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邸にて

8_546氏

「剣先が遊んでるぞ!!もっと狙いを定めて打ち込んで来い!!!!」
アルベシア邸に怒号が響いた。
声の主は襟元まである髭を蓄えた壮年の大男だ。
白髪ではあるが眼光鋭く、その威圧感はかつて彼が腕利きの戦士だったことが見て取れる。
彼こそアルベシア邸の主、シュナウザー・アルベシア。
先の戦で騎士団長として次々と武勲を上げ、武家アルベシアの名を不動のものにした立役者である。
何故彼が第一線を引いたか、左の袖を見れば推測が可能だろう。
重力に引っ張られるままに垂れ下がり、袖口にはあるべきものがない。
アンガル共和国との最後の戦、レンシュバルト王国優位で休戦協定に持ち込むきっかけとなった激戦で腕を斬り落とされた。
彼の睨む視線の先で、擦り傷だらけになりながら木刀を構える若者がいた。
栗色の巻き毛を短く切りそろえ、シュナウザーと同じ色の蒼い瞳をしている。
運動に適した黒いシャツに簡素な胸当てを着け、裾のゆったりとしたズボンといういでたちだ。
それも地面に何回もこすりつけられ、土まみれになっている。
何とかシュナウザーから一本取ろうと、若者は男の肩に狙いを定め、上段の構えからシュナウザーに斬りかかる。
シュナウザーは片手の木刀でいとも軽くそれを受け流し、そして彼のわき腹に蹴りを入れた。
若者はバランスを崩し尻餅をついた。
再度立ち上がろうとするが、足元がおぼつかず、膝が落ちて地面に着いた。
若者が極度の疲労にあることは誰が見ても明らかだが、シュナイザーは容赦なく怒号を飛ばす。
「スティーブ!!休むな!!」
「はぁ・・・はぁ・・・は・・・はい、父上。」
「聞えぬぞ!!」
「はい!!!!」
腹の底から叫んだ返事とは裏腹に若者の体はなかなか上がらなかった。

邸の門前に馬に乗った人物が停まった。
金髪に緑の瞳を持ち、白いローブを纏っている。
ローブにはレンシュバルト国家公認の医者である証の太陽の紋章が刺繍されていた。
庭師から来客の知らせを受けた執事が門を開錠し出迎える。
馬を庭師に預け、邸の中へ案内する。
「クルス様。遠路はるばるお疲れ様です。」
「ありがとうフランドル。叔父上とスティーブは?」
「は、中庭で剣術のお稽古の最中でございます。」
「そう。じゃあ僕もそこへ。」
「かしこまりました。タニア!クルス様のお荷物をお預かりしなさい!」
タニアと呼ばれたメイドに鞄とマントを預け、クルスは中庭へ案内された。


(お、やっているな。)
中庭へ出ると木刀のぶつかり合う音が耳に響いた。
スティーブが汗だくになりながら叔父に向かって剣を振っている。
叔父はスティーブを睨むようにして表情をほとんど変えず、スティーブの振る木刀を避けたり弾いたりしている。
(相変わらず叔父上は強い・・・)
スティーブも騎士団の若手の中では上位に入るくらいの腕前だが、まだシュナウザーから一本を取る事はできていないようだ。
全盛期を過ぎたとはいえ、それだけの実力をシュナウザーは持っている。
スティーブが木刀を振り切った隙をついてシュナウザーはスティーブの胴部に自分の木刀を当て、そのまま地面になぎ倒した。
人の気配を察知して、シュナウザーはクルスの方へ振り向いた。
「おお、クルスか!ああ、連絡を寄越してくれれば準備をしていたものを。こんな格好で済まんな。」
今までとはうってかわって、目を細め口角を上げてシュナウザーはクルスに歓迎の表情を見せた。
「お久しぶりです。叔父上。」
クルスも応える。
「突然来てしまってすみません。叔父上の傷に効きそうな良い薬草が手に入ったので、お届けしようと思いまして。」
「そうか、有り難い。歳の所為か失った腕がまた痛み出してな。スティーブ!!お前も挨拶なさい!!!」
シュナウザーはスティーブの方を見やった。
スティーブは地面に倒れたままだった。
「スティーブ!!!」
クルスが駆け寄る。
「おい!大丈夫か!?」
耳元で声を上げたり地面を叩いたりしてやっとスティーブは虚ろに目を開いた。
「あ・・・クルス・・・。」
そう言ってクルスの顔に手を触れたスティーブは意識を手放した。

