カードの効果が強力で、その分イマイチ使い辛いLv4武器。
そこで、カードに負けないように効果を改造してあげます。
今日は宝剣(ファイアーブランド、アイスファルシオンなど)のオートスペル効果に着目してみます。
紹介するのは、「精錬値分のLvのオートスペルが発動」です。
例えば、+7ファイアーブランドだとLv7のファイアーボルトが発動するようになります。
結果的に過剰精錬をあまりしないLv4武器の需要度が上がるとかそこまで考えてなかったり。
改造対象は、db → item_db.txt ファイル。
改造後の保存は、オーバーライド用のdb → addon → item_db_add.txt を使うと便利です。
その、改造したい対象のアイテム(今回はファイアーブランド)を探します。
1133,Fire_Brand,ファイアーブランド,4,20,,500,100,,1,0,414946,2,2,4,40,2,1,{},{ bonus bAtkEle,3; skill 19,3; bonus4 bAutoSpell,19,3,2500,EAS_ATTACK|EAS_NOSP; }
一番後ろの {} の中身が装備効果のスクリプト文です。
スクリプトのオートスペル命令に着目します。
bonus4 bAutoSpell,19,3,2500,EAS_ATTACK|EAS_NOSP;
装備効果のボーナス一覧は doc/item_bonus.txt に載っています。
デフォルトでは「Lv3のファイアーボルトが発動」という効果になっていますので、その発動Lvを「精錬値分のLv」に改造します。
精錬値を参照してくれる命令は「getequiprefinerycnt関数」です。これを使います。
bonus4 bAutoSpell,19,getequiprefinerycnt(4),2500,EAS_ATTACK|EAS_NOSP;
改造後の命令文です。これで精錬値分のLvのボルトが発動します。
getequiprefinerycnt関数の()の中身は装備箇所を指定します。この場合は「右手の装備の精錬値を返す」です。
この場合だと、アサシンの二刀流が「右手の装備の精錬値」ですのでおかしな現象になってしまいますが・・・s中段装備バグの一種で仕様だと思いましょうorz
↑今回の精錬値強化のサンプルです。item_db_add.txt にでも保存してお試しください。
他にも、「装備者のベースレベルに反応して強化する宝剣」や「所持重量に反応して強化する宝剣」、「特定マップにいる間強化する宝剣」などといった面白いこともできたりします。
色々なオリジナル要素を考えてみるのも面白いですね。
Cocoa URL 2006年11月19日(日)14時00分 編集・削除
うちの鯖では全Lv4武器に精錬効果をつけてますが、
需要が高いのは宝剣2種、村正、裏切りぐらいですね・・・
もともと効果の弱い武器に需要を持たせるなら飛び出た効果がないとなんとも・・・