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- 過去公式に置かれていたものなどを個人的にサルベージ。

新マップ

ルアス
現在のアスク帝国の帝都

大陸中部平原に位置し、メント文明衰退後にできたメタリアル文明の代表的な都市です。
整備された都市景観であり、発達した技術による堅牢な城壁を備えています。バハラ王宮を中心に、商店、旅館などが密集し、アスク帝国の政治経済の中心地となっています。
現在、王と王国騎士団がルアスの実権を握っており、マイソシアの政治を行っています。騎士団の勢力は日々拡大しており、騎士になろうとする多くの戦士が町を訪れます。

ルアスは帝国最大の都市で、情報、噂、仕事に事欠くことはありません。各都市の産物を売買する商人や、仕事を求める傭兵、王宮と親交を深めようとするギルド長など、様々な人々でごったがえしています。

ミルレス
古代メント文明の首都であった、樹上の町

マイソシア大陸北西部「ミルレスの森」の中にある、「神の木イメトリ」の上に位置する町です。メント文明時代に発達していたミルレスは、神の封印により影響を大きく受け、衰退していきました。
現在のミルレスは、点在する過去の遺跡が黄金時代を偲ばせる、静かで平和な町です。

最古の歴史を誇り、多くの遺跡と遺物が発見されているミルレス。ミルレスの森に隠されているといわれる宝を探そ うとする冒険家たちが後を絶ちませんが、怪物に襲われ何人もの冒険家が命を落としています。一方、ミルレスの森は豊富な資源を提供しており、それによって 基本的な冒険装備を手に入れることができます。

町には「祭神神殿」(全6神に仕える神殿)があり、多くの聖職者達がここに居住しています。最高神「セオ」を祀 る唯一の場所でもあります。また、ミルレスでは祭神神殿の最高神官が市長を兼ねており、人々は強い信仰心で結ばれていて、世俗に染まらない市民たちが暮ら しています。
大きな木の上に位置した町であるミルレスでは、木造の美しい民家や商店が並び、訪れた旅人はさながら童話の国に迷い込んだかのような印象を受けるといいます。

スオミ
水と魔法の町

マイソシア大陸の南西の端に位置する、このスオミ町の名前の由来は、水を表す「Su」と予知者を表す「omi」から来ています。現在でも、水を自由自在に扱うことができた古代魔術師たちの子孫がこの町に住んでいるということです。
スオミ町はニミュ湖の中心部に位置し、ニミュ湖の守護精霊であるオミたちと人間がともに暮らしています。
スオミ町の人々は、子供から老人まですべてが優れた魔術師です。彼らは町を造り上げた際に、建物と地形を利用して、町全体が大きな魔法陣となるようにし、自身たちの魔法力が強まるようにしました。

スオミにある知恵の泉からは知恵水が流れ出ており、それが溜まったリキュアタブを支えるニミュ神象は、神と人間が交信できる唯一の場所として神聖視されています。通常では考えられないような神秘的な事象が、当たり前のように起きている都市なのです。

サラセン
異国情緒漂う、修道士たちの町

己の心身を鋼の如く鍛え上げ、武を極めんとする修道士たちの総本山サラセン。
マイソシア大陸の東側に位置するこの町は、一帯が乾燥した荒地となっています。ただしこの場所だけはオアシスがあり、町の周囲は深い森で覆われています。
オアシスの周囲をモスクが取り囲み、黄金色の砂が舞う中をきらびやかな装束をまとった人々が行き交う、神秘的な異国の雰囲気が漂っています。

現在のサラセンはマイソシア大陸の東の中心地として、様々な人々に利用されています。
サラセンには大小様々な武闘集団が存在しており、日夜闘技場に集い、闘いに明け暮れています。
武闘集団のいくつかは闘技場で開催される大会を主催し、サラセンの修道士たちに闘いを奨励しています。近年では修道士だけにとどまらず、武名を上げるため、大陸全土からサラセンを訪れる人が後を絶ちません。

サラセンを訪れたがために、栄光と挫折が交錯する運命に翻弄される人々もいることでしょう。
また、過去にカレワラ地方で起こった紛争の爪あとは深く、カレワラ方面では今もなお、通りかかった人間の命を奪おうとする魔女達が待ち構えているとのことで、注意が必要です。