「すまんな、騒がせた。」
シュナウザーが頭をうなだれた。
クルスが診た結果、命に別状はなく、三時間ぶっ続けの稽古の疲労で気絶しているだけのようだ。
シュナウザーがスティーブを私室のベッドへ運んだ。
あとの看病はメイドに任せた。
「本当にびっくりしましたよ。叔父上がスティーブを立派な戦士にしたいのは分かりますが、いくらなんでもやりすぎでしょう。」
「だが、戦場で死なれては困るのだ。私が持つ戦いの技術をできるだけ伝授したいと思っている。それに・・・女だ。体力的に劣る部分は無茶してでも追いつかせるしかない。」
「しかし・・・」
「そういえば、スティーブ・・・ステラとのことはお前に任せてあるが、どうなっておるのだ?」
「え・・・ああ・・・」
国境警備での事を思い出し、クルスは耳に血が上った。
「もう済ませておるのか?あの子が男児を産めば、それに跡を継がせるから、ステラは武器を握らなくて良くなるのだぞ。」
「・・・承知しております。」
「とにかく来てくれて有難う。今日は泊まるといい。」
「・・・はい。」


クルスはステラの様子を見ておこうと、部屋のドアを叩いた。
返事がない。鍵が空いている。おそらく看病のメイドは出ていったのだろう。
「入るよ・・・?」
クルスはそっとドアを開けた。
整然と並べられた家具が目に入る。
男として育てられているとあって、やや殺風景だ。
壁には武器が飾られている。
ベッドの上ですうすうと寝息を立てるステラがいた。
クルスがそっと近づくと、ごくり、と咽が動いた。
(・・・実は起きているな。狸寝入りか。)
布団の中に手をいれ、ステラの手を握った。
そしてステラの唇に自分の唇を合わせた。
(う・・・動かないな・・・。)
どうしても目を開けてやりたくなったクルスはステラの鼻をつまみ、唇でステラの口を塞いだ。
ステラの唇が息を求めてもごもごと動き、そしてがばと起き上がった。
額をしたたかにぶつけたが、クルスはそんなことはおかまいなしに、おかしくてくっくっくと必死に笑をこらえていた。
「何をする!」
顔を真っ赤にしてステラは叫んだ。
「ぷっ・・・いや、あまりに狸さんが可愛いから、ついね。」
「誰が狸だ!」
「くくく・・・、いやごめんごめん。それだけ元気ならもう大丈夫だね。」
「えーえー、お 陰 さ ま で !」
ステラは涙目でクルスといる方向とは反対側に顔を反らした。
クルスはステラのベッドの縁に座った。
「叔父上が今日は泊まっていけってさ。」
「・・・・!」
「今夜・・・また来るよ。」
「・・・嫌だと言ったら?」
「うっ・・・アルベシアが君の代で無くなるだけだよ。」
重い言葉を残し、クルスは部屋を去った。

