Index(X) / Menu(M) / Prev(P) / Next(N)

偽りの城・登場人物紹介

名無しのアヒル氏

登場人物紹介

松浦和海(十七歳)
一人称 おれ
松浦家当主、兵部とその側室の間に生まれた。第二子だが母が兵部に気に入られてる為
長子、正澄より兵部に気に入られている。その為跡取りとして最有力視されてるが
本人はあまり乗り気でなく、実は父のこともあまり好きではないという、複雑な環境で生きている。
しかし性格は明るく前向きで辛い環境にもめげないひたむきな少年である。
窪田家の娘、頼子とお互い子作りが出来ないことを踏まえたゆえで結婚。
お互い複雑な事情持ちだが持ち前の明るさと頼子の穏やかな性格のおかげで打ち解ける。
また、従者の竹彦と千里とも主従というより友達の様な関係を築いている。
外見は背が低めで目が大きめな可愛い顔立ちで年齢より幼く見える。
窪田頼子(十九歳)
一人称 私
窪田家の長女で和海の元に嫁いできた。家族は松浦家についてきた妹、真子と
実家に両親と兄がいて、仲は良好らしいが複雑な事情がある様だ。
穏やかで真面目な性格で気弱そうに見えるが強い意志を持っている。
外見は割と背は高めで、和海より背が高いが性格に似合う優しげで穏やかな顔立ちをしている。
窪田真子(十七歳)
一人称 私
窪田家の次女で真子に付き添って松浦家に来た。姉共々、実は何か隠し事をしている。
背は高いが顔は姉とは似ておらず、凛々しい顔立ちしている。性格も短気で気が強いが正義感も強い。
頼子とは非常に仲がいい。正澄のことが気になっている様だ。和海の従者、竹彦と千里に
定子から和海と頼子を守る様言われ協力することに。
竹彦(十六歳)
一人称 おれ
和海の従者の少年。底抜けに明るくて、裏表のない性格だが、影があり、何か暗い過去がある様だ。
あまり背は高くなく、仲間の千里より少し背が低く、細めだが剣術の腕前は高い。
外見は肩位の髪をちょんまげにしてて、つぶらなかわいい目をした美少年である。
千里とは親友である。外見と親しみやすい性格ゆえにもてるが、そのたび複雑な顔をし、 
恋人は一切作ろうとはしない。
千里(十六歳)
一人称 私
竹彦同様和海の従者。真面目でしっかりものだが竹彦同様何か複雑な過去を持っている様だ。
竹彦同様剣術に長けている。竹彦より少し背が高めだが細身の外見で、長い髪を上の方で
一本に束ねてて涼やかで凛々しい目元で長い睫毛をした美貌の持ち主。竹彦とは親友だが
その過去ゆえに複雑な感情を抱いている様だ。竹彦同様もてるがやはり恋人は作ろうとはしない。
気遣い上手だが照れ屋な一面も。
松浦正澄(十八歳)
一人称 わたし
    わたくし
兵部の正妻、定子の一人息子。定子は松浦家を乗っ取る為にこの息子を跡継ぎにしようと
たくらんでいるが本人が何を考えているのかは不明。無口で人当たりが悪い為
家中の評判もいまいちで、異母弟の和海との交流もない。定子が立てた和海達を陥れる計画を
母の命で遂行する予定である。長身痩躯の外見で顔立ちは定子と瓜二つである。絵を描いたり
楽器を弾くことが趣味。
黒河定子(三十七歳)
一人称 妾
兵部の正妻で正澄の母親。妖艶な美女だが非情冷酷な野心家で正澄を松浦家の当主にして
自分の思い通りにしようとたくらんでいる。兵部との関係も冷め切っており、お互い憎しみすら
抱いてる様である。また、正澄に対しても愛情というよりは自分の野望の為の手駒として
扱っている様である。余談だが定子の実家、黒河家は当主(定子の兄)が子宝に恵まれず
しかも奥方共々病気になっている為、非常にあやうい状況になっている。
松浦兵部(五十歳)
一人称 儂
和海、正澄の父で定子の夫。松浦家の当主。和海をかわいがっているが定子と正澄には冷たい。
先代は温厚で有能だったが、兵部は頭はいいが度量が狭く、手段を選ばない非情なところが多い為
いい人柄だとは言えない。

Index(X) / Menu(M) / Prev(P) / Next(N)