思ってる(笑)」とゆってた。
youtubeで「証言」のビデオ・クリップが観られると聞いて、見てみたら、なんとニップスの「PARTNERS IN CRIME」もあった。この曲調でゴア・テックスのラップで始まるセンスは歌謡曲には無い。低音ラッパー(エクストラ・ベース・スピーカー!)X.B.S.を最も上手く使ってるのは多分この曲だ。…等々の理由で必聴。
ソウル・スクリームの「蜂と蝶」もあった。当時日本のハード・コアで、自らのM.C.としてのスキル・魅力を五月蝿く主張する様な曲をやってなかった稀有な存在である彼等の、数少ないそういう作品がこれだ。彼等なりの“そういう”曲は、アスファルト上に吹き溜まった砂埃の匂いを感じさせる彼等の他の作品と何等変わらないままに“そういう”作品として仕上がっているから面白い。 以上、削除も時間の問題だろうから、即観とけ。 そういえば、「証言」にも参加してるあの人が啓蒙番組をやってるが、あれは観るな。 矢澤真人氏以外の人の解説はイマイチ納得がいかない。
「ブラック・ラグーン」は観ておろうな?
新装版を「完全版」って銘打つのはよした方がいいよね。
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