ルケシオン
美しき港町であり、海賊の住処

ルケシオンは、マイソシア大陸南東部の浜辺に位置する都市で、きれいな砂浜と照りつける太陽、白波がうねる美しい浜辺が特徴的な港町です。
昔からルケシオンは、アベルと同様に盗賊の住処として有名であり、アベルには山賊、ルケシオンには海賊が、その住居を構えてきました。
ただ、最近では、海岸沿いに死の渦「レピオン」が出現するようになり、海賊たちは出航を断念せざるをえなくなってしまいました。その結果、ルケシオンの収入は激減し、慢性的な財政難が続いています。

最近では、若い海賊たちが船員を集めて「レピオンハンター」という海賊団を結成し、死の渦にも打ち勝つ新しい戦艦を製造中だということです。
この美しい浜辺は、多くの人々に魅惑のリゾートとして愛されていますが、海賊王「デムピアス」の支配下にあります。住人たちの多くが略奪や暗殺などを職業としており、さらにこの港町は海賊達の憩いの場として成り立っているため、危険な地域として有名です。

エデルアンダー
預言者たちのつくり上げた、地下の都市

アスク帝国の首都ルアスの北東――森の地下深くに、預言者の町エデルアンダーはあります。

数百年前の「デタント・ド・カルト」事件によってルアス国王軍との戦いを繰り広げた彼ら。神の力を借りたルアス国王とその軍勢によって、滅亡の危機を迎えていました。 奇跡的に生き残った預言者は、彼らを血眼になって探すルアス国王軍の目を逃れるため、遠くではなく、逆にルアスから程近い森の地下に住み着くことを決めました。 それが、エデルアンダーです。

エデルアンダーは地下にあるため、照明や飲み水、換気などを充実させる必要がありました。 村の真ん中にある「トルトーイタワー」の発光球がいつも町を明るく照らし、飲み水を供給する浄水装置は警備兵が休まずに見張り続けています。

預言者は鮮やかな飾りを好む特性があると言われていて、それは彼らの建物や衣装にもよく現れています。彼らは色鮮やかな美しい装飾で建物を飾り、服を作りながら楽しく暮らしています。

カレワラ
今はすでに滅びた、魔女の町

カレワラの女魔術師たちは「魔女」と呼ばれています。
伝統的に、カレワラでは女性だけが魔法を承継する事ができ、その禍々しい手法によりカレワラは「魔女たちの都市」と呼ばれ、人々は通るのを避けてきました。
カ レワラは古代文明の高位魔術師たちの直系子孫たちだけで成り立っており、血統保存のために母系社会への帰順を選びました。代々、秘密裏の呪い、操り人形な ど、力強い魔法を練り上げ、彼女たちは徐々に大陸に名前を馳せるようになっていきます。他の魔術師たちは魔女たちを恐れ、彼女たちの悪事には口をつぐむし かなかったと言います。

数年前、キルケという魔女が王の暗殺を企てましたが、大将軍トールによって阻止され、カレワラは大陸を敵に回す ようになりました。「魔女狩り」の名の下に始まった魔女掃討作戦は、ルアス、ミルレス、スオミが連合軍を結成し、カレワラを廃墟に変えてしまいました。国 王暗殺未遂事件に端を発する、大陸とカレワラとの戦争は、今では「魔女戦争」と呼ばれています。
この戦争で、カレワラの魔女の多くは死にましたが、「姿隠し」や「飛行」に長けた何人かの上級魔女は脱出に成功し、この年の初冬、サラセンとカレワラの境界付近に集まり、反乱と勢力拡張のための秘密集会を行ったと言われています。

五つ拍子の小さい太鼓の音色・たき火とお酒の香煙――月が昇れば楽しい魔女たちの祭りが始まります。魔女は悪名 高いのですが、見た目はとても美しく、知性的で魅力にあふれています。彼女たちは、魔力を見せなければ魔女だとは気づかれないほど気立てが良く、楽しいリ ズムが好きで、祭りを楽しんでいます。しかし彼女たちは、魔法とその対象に対しては冷酷であり、禍々しいことも平然とやってのけるのです。

魔女たちに集会に参加できるのはこの上なく楽しいことです。けれども彼女たちは気難しいので、機嫌を損ねずに帰って来るのは簡単ではないでしょう。運良く帰って来たとしても、(あなたの名前が刻まれた人形に、短剣を深々と刺され)突然死することもあるのです。

