staff note

- 過去公式に置かれていたものなどを個人的にサルベージ。

スタッフの部屋

2004/02/02 オルタナティブプロジェクト?

みなさんこんにちは、ネクソンジャパンのアスガルド運営スタッフです。
今回はいつものような豆知識ではなく、
本当の意味で「スタッフの部屋」らしい感じ(笑)でいきます。

さて、先日より始まった「オルタナティブプロジェクト」。
突然バージョンアップの形態が変わり、混乱している人も多いかと思われます。
運営側もいろいろ表現を工夫したつもりなのですが、やはりというか、
「いくらなんでもこれは変わりすぎだ!」というご意見もいただいております。
が、これは「今からこの仕様になります」というお披露目という意味での
プロジェクトではありません。今回は、これについて少し補足をしたいと思います。

じつは年末あたりから韓国アスガルドチーム内で、
「アスガルドをもっと面白くしていくため、一からシステムを組み直そう」
という動きがありました。つまり、現在の韓国仕様をもっと広げていこう、ということです。
その際、韓国に負けずとも劣らない人気を誇っている台湾や日本独自のローカライズ要素も、
とにかくアスガルド全体にとって有益なものであれば、
各国共通のものとしてどんどん取り入れていくという流れになりました。
(余談ですが、基本的な戦闘システムに関する部分から独自性の強い
 日本のアスガルドに対して、韓国チームリーダーの方は
 ひじょうに大きな興味を示してくださいました。)
仕様の統合化に関する部分も、決して作業的な都合からくるものではなく、
「せっかく面白い要素を考えたのならば各国で共有していくべきだ」
という、ただその一点の想いから来ているものです。
つまり、大きく変えていきたいのは現在の日本の仕様ではなく、
暫定的にハデス・テストサーバーへと設定されている韓国の現状なのです。

ただ、もちろん現在の日本の仕様が手離しで採用されるわけではありません。
日本運営スタッフもまた、アスガルド全体に関わる一員として
各国の良い部分を取り入れていく必要がありますし、
新システムや各国の傾向・実装状況などを考慮した関係上、
どうしても「第3のアイデア」が必要になることもあるでしょう。
しかしそれらの改訂は、すべてゲームにとってプラスとするための模索であり、
そういう点で今回のプロジェクトは、「新しいアスガルド」を構築するための
ポジティブな思想を持っているわけです。

今回このプロジェクトを実行できたのも、
ひとえにユーザー皆さんから多くの支持をいただけてきた結果です。
そして、これからのアスガルドを育てていくのも、
やはりユーザーの皆さんの熱い「生」の声なのです。
たくさんのプロジェクトへのご意見・ご要望をお待ちしています!