夕食は嫌な雰囲気だった。
あんな事を言わなければ良かった、とクルスは少しだけ後悔した。
今日は叔父の計らいで、ステラの兄のレザルドも車椅子で同席していた。
自分の所為で家族に辛い思いをさせている、という罪悪感からか、いつもうつむいている。
叔父上は食事に専念する振りして自分とステラをちらちら見るし、ステラは自分に対して一言も言葉を発していない。
ステラは今日は稽古があったから空腹のはずなのにデザートも食べず、早々に食事を切り上げ、入浴に向かった。
叔父がひそひそ声でクルスに話し掛けた。
「ステラはどうだった?できそうか?」
「う・・・あまりその話題は出さないで下さい。それに軽々しく口に出すのもどうかと思います。」
「そうか・・・。まぁ、ステラの部屋には誰も近づけないようにするから安心しなさい。」
クルスはグラスのワインを飲み干した。
「御馳走さまでした。」
そう言ってクルスは、広間を去った。


アルベシア邸の豪華な浴室で湯に漬かりながらクルスは考えていた。
(叔父上はもとより、私もステラに過度な負担を押し付けているのかもしれぬ。)
―嫌だと言ったら?―
その言葉がクルスの脳髄に重く反響していた。
(国境警備の時は欲望に呑まれステラを抱いてしまったが・・・実際ステラは最初嫌がっていたし・・・。
小さい頃から良く知っているし、許婚だからってアイツが私を好いているとは限らないし。こんな簡単な事に今まで気付かなかったなんて・・・。)
とめどないことをぐるぐると考えていたので頭がボーっとしてきた。
ふらふらと湯から上がり、寝巻きに袖を通した。

覚束ない足取りで、クルスはステラの部屋に向かった。
(とりあえず謝ろう。)
不意に壁の向うから甲高い声が聞えてきた。
(まさか・・・ステラ?いや、違う。ステラの部屋はもうひとつ下の階だ。確か。使用人の私室は離れだし・・・)
クルスは何事かと思って壁に耳をそばだてた。
「ん・・・・はぁぁん・・・(女の声)」
「あっ・・・出る・・・(男の声)」
「ああん・・・いけません・・・まだ・・・(女の声)」
「う・・・もう・・・(男の声)」
「はあっ・・・いけませんわ・・・レザルドさま・・・ああああっ・・・(女の声)」
クルスは思わずその場で壁に頭をぶつけそうになった。
半身不随で子を為す行為ができないものだと思っていたのに・・・。
とすると女の方で動いて騎乗i・・・ああ、自分の下半分が羨ましがっているぞ。
いかんいかん、レザルドに子ができてしまったらステラは?
どこか他に嫁ぐ事になるのか?
とりあえずステラの気持ちを確かめてから、と半ば混乱した状態でステラの部屋に向かった。

「ステラ・・・。あのさ、昼間はごめん・・・」
クルスはドア越しにステラに呼びかけた。
返事がない。聞えているのか聞えていないのか・・・。
もっとよく声を通そうと思ってクルスはドアに寄りかかった。
ドアはクルスが寄りかかるままに部屋の中へ動いた。
不意を突かれたクルスはステラの部屋の中へ勢いよくつんのめる形になった。

「クルス・・・」
ベッドの縁にステラは座っていた。
窓から差し込む月光がステラの白い寝巻きに光と影のコントラストを落として美しい。
ああ・・・私はこんなにもステラが好きなのに・・・。
クルスは生唾を飲み、沸いてくる欲望を必死で押さえ、静かな口調でステラに語りかけた。
「ごめんごめん・・・入るつもりはなかったんだ。ただ・・・謝りたくてさ。
昼間は本当にごめん。アルベシアがどうとか、君の弱みに付け込んでしまった。
私はこれでお暇するよ。済まなかった、ステラ。君の気持ちを考えてなかったよ。
これからもいい友達でいような、スティーブ。」
クルスはそう言って部屋を出ようとした。
「クルス!」
ステラは叫んだ。
「嫌がってごめん。恐かったんだ。私に触る時、いつものクルスじゃなくなる時があるのが・・・。
でも・・・アルベシアの為に男児を産まねばならぬのなら、クルスとがいい!絶対だ!」
そう言ってステラはクルスの胸に飛び込んできた。


