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昔は連れ込み宿って言ったらしい。 2

実験屋◆ukZVKLHcCE氏

「有紀、お前何するのか知ってるのか?」
「失礼な!!僕だって勉強してるんだからね。」
頬を膨らませて怒る有紀。その顔を見た瞬間、萎んでいた俺の逸物が
再び鎌首をもたげはじめた。
「絶対にイイって言わせてやるんだから。」
そういいながら有紀は石鹸をあわ立て始めた。イイと言う点に関しては
今の時点でもう最高なんだが、ここは素直に従っておこう。
「いくよ〜。」
両腕や胸に満遍なく石鹸の泡を塗りたくった有紀は正面から身体を重ねてきた。
「んんっ・・・・どう?」
当たって来た有紀の胸は、俺の胸板から下腹部にかけてを滑りまわっていった。
動き自体はなんともぎこちなかったが、時折触れてくる有紀の乳首がなんとも
言えない快感を生み出した。
「もっと力強く、できればもっと捻って押し付けてくれるとうれしいかも・・・」
「わ・・わかった。んっ・・・・んぅ・・・うぅんん!!」



有紀は両手で乳房をつかみ上げ、強く押し付けてきた。その動きに回転も加わりなんとも
言えない柔らかな感触が俺にも伝わってくる。
そして・・・・・
「有紀・・・もしかして乳首勃ってきてないか?」
「え・・・そんな・・・・」
「じゃあこれは?」
俺は正面から有紀の乳房に触れた。その先端が鋭く尖っているのが
目に見えて確認できる。
「うぅ〜〜〜。」
「擦ってるから自然と勃つんだよな?」
そう言いながら有紀の乳首を軽く摘む。
「あん!!」
力なんてほとんど掛かってないのに有紀は小さな悲鳴を上げた。このまま言葉責め
もいいかなと思ったが、既に痛い目にあっているので止めておこう。
その代わり・・・


「でも俺としては感じて勃ってくれたほうが嬉しかったんだけどな〜。」
「そ・・・そうなの?」
有紀は恐る恐る俺を見上げてきた。
「俺と触れ合って感じてくれるなんて、男冥利につきるってもんさ。」
「そうなんだ・・・じゃあ。」
言うが早く有紀は行為を再開した。その動きに先ほど以上のキレや
やる気が感じられるのが目に見えてわかる。
「狂介気持ちいい?」
顔を上気させながら有紀が聞いてきた。
「ああ。すごく気持ちいいよ・・・最高だ。」
「僕も気持ちいいの・・・僕、もっとがんばる!!」
吸い付くようなキメ細かい有紀の肌が強く俺の体を這い回るたび
この世のモンとは思えない快楽が俺を襲う。
何も被虐的に責めることだけが絶対にいいって訳じゃない。まあ、ある種の
征服欲やS的な嗜好は満たされるだろうが、何も有紀を泣かせて楽しむなんて事
俺様出来ません!!
だから責めるのではなく、一緒に感じたり触れ合ったりするほうが
自分だけじゃなく有紀も満たされるかな、と思った。


「んっ!!・・・うんん!!・・・ん・・・」
肩や脇腹、太ももまで有紀の胸が徘徊する。そして・・・。
「はぁ・・・はぁ・・ここも・・・・」
有紀は躊躇いながらも俺の息子さんに手を伸ばしてきた。
「うっ!!」
石鹸でぬめる有紀の手が俺のモノをつつみ上下させる。その感触に
えも言われぬ刺激が俺を襲った。
分かりやすく言うと”メチャメチャ気持ちいいんです”
「狂介・・・大きくなった。」
「言わんでいい、恥ずかしい。」
初めは手だけだった行為も次第に胸での行為も加わり動きも荒々しくなってきた。
両手で丹念にこね回し胸に挟んで搾り上げる。



そうです。パイズリです。


(ヤバイなぁ・・・・)
このままではすぐに限界が来てしまう。このまま達しても良かったが
それじゃあモノたりないってのが男の性よ。
「有紀!!」
「え?・・・キャア!!」
俺はバスマットに有紀を押し倒した。
「お礼に今度は俺が有紀を気持ちよくしてやるよ。」
「あぁん・・でもこれじゃ・・・」
自分は押し倒され狂介は覆いかぶさろうとしている。そのままでは
何も出来ないと感じたのだろう。
「体を洗ってもらったからな・・・・俺は有紀の中を洗ってやる。」
「え!?」
股間にお湯をかけ泡を流しおとす。そして、泡の無くなった俺の逸物を
有紀の淫裂に押し当てる。


「あん!!!」
有紀は可愛い声で喘ぎ始めた。有紀の奉仕で俺もかなり興奮したようで
そのピストン運動はいつもよりも激しかった。
「ん!!・・・ああ!!・・・んぅん!!」
俺の腰使いに有紀は大きく背中をのけぞらせ喘いだ。
「もっと声出してもいいんだぜ?」
「あん!!・・・でも・・・んっ!!」
「ここはホテルだ。ちょっとやそっとじゃ声は漏れないさ。」
「だ・・・だけど・・・。」
「ガマンするなよ。」
俺は有紀の頬にそっと口付けた。
「あっ・・・・」
それで吹っ切れたのか有紀は自らも腰を振り俺に応えてきた。
「あぁ!!・・・うんん!!・・あんぁん!!」
なんとも悩ましげな声を上げる有紀。クチャクチャとした音が
バスルームに鳴り響く。


「ぁぁ・・きょうすけぇ・・・もぅ・・イッちゃう・・」
有紀に限界の色が見える。俺もそろそろ限界が近い。
「よし。じゃあラストスパート行くぜ!!」
俺は力の限り腰を動かした。
「うんん!!・・・あっ!!・・・いい!!」
有紀は腰を振りながらも、それを上回る俺からの刺激に
のた打ち回った。
「あっ!!・・・きょ・・狂介・・・好き・・・大好き!!・・・愛してるよぉ!!」
「俺もだ・・・有紀・・・イクぞ!!!!」
有紀の淫唇がキュッと絞まる。それにあわせて俺も有紀の中にすべてを解き放った。


「すー・・・すー・・・」
すべてが終わった後、有紀は眠るように気を失った。体を清め、ベッドに連れて行き
今に至る。
「んん・・・・狂介ぇ・・・」
寝言で俺の名前を呟く有紀。夢でまで俺の事を考えてくれているというだけで
何にもかえ難い幸福感が俺をつつむ。
「有紀・・・」
寝ている有紀に俺は口付けた。
「うぅん・・・」
有紀は首をすくめながら俺に抱きついてきた。
(どうせ時間になったら連絡来るだろ・・・それなら。)
部屋は奮発して長めにとったし、自分にも睡魔が襲ってきた。
「オヤスミ・・・有紀。」
有紀の体を抱きしめ返して俺も夢の中へと落ちていった。


                               〜おしまい〜


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