時にするどい質問をする青年A 謎の事情通・初老のB氏


※非戦闘状態の意識レベル維持:

「殖装状態における精神状態は査定が難しいが、精神的不安定さに対してユニットが何も関わらないというのも考えにくい」

「戦闘時ではどうしても意識が高揚し、それが戦闘向上の要因にもなりますが、周りが見えなくなることもままありますね」

「戦闘に慣れればテンションも自分でコントロールできるが、それをユニットがやっているとしたら、殖装者にはわからなくても何らかの沈静効果を与えられている可能性もある」

「でも、戦闘にはやはりある程度の高揚も必要なので、それを無理矢理下げるのもいらぬ干渉と思います。ただ、非戦闘時では高揚はあまり不必要であり、この拮抗状態が難しいですね」

「臨戦態勢では、非戦闘状態でも戦闘に向かう準備は必要になる。いかんせん、ユニットが戦闘用に作られた可能性が低そうであるから、高揚状態の切り替えが本当に早いかは疑問視もされる」

「なるほど、ヘタしたら臨戦態勢にも関わらず戦う気すら失う可能性すらあるわけですね」

「そのあたり、ユニットがどのような仕様にあるかで変わってくることでもある。精神の沈静は冷静さにつながることでもあり、もしこれが殖装者の欲するところであるなら冷静になり、戦闘で必要なテンション向上を望めば、ユニットはそれに追随し増幅させる、そのようになるのかもしれんな」

「テンション増幅というより、必要な精神状態に素早く達する効果がユニットにはあるということでも良いかもしれませんね」

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