I'm nameless
例え傷を負ったって 例え骨が軋んだって
わたしはわたしでいたいから
例え傷が痛んだって 例え傷が増えたって
わたしはわたしでありたい
失くしてもいい人生なんてない
死んでもいい人なんていない
みんな誰かに必要として貰うために生き
誰かを必要とするために生きてる
だから、軽々しく「死ね」なんて言うなよ
誰かに必要とされるために 人は生きてるのなら
わたしは誰のために存在しているんだろうか
この小さな頭で悩むけど 一向に答えは見付からない
この世の中に 一体誰がわたしを必要としてるんだろう
幼かった頃 わたしは「無名」だった
一度だって名前を呼んで貰った覚えがない
名前があるだけでどれほど幸せだろう
名前を呼んで貰えるだけで
どれほどの幸福がここに与えられるのだろうか
何回手首を切っても わたしの血だけが床に滴るだけで
答えなんて 答えなんてどこにあるんだ
どうしたら見つけることができるんだ
わたしは 一体どうすればいいんだろう
今となっては顧みたくない過去
だけど実際にあった そこにしっかりと
腕に刻んだ称号はもうないけど
また刻もうなんてことはしない
答えはここに見つかった
名前だって見つかった
わたしは どこで生きてもわたしなんだ
わたしは どこへ行ってもわたしなんだ
声にだって出せる 自信を持って言える
わたしに名前をくれた人達は
わたしの大切な人でした
必要としてくれる人はここにいてくれた
近くにいすぎて気付かなかっただけで
「独りで悩むな」 頭を撫ぜてくれた
「ここにいるじゃない」 真っすぐわたしを見てくれた
「ほら、立てる?」 手を取って微笑んでくれた
信じてくれた
ああ、この人のために生きてるんだ
決して独りではないと 独りでいるなと教えてくれた
ずっと傍にいると ずっと離れないと
大好きだと 愛していると
与えられなかった言葉が やっとここに来て与えられた
与えてくれたのは
頭を撫ぜてくれた人でした
真っすぐわたしを見てくれた人でした
手を取って微笑んでくれた人でした
だから敬意を持って返す
わたしもあなた達が大好きだと
信頼してるよ
幸せになってね
愛してるから
もうわたしは無名なんかじゃない
生きるという大切な命題
生きるという大切な目標
死なない
まだあなたが生きているから
大切なものは いつもここに
確かに目の前で輝いてるから