ステラは女性にしては背が高い。しかしクルスはそれ以上に長身だ。
背伸びをするようにステラはクルスの唇を吸った。
クルスは迷っていた。さっきの事を話すべきかどうか。
しかし、ステラが家の為に、子を作る為にこうしているのなら、本当のことを知らせねばならぬ。
「ステラ・・・、よく聞いてくれ。」
ステラが唇を離した時、スティーブは言った。
「君の兄の・・・レザルドが子を作れるとしたら?」
「え・・・?」
「さっき此処に来る途中で聞いてしまったんだ・・・。君の兄が誰か女としている声を。」
「まさか。」
「直接見たわけじゃないから、相手はわからないけど、レザルドが子供を作れば君は自由になれる。男としてそのまま騎士団に留まることもできるし、女に戻ってどこか好きなところへ嫁ぐこともできる。
君が無理して男のまま男児を産まなくて済むんだよ。」
「じゃあ・・・クルスは・・・私と男児を産むのが嫌なのか?」
「まさか。ステラが好きだ。もし許されることなら、我がセーズ家に嫁にきて欲しいよ。
君としたい。でも君が嫌なら僕は身を引く。綺麗な体じゃなくしてごめん。」
「私は・・・クルスと一緒になりたいよ・・・。初めてがクルスとで凄くうれしかった・・・。」
ステラの目には涙が浮かんでいた。気の強い彼女は目に溜まったものを流すまいとクルスの肩にもたれかかってうつむいていた。
「ああ・・・ステラ・・・!」
そう言ってクルスは両手でステラの両頬を包み持ち上げた。
あらわになったステラの目をじっと見つめ、そして瞳を潤ませているものを吸い取った。
「クルス。」
「ん。」
「ドアに近い・・・空いているし・・・誰か見たら・・・。」
「そうか。」
後ろ手にドアを閉め、鍵を回し、ステラの背中を支え、脚を持ち上げ、横抱きにしてベッドの上にそっと降ろした。

ベッドに座り、ステラの姿をじっと上から見つめる。
栗色の短い髪が月光を反射して、何とも言えない光の糸になっている。
手で掬うと、さらりとすぐに落ちて、通常の女のものとは全く違う一種の快感をもたらしてくれる。
ステラが顔を赤らめ、クルスの首の後ろに手を回してきた。
「クルス・・・。」
そう言って首を上げ、クルスの唇に吸い付いた。
クルスもそれに応えようとステラの唇を舌でそっと開け、ステラの舌に絡みつかせた。
クチュクチュと弾ける音がする。
ステラは息を吸おうと唇を大きく開いた
させまいとクルスの唇が後を追う。
「ふ・・・はぁ・・・んん」
お互いがお互いの息を吸い合い吐き合い、熱い湿気が辺りを包む。
二人が接吻だけで汗ばんできた頃、わざと糸を引きながら唇を離し、ステラを起こし、クルスはステラの寝巻きに両手を入れた。
形の良い弾力のあるものが掌に触れる。
頂上にそびえる果実をわざと避けながらふにふにとした感触を楽しむように揉みしだく。
「やだ・・・クルス・・・」
汗ばんだ肌に鳥肌が立っている。
ステラは胸を弄ばれるのに弱いらしい。
口付けを交わしながら片方の手で執拗に揉み、もう片方の手で寝巻きのボタンをゆっくりと外す。
程なくして寝巻きはするりと肌の上を滑って外れ、美しい曲線があらわになった。


