ガイバーゼロ:
- 未調製の人類だった
- イマカラムがアルカンフェルの記憶の中で見た、初の人類殖装体である
- 思念波が解放された
- 危険と判断され、ユニット解除後に廃棄された
思念波支配が完璧と考えていた殖装者葉、本来武器とはならないユニットを装着させても危険がないと考えていた。しかし、効果は逆となった。
現代人との差:
- 殖装体としては特に変化がない
- 他のヒト科と分かれたばかりなのか、体毛が若干濃い特徴があった(現代人でも毛が濃い人間はいるので、これだけでは判断できない)
- 野生に生きてきただけに、身体能力は現代人より上の可能性がある
※強化した恐竜をあっさり撃破したり、スマッシャーの威力が高い(?)など、現代人よりも体力が高い可能性がある。また、戦闘的な意味での知恵が高いのか、ユニットの武器を感覚的に使いこなしていた。
殖装者の選出基準:
- 特に選んだわけではなく、未調製人類なら誰でもよかった
- 一応、未調製の中から一番強い人間を選んだ
※どちらにしても、未調製人類を選んで殖装させたのは最低限の慎重さとしては悪くなかった。いきなりゾアノイドかゾアロードで殖装を試したらそれではすまなかった可能性がある。
思念波解放因子を見抜けなかった理由:
- 兵器としての結果ばかりを追求したことが原因
- 思念波支配の絶対的自信
※思念波支配は人類で高い効果を上げていたが、人類以外の生命で試せなかったことで、思念波との因果関係を研究できなかった。(知能の低い生命体に思念波支配機構を導入しても、命令を理解できず履行できないため)
関連項目:<りんく>→人類に至る進化
もし、あえて人類を登用しようと研究を進めていたら:
- 思念波が人類にとって危険ではないように改良する
※ユニットでは、思念波が有害と判断されたため阻害された。そのため、危険因子とならないようにユニットに解釈されるように変化させる必要がある。
- 思念波解放因子を一つ一つ解消していく
※一例として思念波支配を受けなければ不安になるなどの心理を作れば良いかもしれないが、思念波拒否の因子が多岐にわたるなら、一つをクリアしただけでは解消されない可能性がある。
- 改良不能と判断したからこそ放棄した
※検証の結果、兵器としての優秀性=人類の思念波解放因子だとしたら、研究としては致命的である。何億年かかった実験であっても、これでは放棄するしかなくなる。(思念波支配があるから、ユニットさえ与えなければ大丈夫だったが、万が一の危険を重く見たゆえの即時放棄もあり、慎重さと取るか弱腰と取るかはそれぞれだろう)