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タイトル不明

10_306氏

「うぇ……うぷ」
「おいおい、背負っている時に吐かないでくれよ」
今の時刻は深夜2時二人以外の人影も見当たらない
背負われているのは髭面のせいで30歳くらいにみえるが、大学三年生21歳
「何でまたそんなになるまで飲んだんだか」
愚痴を言いながら背負っているのは、整った顔立ちですらっとした体格の同じく大学三年生だが24歳
今日はサークルの飲み会で、いつものように最初は皆で飲む
そして酒に弱い者が脱落したら、強い者同士気が合う同士で飲むのが自然と出来たルールだった
最初はいつもの通りいっていたのだが、彼は今日に限って飲みすぎてしまったようだ
けっして弱い方ではないはずである彼であるのだが……と思ったようである
「ほら、君の家に着いたぞ。鍵を出したまえ」
「うぃ〜」
マンションの廊下に鈍い金属音が響く
「まったく…世話が焼ける。まぁたまにはこんな日もいいかもしれないが……」
案外世話好きのようである
「降ろすぞ」
降ろそうとした瞬間
「うえぇぇぇぇ…」
首から背中にかけて生暖かい感触が広がる
はぁ……とため息が部屋に充満した

「う…うう…」
寝覚めが悪く起き上がる
頭がハッキリしないようで動きが鈍い
「あぁ、起きたかね?」
さっきの服から着替えた彼がいた
「まったく、君が降ろす直前にもどしてしまうから部屋着を借りたぞ」
「う…悪い…」
はっきりしないながらも謝る
「ほら、水だ」
水を受け取ろうとして、彼は固まった
そこにいたのは、酔った時に運んでくれるであろう友人というか親友によく似た人物だった
だが、決定的に違う所があった
胸のあたりの部屋着を押し上げているものがあり、小さくとは言えないが、大きすぎることも無い
そんなものがあったのである


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