――ご奉仕――






コイツに髪を洗ってもらうのは、嫌いじゃない。 湯の温度もピッタリだし、泡を出すのもうまいし、何より気持ちイイ。 コイツの数少ない特技と言ってもいい。でも一つクジョウを言うなら、 オレより弱いクセに口うるさいんだ、コイツ。
「あー!!またこんなに爪伸ばして!!伸びてきたら切るように言っただろ。 俺がしないと何にもしないんだから。風呂からあがったら切るからな。」
「いちいちそんなメンドクサイコトやってられないだろ。」
「戦ってる最中に折れたらどうするんだよ。」
「伸びるまで待つ。」
「またそんな横着言って。俺が見てらんないんだよ。」
「手止まってるぞ。ちゃんと洗え。」
「・・・分かったよ。」
まるで女みたいに、小さなことでワーワーわめく男はスゴクうっとうしい。 それに同じような話を、3ヶ月くらい前にした気がする。 流すぞ、という言葉に目を閉じて、どうやったらコイツのこの性格が 直るのかシンケンに考えていた。






ベッドに座る俺の前にひざまずいて、やけにシンケンにオレの爪を切る姿はちょっと、 ほんのちょっとカッコイイ・・・かもしれない。ほかの星を侵略するときも、 これくらいがんばればいいのに、カンジンなときに全然活躍しない。 何でコイツがオレの側近なんかやってるんだろう。
弱いし、オレの髪を洗うときくらいしか、役に立たないし、バカだし、ウルサイし。 ・・・でも疲れたときにイッショにいると、リラックス、とか?できる気も、する。 静かにしてほしいときは、言わなくてもダマッテルし。 できたぞ、と言われて顔を上げたオレの目にトビコンデきたのは、 オレの足にキスをする、コイツだった。
「キ、キタナイだろバカッ!!」
「お前の身体で汚いとこなんかないだろ。」
何故かホコラシゲに言うバカに、オレはケッテイダをくれてやった。
「当たり前だ。キタナイのはお前の口だ。」
「・・・・・・ひでぇ。」

可哀想なラディッツとおバカな王子・・・私の中のラディベジはこんな感じなんです、 すいませんっ!!やけくそになって付けた題名がもの凄く痛々しいオーラを放ってますが、 む、無視していただければと・・・(殴)