イカルス
悠久の年月が育んだ、神秘的な森林地帯

遥か昔、古い神との戦争において、大陸が割れて海が流れ込んだ時に、現在のマイソシア大陸とイカルスとは分かたれました。
マイソシア大陸とは異なる歴史を経たイカルスは、太古の環境を保った島として現在に至っています。

近年、海賊たちがルケシオン沿岸で、数千年前のものと思われる海底洞窟を発見しました。好奇心が強いスオミの魔術師たちは、洞窟入り口に記された警告を無視し、海底洞窟の封印を解きました。
驚 くべきことに、その海底洞窟はイカルス島につながっていました。カストロパゼルの記した紀行文によると、イカルス島は完全に未開の地であり、島に最初に 入った探検隊は奇妙な生命体の襲撃に遭い、不確定生物たちとの戦闘を余儀なくされたそうです。探検家たちはイカルスに棲息する怪異な生物を古代生物の末裔 であると推測し、その奇妙な生命体を「メマド族」と名付けました。

島の探検は困難を極めました。メマド族は知能が優れ、人間に劣らない賢さを持っており、イカルスのあちこちに勢力を広げていたので、現在のイカルス町に近づく事は夢のまた夢といわれました。
イカルス島の奥深くに位置するこのイカルス町には、マイソシア大陸の人間の知能の、半分にもおよばない原始人が住んでいますが、常に恐竜たちの脅威にさらされていました。

イカルスに足を踏み入れていった探検家の多くはスミロドンの襲撃を受け命を落とし、かろうじてイカルス町に到着した人々は周辺を開拓し始め、現在では多少の交流があります。
しかし依然として、イカルスには人間が足を一度も踏み入れていない土地が沢山残っています。
特にメマド族の生息地や遺跡、火山帯は、スミロドンと多くの古代恐竜達が棲息しており、一般人の近づけない危険な領域となっています。
現在のイカルスは、神秘的な雰囲気に包まれながら一生に一度の思い出として結婚式を挙げようとする勇ましいカップルたちと、尽きることのないロマンを原生林の奥に求める探検家たちで賑わっています。
魔術師たちが新婚旅行者向けリゾートホテル建設のために、開拓者や探検家への援助を惜しまないとの風説もあります。

レビア
終わることのない雪と、喧騒の町

マイソシア大陸の北部『ニプルランド』に位置するレビアは、深い雪と氷土の大地に立つ町であり、独自の文明を持つ土着の民「ニプルランド人」が暮らしています。レビアの民は古来より、『トナル』と呼ばれるニプルランドの守護霊を信仰しています。
レ ビアは永久に終わることのない、おそろしき氷の女王の呪いを受けた土地でもあります。氷の女王の呪いからレビアを守るため、レビアの民は『アニリシア』と いう特別な能力を持つ巫女を代々任命してきました。しかし歴代のアニリシアたちは皆、悲劇的な運命を辿っているようです。

レビアの民は自分たちの悲劇的な未来を恐れ、ドンチャン騒ぎやお祭りを延々と続け、鮮やかな装飾で町を飾り、恐ろしき運命をごまかし始めました。このレビアの持つ騒々しさ、華やかさは、実は恐ろしさへの反動なのです。

レビアには、様々な防寒の備えや、ミグドン家の氷の窯で鍛えられた武具、町の象徴ロベルの木があります。
また、雪遊びができる場所やロマンチックなスポットもあり、ここ以上に楽しげな場所はマイソシア大陸広しと言えど、そうはないでしょう。
しかし忘れないでほしいのは、一歩町の外に出たらそこは氷の女王の息のかかった極寒の土地であるということ。

その中には厳しい土地でも活動できる危険なモンスターが棲息しています。
そして、レビアの民の笑顔の端々に見える、消えることのない悲しみ――それは、勇者の現れと、この永く深い氷の女王の呪いからの救済を求める、無言のメッセージでもあるのです。

さくら村
誰も知らない遠い昔……不思議な力によって生まれた村

マイソシア内には存在していたのに、不思議な力によって今まで発見されていなかった村、それがさくら村です。 村の存在が発見されてからも、なおその力の影響を受けており、四季を問わず村中に美しい桜が咲き乱れています。また、他の村との交流がなかったため、独自の生活風習をうかがうことができるようです。

美しく咲いた桜が見所。旅人など多くの観光客が訪れるようになりましたが、その一方では子供たちの失踪に村人たちは悲しい顔を浮かべています。 失踪は桜と同じく不思議な力が原因ではないか、とささやかれているのですが……。