、あんたが大好きだよ。
 でも…、ごめんね。まだあの人のことが大好きなんだ。忘れてなんてない、あの日々を忘れるなんてできないよ。まだ、あの人のことを覚えてる。
っ」
「あ、。どうしたの?元気ないじゃん」
「そんなことないよー、めっちゃ元気!」
「…空元気か?」
 そんな言葉にあたしの思考回路は一時停止。あれ?バレてる?それとも、ただ単に言っただけ?
「空元気?無理無理、あたしそんなことできないよ、か弱いもん」
「そうそう。か弱いもんなー、は」
 この関係が嫌なわけじゃない。でも、あの人だったら…。
『あたし、か弱いもん』
『自分で言うか?普通』
『いいじゃん』
『馬鹿じゃねーの?お前、うける』
 大声で笑ってくれるんだろうな。
?」
「…へ?」
「何、考え事?」
「う、ううんっ!別に、ぼーっとしてただけ」
「……そっか、よかった」
 苦笑い、でも少しほっとしたような表情。何で、「よかった」?
「何?どうした?」
「何で「よかった」なのかなーって」
「…だって、のこと考えてたのかなって」
「あー…そんな奴もいたねー」
「ひどっ」
 。そんな奴もいたね、なんて思ってない。忘れられない人。まだ生きて来た年数は少ないけど、多分、今までで一番愛した人。ごめん、の言うとおりだよ。

「…やっぱ負けたかー」
?」
「誰にも負けないって思ってたのに…には勝てなかったなあ」
 何もかもお見通し。どんな気持ちで、あたしと付き合ってたのかな?
「…
「そんな何回も俺の名前呼ばないで…泣けてくる」
「ごめん」
も報われないな」
「うん…二年間くらい、ずっと片想い」
「…だね」
 報われないけど、好きだもん。しょうがない。のこと、傷つけたくない。も、傷つけたくない。
 お天道様は、今日も変わらず輝いてる。
still