※解説4:

「見えないものも見えるようになる機能は便利ですね。それだけ多くの情報が入ってくることでもありますし」

「ユニットの優れているところは、常に透過性視覚機能を働かさせているわけじゃなく、選択的に必要な時に情報を与えることだ」

「その機能は重要ですね。種ごとで肉体構造が違っているので、当然それぞれの感覚が違うわけですし、ユニットで強制的に与えられた情報だけ与え続けられては違和感ありまくりです」

「その違和感もうまく調節しているのだろうが、不必要な情報を入れないことは、ユニットの利便性を高める上でも必要だろう。しかも、殖装者が特に意識せずとも自動的にそれらを行う点も優れている」

「そうですね。隠れている相手は意識しようがないので、センサーが察知した情報をメタルが感知したときには殖装者にその情報を提供する流れになっています」

「透過性以外にも、熱探知を含め超短波エネルギー波も感知する能力がありそうだ。異空間への感覚までは今のところなさそうだが、現次元と異空間をつなぐ方式がある以上、ないとも言い切れない」

「でも、異空間の状態を視覚的に捉えたとしても、現空間でそれを解釈するのは、空間構造の違いがありすぎて無理がありそうですね」

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