「クルスも・・・」
「外してくれ・・・」
クルスは胸をいじりながら静かに囁いた。
ステラがクルスの寝巻きのボタンに手をかける。
ボタンを穴から外す時、クルスはわざとステラの胸の先端を強く摘んだ。
肩がびくりとなり、指先が覚束なくなる。
「はん・・・」
「あう・・・」
「やめて・・・あ・・・外せないってば。」
くすくすと笑いながらクルスはステラの初々しい反応を楽しんでいる。
クルスのボタンを全部外したステラは寝巻きを開き、クルスの胸の突起物を軽く吸い、齧った。
「あ・・・痛っ・・・」
「お返し」
「やったな・・・この」
クルスはステラの肩に手をかけ押し倒した。
ステラの柔らかい体の上にのしかかり、額に口を付けた。
「クルス・・・重いよ」
「じゃあこのままで」
額から頬を吸い、唇をわざと避けて舐め、首筋を吸う。
下着が手に届く位置に下りてきたので、ステラの下着を一気に下ろし、外した。
「あ」
胸の突起物に口を着ける。
脚を広げ、間髪入れずステラの秘所に指を入れた。
前戯だけでしっとりと濡れている。
しかしまだ入るには足りないようだ。
肉を掻き分け、奥へ奥へと指を進入させた。
「はあん・・・あ・・・だめそこは・・・あ・・・」
侵入者をまだ許さないかのようにぎゅうぎゅうと締め付けてきた。
「どうすれば入れる?」
そう言いながら肉を傷つけないように指を中でかき回す。
「ひ・・・あああん・・・やああん・・・」
愛液がクルスの指を伝う。指を動かすたび体が熱を帯び、肉の中も熱くなってきた。
「どうだ・・・欲しいのか・・・?」
「やだ・・・クルス・・・そんなこと言わせないでっ・・・・ああ!」
「まだ足りないか・・・?」
やや乱暴にかき回す
「ひゃん!お願い・・・クルス・・・早くして頂戴!分からなくなっちゃう!」
「ああ・・・」
実際クルスも限界だった。ステラの甘い声が脳天に響き、早くしなければ外で出してしまいそうだ。
下着を脱ぎ、ステラの白い尻を持ち上げ、そそり立つ自身に当てる。
ステラも心得ているのか、一瞬ずれたが臆することなくそれを掴み、入るのを手伝ってくれた。
握られた時は出しそうで慌てたが、初めてでないせいか、意外とすんなり貫けた。


「あああああっ・・・・」
それでも女の側からは辛いのか。
ステラの両腿を掴み、動いた。
「ううん・・・はあああん!やん」
「ぐっ・・・・ふうう・・・あああ・・・!」
「いああ・・・はん・・・あん・・・!」
「ふうっ・・・うん・・・はぁん・・・!」
クルスの肩に爪を立て、熱い肉で自身を包み込む。
前の時より奥に出そうと、一層動きを強めた。
「ああああああっ!」
目の前で揺れる胸の果実を舐め上げ、口に含み、齧る。
「ううう・・・!」
搾り取るようにぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
もう限界か。目の前が白くなってきた。
「クルス!もうだめ!私・・・!」
「大丈夫だ!もうすぐ・・・!う・・・」
言い終わらないうちにステラの中に熱い液体を放出した。
「ああああああ・・・・・」
ステラは快感にのけぞり、そしてベッドの上に倒れこんだ。
クルスも自身を抜き取り、ステラの横に倒れ、肩を抱き背中を撫でた。

使用人の小屋である離れの部屋から嬌声が聞える。
「あああ・・・スティーブさまぁ」
「そう・・・ここがいいのね・・・タニア」
「うう・・・シスカお姉ちゃん・・・私・・・こんな・・・いけない子に・・・」
「大丈夫よ・・・私がアルベシア家に入る時も近い。スティーブさまはあなたにあげる。」
「だめよ・・・お姉ちゃん。スティーブさまには・・・クルスさまが・・・。あう。」
タニアに熱い口付けをしてそのまま果てさせた。
「ふふ・・・あの人の何処が良いのかしら。確かに顔はいいけれど。」
舌なめずりするシスカの恍惚とした瞳の奥深くにギラギラしたものが宿っていた。


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