――補完――
二人分の水音が静かな部屋に広がっていく。青い臭いが鼻腔をくすぐる。
互いの陰茎を舐めながら、互いの眼前に股間を差し出す滑稽で淫猥な体勢。
限界まで脚を広げられ、後孔までしゃぶられ、ビクビクと震える己の陰茎は
白濁した液体をこぼし、今にも吐精しそうだと訴えているのに、厚い腹筋に
付くほど反り返った男の肉棒は一向に欲望を解放する兆しすら見せない。何度も体内に肉棒を迎えたことがあるとはいえ、男としての矜持が低い訳では けしてないのだ。どくどくと太い血管が脈打つ、隆々とした赤黒い陰茎を 見せつけられた時から幾度となく傷つけられたプライドが、今もくちゅくちゅと 音をたてながら己の陰茎を嬲っている男よりも早い吐精を許す筈もなかった。 しかしぐっと奥歯を噛みしめ、全身に力を込めてみても、快感に慣らされてしまった 身体にはさしたる効果も無いらしい。相変わらず身体は大袈裟なほど震え、 男への愛撫も忘れて堅く閉じた筈の唇から嬌声を漏らしてばかりいる。 強引に与えられる快楽を拒む術は、ただ弱々しく頭を振ることしかなかった。 鈴口に舌を差し込まれ、痛みすら伴うような快感に襲われる。 脳髄から末端まで、すべての神経が焼き切れ、溶けていく。ゆるゆると 双袋を撫でられ、身体が弓状にしなり、意識が真白く弾けたその時、 カカロットの指がひたすらに熱の解放だけを望む激流を抑えた。 あまりの歯痒さにベジータの腰がゆらゆらと揺れる。 「んやっ・・・・カカロ・・・ットぉ。」 「自分だけ善がってねぇでちゃんとご奉仕しろよ。 オレを気持ちよくさせれたらイかせてやる。」 「ふぇ、っく・・ん・・・・ッ。」 音をたてて亀頭に口づけを落とし、裏筋を舌で辿っていくと、 カカロットが同じ愛撫を返した。括れをチロチロと舐め、双袋に舌を這わせると、 こぽこぽとだらしなく欲望を滴らせる自分のペニスと同じように、 カカロットのそれがまた勢いを増した。同じ性をもつ者同士、そうポイントが ずれることはない。自分の真似をしているんだと悟ったベジータは、夢中になって 眼前の男根に愛撫を施していった。 「・・・きも、ちぃぃ・・?」 「ああ、すげぇイイ。」 「お、れも・・・っ。」 お互いに何度達したのかすら分からず、胴や顔には既に粘着質の液体が べっとりと付着していたが、それでも愛撫を止めようとはしなかった。無理矢理 与えられるような、相手だけを溺れさせるような、一方的な性交ではなく、 与えると同時に受け取れるような、双方的な情交。 己の中芯が昂ぶると、 口に含んだ相手の陰茎もその体積を増す。爪先から頭頂部に向かって刀剣を 貫かれるような、激しい快楽とともに訪れる穏やかな満足感。 すべてに魅了され、疲労しきった舌が痺れるのも構わず、未だ堅さを失わぬ 男根にうっとりと舌を這わせた。 「・・・んぁっ・・ふ・・・くぅ。」 唾液と乳白色の液体をまとった後孔がゆっくりと収縮を繰り返し、辺りに広がった 水音がいつ果てるとも知らぬ艶やかな宴の再開を告げた。 |
―― 一瞬のデキゴト ――
瞬間移動みてぇに一瞬であいつのトコには行けねぇけど。10個くれぇ山を越えて、6個くれぇデカイ山を越える。それから恐竜の巣の横を、 あんまりスピード出さねぇように通り、あ、卵が子供になってる! 「いい奴になれよー!」 手ぇ振ったらその恐竜も羽を振ってくれて、うれしくてぐんぐんスピードが上がってく。 山も川もねぇ灰色のトコを越えたらだんだん人とか建てもんとかが増えてきて、 西の都に近づいてんだなぁっちゅう実感ってのが出てくる。何でか分かんねぇけど、 すっげぇうれしくなっちまうんだよなぁ。オラ都会はあんまり好きじゃねぇんだけど。 ミスターサタンの看板を見っけたら、ちょっとだけ右に曲がる。湖を通り越して、 山を越えたら西の都だ。あの丸っこくてデケぇ家は目立つから、すぐ分かんだよな。 瞬間移動みてぇに一瞬であいつのトコには行けねぇけど。 だんだんベジータの気がはっきりしてくんのが分かるから。 オラが近づいてるのに気づいて、ソワソワしてるベジータの気がすっげぇカワイイから。 たまにはゆっくり行くのもいいだろ? |
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上下のSSSの温度差が激しすぎてすみませ・・・っ!
自分で見ていても恥ずかしいです(死)
私のテンションが大いに影響されるSSSですが、またおバカなことをやっているなと
思いつつ、ご覧いただければ幸いです;; |