あなたかそれとも別の誰かか自らかの、でたらめな指で表した絵画のような、現実
あくまでも冷え切った心臓の奥で、指切りも紙切れもない約束が熱をだす

中身なんて、見たくなくて見たいものの筆頭だけれど
必要ないねと笑って言えば、関係ないねと笑ってこたえる
笑って言うので地獄の底を見るのよりも応える、やっぱり嫌い
腫れあがった夢を臆面もなく話し合い、悪びれもせず着実に壊し合い
あなたの夢はわたしの、わたしの夢はあなたのものだ、胸くそが悪くなる

もし、ちかちかと耳障りな星座が潰れたら
嘘っぱちで明日が来るのを遅くしたら
今あなたのために焦げてみせたら、黙ったままの、誰が気がつくだろう

強いだけでしかない言葉の数々がたれ流しのはてに消えて、また新しくなっていくことだって
まだ誰も見てない
見せかけでは白い二つの背中があった、会った、合った……記憶や喜悦なんてまだ一度だってなくて、それでも満足していることを
まだ誰も知らない